
大雨が降ったあと気温が急に下がり「台風一過」のような昨日・今日です。それで
も一昨日25日の朝はヒヤリとさせられました。明け方からの猛烈な雨で前の畑が
プール状態なので水抜きの手当てをし、30分後に様子を見に出ると畑どころか、
道路まで冠水していました。
19年前(’94)の9月6日、夜半から約4時間、池田市から伊丹市にかけ東西11キロ、
南北6キロの範囲内で200~400㎜の雨が降りました。局地豪雨であります。豪雨
の中心部にある伊丹空港は地下の配電盤室が浸水、空港機能がまる一日麻痺
状態になり、国内便を閉鎖しました。国際便発着は、3日前の9月4日、関西空港に
移したあとで事なきを得ました。
同夜から未明にかけ、池田・豊中・伊丹市内では住宅の床上浸水を含む多くの
被害が出ます。我が家も床上浸水の被害に遭い、後始末に3か月もかかりました。
一昨日の豪雨は、19年前の恐怖を呼び起こしました。
一度経験しているので、狼狽えはありませんが、あと15cmで水勢が止まり浸水を
免れたときはホッとしました。水が引いた後の路上にドジョウが1尾残されました。
前回も魚が数尾残されました。こういうときは魚も逆上して行き場を失うのでしょう。
レシピは「鶏首づるの醤油煮」と「鯵の開きを焼く」です。鶏の首づる肉は「せせり肉」
と言い、「鶏肉は、ささみ→胸肉→もも肉→せせりの順に旨い」と言います。「せせり」
をとるのにテマがかかるので、売る店は限られます。入手するには「鶏ガラ」を買い
その首づるを煮て食べるのが手っ取り早い方法です。食べる部分は少ないですが、
おいしいことは請け合い・・値段も安いので、是非一度ご賞味ください。
鶏ガラを煮出してスープをとった残りの首づるを、4~5㎝のぶつ切りにして甘辛く煮つけました。
平飼いの親鳥をつぶした鶏の首づるなので、食べられる肉はホンの少しですがこれが実に旨い、
極端にいえば近来まれな珍味でした。棄て物でも工夫すればおいしい一品ができるレシピです。
材 料 鶏の首づる 4羽分 ・・鶏ガラは、首づるのせせり肉が
残っているのを選ぶ・・
調味料 日本酒 大さじ 3
みりん 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 1
以上は基本ベース・・甘いのが好みなら
さとうを加える・・など実際に煮つけてから
好みの味に加減してください。
鶏ガラスープをとった出汁ガラの首づる
だけを、5㎝のぶつ切りにして煮るだけ。
廃鶏の首づるなので、せせり肉のような
柔らかさはないが、鶏本来の旨味があじ
わえます。これは、ご飯の「おかず」には
向きません。酒の肴オンリーです。
作り方 首づるをぶつ切りして、レシピの調味料で
煮るだけの料理です。
食べる量はわずかながら、お酒のさかなに
すれば量が少ないので、のん兵衛にはベスト
なさかなです。
買う時の注意・・鶏ガラの首をみて、せせり肉を
とったものはNG!・・せせり肉がついていれば
若鳥でも、親鳥でもOK。
100円単位の安い食材なので、首づるをスープ
にとらず、直接、煮つけてもよいと思います。
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