男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1113 そら豆とイカとパプリカの炒め

2018年05月23日 | 豆類・とうふ類

そら豆が旬を迎えています。昨秋、家の前の畑に植えつけたそら豆が順調に育ち4月中ごろから
採り始めます。この頃のそら豆は未熟で、塩茹でするとしっとりとした食感が堪らなくおいしいです。
好天気が続くと、そら豆は日毎に生長して、油断すると美味しい食べごろを逃してしまいます。

5月に入ると一気に実が大きくなって熟し始めます。この頃になるとそら豆のさやのタテ筋が茶色
に変り、更に進むと豆全体に褐色の斑点が出てくる・・こうなると、茹でてもパサついた食感になり
ますが、人によってはその方がおいしいと言う・・食べ物の好みは人夫々であります。

そら豆の原産地は、地中海から西南アジアと推測されます。イスラエルの新石器時代の遺跡から
も出土していて、古代エジプトやギリシア・ローマ時代にも食べていました。紀元前3000年以降に
中国に伝わり、日本には8世紀のころ渡来した・・と言います。

そら豆を食べるには「鮮度が命」と言い、収穫してから3日が限度。できたら、産直市場などでその
日に採れたのをゲットして、その日に食べるのがベストな食べ方です。しかも、莢ムキしたら直に
茹でる・・それも沸騰させずに茹でるのが甘味を引き出すと言う・・茹で時間は3分ほどです。

そら豆(茹で)の栄養成分は100gあたり112kCal、蛋白質10.5g、カルシウム22㎎、鉄2.1㎎
と中々の優れものです。

レシピは「イカとパプリカの炒めもの」と「ホタルイカとの白和え」の二題・・今ごろの熟したそら豆の
食べ方です。今日市場で見たのは1パック(400gほどが)350円でした。莢が褐色になっていない
のを選んでください。


旬のそら豆を使った一品です。そら豆のグリーンとパプリカの赤、イカの白・・と目を楽しませる
炒め物です。あまりたくさん作らず、さっと炒めて小鉢か小皿にほんの少し盛りつけます。そら
豆の代わりに、アスパラガスやスナップエンドウ、絹サヤなど出盛りの野菜で楽しんでください。


材 料
そら豆 20g 60g ・・(さや抜きして)胴の皮を剥きとっておく
するめいか 胴一尾分 80g ・・胴の皮を剥きとって2cm×3cmの短冊に切る
パプリカ 1/3こ 60g ・・2cm大の角切り
ニンニク 1かけ 10g ・・みじん切り
サラダ油 適宜

調味料
味塩 一つまみ 3g
塩・胡椒 適宜
白ワイン 適宜

作り方
フライパンにサラダオイルを大さじ1をと刻んだ
ニンニクを入れ火にかける・・火は中火。
ニンニクの香りが立ったらイカを加えて炒める。
いかの色が変わったら引き揚げてボールに移す。
次いで、パプリカを加えて炒め、オイルが回ったら
塩胡椒を一振りして、そら豆を加えて炒める。
次いで、ボールのイカを戻して全体をザックリまぜ
器に移す。

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