男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1421 はもと夏野菜の天ぷら

2023年09月26日 | 魚介類
このところ、私の身の回りで、廃業・閉店が立て続けにありました。長年懇意にしてきた肉屋さんと、自動車の修理工場が突然廃業され、近所の文具卸店がデイサービスに変わりました。
私のふるさとでは、4市町にある5つの高校を2校に集約するため、私の母校が廃校と言います。
調べると母校の生徒数は現在220名。私が在学のころは860名(最盛期1100名)なので1/4に減ったことになります。青春の思い出がある母校がなくなるというのは淋しいですね。
肉屋さんなど3軒の廃業理由は分かりませんが、母校の廃校理由は少子化による生徒数の減少です。普通科3校を集約しても生徒数は700名と言い、私の在学時より160名も少ないのです。少子化の悩みは現代のことと思っていましたが、はるかむかしローマ帝国も少子化対策をしたと言います。ころは紀元前18年アウグストゥス帝の治世時、市民が子育てを嫌って結婚しなくなって少子化が進みます。対策として「ユリウス正式婚姻法」を制定しました。
その概要は、男性25~60才・女性20~50才の市民が対象で、未婚者は市民生活で不利になるというものでした。男性は要職に就くとき、独身者より既婚者を優先、出世も既婚者が有利で子供の数が多いほど優遇されました。女性は50才まで独身だと相続権を失い、所有資産を制限され、既婚女性は子供の数が多いほど、税制で優遇される・というものでした。
この法律を制定したアウグストゥスは、自分の名を8月に採り入れ「august」に変えた人です。それまでは「sextilis(6の意味)」でした。「6が8になる意味」は次回以降でお伝えします。
はなしが脱線しました。お送りするレシピは揚げ物二題「はもと夏野菜の天ぷら」と「イカと夏野菜のフライ」です。揚げ物の摂取熱量は中身=素材より外側のころもと揚げ油の方が多く、天ぷらよりフライの方がより顕著です。詳細はレシピの序文をご一読ください。

旬のはもと野菜の天ぷらです。揚げ油は使い回しは避け、新しいのを使います。
素材と揚げ衣を冷くして、ころもは薄くつける・・この二つが天ぷら作りの要点と
思います。摂取熱量の内訳は、素材180kcal、ころも83kcal、油が177kcalです。

材 料 ・・2人分

活けはも 1尾 220g ・・一口大に切る
なす 1本 80g ・・2センチ大の筒切り
オクラ 4本 40g ・・ヘタを切り落とし、中ほどに切れ目を入れる
小玉ねぎ 1こ 60g ・・6~7ミリ巾の筒切り
揚げ油 1リットル 1000cc ・・推定消費量=材料の10.0%=40g

揚げ衣の材料・・粉と水は冷蔵庫で冷やしておく
天ぷら粉 70g ・・網ザルなどで篩い、冷蔵庫で冷やしておく
水 100cc ・・ボウルに入れ、冷蔵庫で冷やしておく
別に「打ち粉」用として 粉・少々

揚げ油を用意する
鍋に油を入れて火にかけ、170℃に熱する。
・・揚げ油の使い回しは2~3回まで。できれば新しい油がよい・・
揚げ衣を作る
冷水が入ったボウルにてんぷら粉を入れ、手早くさっくりと混ぜる。
・・多少の粉やだまが残って良い・・
材料に粉をまぶす・・打ち粉
揚げる素材に粉をまぶし、余分な粉をはたいておく。
油で揚げる
打ち粉した素材を、揚げ衣をつけ、熱した油で揚げる。
・・一度に多くを揚げない、3~4こずつ揚げる・・
素材が浮き上がって、泡が出始めたら箸で摘んでみる。
チリチリと振動が伝わったら引き揚げ、スノコかペーパーに移して油切りする。
器に盛り付けて出来上がり




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