神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

径山茶

2014-06-03 | 緑茶(中国茶)
この時期、サロンには新茶がいろいろ揃います。
5月までは緑茶が中心、6月になると台湾茶、岩茶、鉄観音などが入ってきます。

4月から9月くらいまではサロンでは毎回1種類は緑茶を飲んでいます。
コンスタントに人気があるのはやはり龍井。それから安吉白茶。
また、どこの地域の緑茶でも贈答品レベルのものが手に入ると、それはそれは美味しいです。

その年のベストと思われる緑茶は毎年様々ですが、
今年はなんと言っても径山茶かな。

浙江省杭州市余杭区で作られるこのお茶、
もともと余杭区径山鎮にある禅寺径山寺で作られていた茶がルーツで
日本への茶の伝来にも影響があったと言われています。

龍井茶よりも安いし、ある程度のレベルのものを買えば品質も安定している径山茶、
難を言えば日本では比較的手に入れにくいということでしょうか。

この径山茶は「中国茶アドバイザー・インストラクター」事務局に手配していただいたもの。
中国国際茶文化研究会とのパイプのお陰でこれだけ上質のものが手に入るのですね。

昔商社の中国向け輸出営業に携わっていた頃も実感しましたが
中国は‘関係’(いわゆるコネってやつですね)がものを言うお国柄。
本当に美味しくて上質なお茶は茶葉市場や茶荘に一見さんで行っても手に入らないというのが現実です。

台湾は自分でも何とかいいお茶を買い付けてくることはできますが、
大陸中国はいつもその達人にお願いしています。

現地に何度も足を運び、関係を作り上げ、
上質な茶葉を適正な価格で引いてきてくださるガッツあふれる女士們に感謝、です。
上海小町さん徳田さん、そして今回は事務局の碧眼猫さん

美味しく淹れないと、と身が引き締まる(実際には全然引き締まらない・・・)思いです。



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