神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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自家製青茶&紅茶@お茶の旅(東海編)-オマケ

2008-05-03 | 茶にまつわる文化・芸術
富士宮で午後2時ごろ摘んだ茶葉、家に着いたら既に夜8時。
一晩寝かせて明日紅茶を作ろう、と思い少し広げて置いておきました。
が、紅茶を作るのは初めて。
明日、朝起きてみて、皆枯れていたらどうしよう、
失敗したら?なんてあれこれ心配になり、
とりあえず半分の量は今日中に青茶にすることにして、11時ごろから作業開始。

以前包種茶っぽいものを作った時には最初にレンジで殺青したのですが、
今回は全てフライパンを使ってみました。
揉捻してはフライパンで軽く乾燥させ、揉捻、乾燥を繰り返して
気がついたら夜中の2時。
最後に軽く火入れをして乾燥終了。
味見は後日、また。

翌日、残りの半分で紅茶に挑戦。
先の部分が少し赤く変色して、全体的にしんなりしています。
これをまず力を入れて一時間近く揉捻。
水分が出てくるので、時々ドライヤーで温風を送って蒸発させます。

この時思ったのは、太目の茎はまず取り除いておくべきだったかな。
何せ素人なので、茎までしっかり撚るのは難しい。
結局最後の乾燥前に茎がついている部分は取り除いて、
別個にレンジで乾燥させたりしたので、
次回紅茶を作る時は一芯一葉摘みにするか、
揉捻前に茎を取り除いておくほうが後々ラクな気がする。

全体的にねっとりと塊りになってくるので、それを解きほぐします。
炊飯器にクッキングシートを敷き、そこに茶葉を入れ、
上から水で濡らしたキッチンペーパーをかぶせて
「保温」モードにして1時間置きます。

かなり紅茶らしい香りが漂ってきました。
蓋を開けると茶葉が褐色に変わっています。
フライパンにクッキングペーパーを敷き、弱火の遠火で10分くらい揺り動かしながら乾燥。

出来上がった茶葉は、
左から青茶、青茶の崩れ葉(葉の先っぽ)、紅茶。


3日ほど置いて、試飲してみました。
水色を見るとわかるんだけど、青茶はちょっと火入れのし過ぎですね。
萎凋も中途半端なので、
味は少し劣化した緑茶を焙煎し直したみたいな感じ。
青茶はやっぱり難しいなあ。
家で作る時は潔くレンジを駆使したほうが味はいいですね。
やぶきた種は合わないというのもあるかもしれないけれど。

紅茶は紅茶らしい味わいです。
香りは甘いんだけど、タンニン分が少ないせいか、ちょっと味に深みが足りない気はしますけど。
お茶まつりで買ってきた柚子ジャムを入れたら、ロシアンティーならぬフジノミヤンティーって感じで美味しかったです。
(この柚子ジャムを売っていたらぶりぃなオジサン、「紅茶にも合うよ!」を宣伝文句にしてたので。)

葉底を見ると、やはり青茶は発酵が足りないし、ムラがありますね。
紅茶はまずまず。
大変だったけど、かなり面白かったので、毎年恒例にしたいなあ。
来年は、紅茶に再挑戦します!
コメント (11)
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