神融心酔 

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奉化曲毫

2007-06-01 | 緑茶(中国茶)
これもいただき物。
あまり聞いたことのないお茶だが、工藤先生がasahi.comで絶賛しているものだ。

浙江省、寧波市の隣の奉化市というところで作られる。
奉化市は水蜜桃が有名で、蒋介石の故郷でもある。
このあたりは茶畑も多く、日本向けの煎茶も出荷している。
埼玉県の入間市とは友好都市である。

ネット検索で調べてみると、
宋代から「曲毫茶」という名茶があったようだがいつからか途切れてしまったらしい。
80年代には龍井茶スタイルの茶に力をいれていたがコスト面で競争力が低下、
1984年から奉化独自のブランド作りをめざして研究を始め、
試行錯誤の後、1996年に「奉化曲毫」は誕生した。
まだ日本ではあまり知られていないようだが、
浙江省の名茶としても認定され、いろいろな賞も獲得しているとのことで
奉化市の茶産業を背負ってたつと期待されている。

白い産毛が目立ち、クルッと丸まっていて、見るからに期待できそう

少し温度を低めにして、茶漉し付き茶海を使っていれてみた。
優しい香りで、旨味が多く、煎が進む。
これはかなり美味しい

聞くところによれば、福鼎大白茶を使っているとのこと。


左は西湖龍井、右が奉化曲毫。
なるほど葉の大きさが違う。
産毛の多さもうなづける。
中国の緑茶も旨味重視のお茶に少しずつ嗜好が変わってきているのかもしれない。
コメント (4)
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