男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1107 イワシのカツレツ

2018年05月29日 | 魚介類

レシピは「カツレツ二題」です。カツレツの元はフランス料理の「コートレット=cotelette」
が原型で、英語では「cutlet」=肉の切り身を言い、調理方法ではないと言います。カツ
の語源とされる「カツレツ」は、スライスした仔牛肉に細かいパン粉をつけてフライパン
などで炒め焼きする「コートレット(cotelette)」が変型した料理・・オイルで揚げる料理で
はないようです(以上wikipedia「カツレツ」より抜粋)。

カツレツは「肉類に小麦粉、溶き卵、パン粉をつけ、バターを溶かしたフライパンで焼く」
・・肉類は「肉の切り身」または「ミンチ状の肉を成形したもの」、調理法は「バター焼き」
で、揚げ物ではなかったようです。名前も「コートレット」が「カツレツ」に変り、それが略
されて「カツ」に変りました。

明治のころ日本に入り、主に牛肉、豚肉、鶏肉など肉類に上記の「コロモ」をつけ、油で
揚げたものを「ビーフカツ」「トンカツ」「チキンカツ」と言うようになりました。

一方、油で揚げる料理に「フライ」があります。私たちの感覚では熱したオイルで揚げる
料理が「フライ」で「カツレツ」も同じ「揚げもの」料理と解釋しています。それが違うと言う
・・フライの語源は英語の「fly」で、揚げるだけでなく、炒める・焼くなど、オイルを使う料理
全般を指す・・と言います。因みに、たまごの目玉焼きは「fried egg」と言います。詳しくは
下記URLをご覧ください。

目玉焼きって英語でなに?両面焼きか片面焼きで言い方が違うらしい!
https://macaro-ni.jp/35369

レシピ二題は「いわし」と「サクラマス」を、小麦粉・とき卵・パン粉をつけ、バターで焼いた
料理・・「肉」が素材でないので「カツレツ」でなく「フライ」の方が良かったかも・・と思いまし
た。ネーミングは兎も角、おいしい料理・・揚げるより簡単で摂取Calも低いと思います。



カツレツ・・Wikipedia「カツレツ」より

イワシが好きでよく食べます。食べ方は塩で締めて酢を通す酢締め。煮物は生姜煮、梅煮や
辛煮。揚げ物は天ぷら・フライでどれも大好きです。中でも好きなのはフライです。レシピは
フライコロモをまぶしてバターで焼くフライ風・・バターの香りでフライよりおいしいと思います。


材 料
イワシ 3尾 180g
たまご 1こ 50g
小麦粉 適宜
パン粉 適宜
塩胡椒 適宜
バター 大さじ 3 30g

作り方
イワシの処理
頭を切り落とし、腹を割いて腸を掻き出して
冷水に入れ、きれいに洗って水けを拭き取る。
まな板に置き骨に沿って包丁を入れ、背開き
にして中骨を切りとる。
中骨の切りとり方
頭の方から中骨に沿って包丁の刃先をいれて
尾の方に滑らせる。反対側は尾の方から刃先
を入れて滑らせ、骨は尾のところで切りとる。
包丁が面倒なら手開きでも良い。
イワシにコロモをかぶせる
鰯に小麦粉を振りつけて余分な粉をはたいて
落とし、卵液にくぐらせ、パン粉をまぶす。
パン粉をまぶすときは、トレーにパン粉を入れ
その上に卵液をくぐらせたイワシを置き、上から
パン粉を振りかけて他で軽く押しつける。
コロモをかぶせたイワシをバターで焼く
フライパンを火にかけて、熱したらバター大さじ
2を加える。バターが溶けたらフライパンをグル
グル回し、バターを均等にしてころもをかぶせた
イワシを並べて焼く。
キツネ色に焼けたら裏返し、バター大さじ1を加え
キツネ色になるまで焼いてできあがり。
コメント
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