男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

シーチキンと根菜の炊込みご飯

2016年12月16日 | ご飯類
前回、中高年が1日に必要とするカルシウムの量は750㎎ほど・・とお伝えしましたが、体内
への吸収率を考えると(特に高齢の方は)1000㎎は欲しい・・と言います。1日の摂取リミット
は2400㎎ですが、通常の食生活では(サプリメントを摂る場合を除き)摂取過剰の心配はな
いようです。

摂取したカルシウムを有効に体内に取り込むには、カルシウムの吸収を促進するものを摂り、
吸収を妨げるものを避けることです。前者は、ビタミンD、乳糖、オリゴ糖、CPP、蛋白質など。
後者・・妨げるものは、シュウ酸、フィチン酸、食物繊維、リン、アルコール、カフェイン、喫煙
などがあります。(CPP、シュウ酸、フィチン酸については、下記注記・URLをご参考下さい。)

カルシウム吸収に大切なのはビタミンDで、魚類や茸に多く含みますが、日光にあたることが
一番です。血液中のビタミンDの80%は、日光に当たることにより皮膚で作られるからです。

骨粗鬆症を防ぎ、骨を丈夫にするには、次の四つが大切と言います。
1.バランスの良い食事を摂る。2.適度の運動をする・・こまめにからだを動かす。3.ビタミン
Dを作るため、日光に当る。4.充分な睡眠をとる・・骨の成長ホルモンは夜寝ている間に分泌
されるから・・と言います。

お送りするレシピ三題で注目して欲しいのは「春菊の白和え」でカルシウムの量が抜群に多い
・・これは、春菊・豆腐・ゴマが夫々カルシウムが豊富だからです。春菊に限らず、冬の青菜は
カルシウムが多いので、煮浸しや炒め物などにして食べてほしい野菜です。また、「白和え」は
豆腐とゴマを使う(双方カルシウムが豊富)ので、日頃のメニューに多用して欲しい料理です。



ホウレンソウのシュウ酸について・・食生活Q&A?より

フィチン酸の含まれる食品とは?・・サプリメント大学より


注記・・CPP=カゼインホスホペプチド(Casein Phosphopeptide)の略。牛乳の主要蛋白質である
カゼインが酵素分解されてできる成分。カルシウムが腸内でリン酸と結合するのを防ぎ、体内での
カルシウムの吸収性を高めるため、健康な骨づくりという観点から注目されている。

炊込みご飯で最も簡単な部類に入るご飯です。ツナ缶の味が濃いので味付けは淡口小さじ1だけ
にします。相手は根菜にしましたが、里芋と人参と炊いてもおいしくいろどりもきれいです。シーチ
キン一缶で色んなご飯が楽しめる・・椎茸やしめじなどもおいしい・・おかずは湯豆腐が合います。


材 料
米 1カップ 150g ・・水洗いしてザルに空け水切りする
具材
ツナ缶 1缶 80g ・・缶を開けてザルに移して水切りする
大根 3㎝ 50g ・・4~5㎝長さの細切り
人参 3㎝ 30g ・・3㎝長さの細切り
ごぼう 1/4本 30g ・・ささがきに切って水に放つ
こんにゃく 1/4丁 30g ・・3㎝長さの細切り

調味料
出汁 1カップ 180cc
淡口醬油 小さじ 1 4cc

作り方
炊飯釜に洗米を入れ、ツナ缶以下の材料を入れて
出汁とと薄口醤油を加えて火にかける。
あとは出来上りを待つだけ・・炊きあがったら、鍋底
からざっくりと混ぜて、器に盛り付ける。
三つ葉の軸を刻んでトッピングする。


コメント
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