男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

しっぽくそうめん・・冷製

2013年08月08日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ

猛暑の日が続いていて、お昼ご飯は3日に1度は冷たい「そうめん」・・それも
薬味は絞り生姜と細ねぎの刻みだけ・・が好みです。これだといくらでも食べ
られます。ある方の食べログに「そうめんをせっせと食べたら体重が増えた」
という記事を読んで驚き、そうめんの熱量を調べました。

茹で麺一食分250gが標準として、手延べそうめんは317kCal、茹でうどんが
262kCal、干そばを茹でたのが285kCalでそうめんが一番多いのが分りました。
それを、生姜とネギだけの250gでは不足とばかりに、5割増し食べたら475kCal
になります。そこで、色んな具をのせる「しっぽくそうめん」を思いつきました。

レシピはしっぽくうどんに使う具をそうめんにのせて、そうめん出汁をかけた
冷麺です。熱量の低そうな具をたっぷりのせた「しっぽくそうめん」なら、熱量
は減る・・しかも栄養成分のバランスが良いはずと思いました。

日経・夕刊「明日への話題」というコラムは今、落語家の「笑福亭仁鶴」さんが
土曜日を担当していて、8月3日は「そうめん」をとりあげていました。師匠の
奥様はWIKIPEDIAによれば「吉本新喜劇」の元女優さんだったとか・・師匠の
健康を気遣い、料理にはずいぶん工夫をされているようです。

師匠も夏の食事は素麺が多いが、それだけだと栄養が偏るので奥様はひと
工夫して、季節野菜や天ぷらを添えてくれる・・そうめん本来の淡白さに揚げ物
の香ばしさ、歯触り、風味が食欲をそそる・・と書いています。

仁鶴さんの噺に「壺算」があります。「壺算」は上方の古典落語で、数多の噺家
が演じています。噺の内容は、別の機会に概要を書きます。

レシピは、前回お送りした「えびの旨煮」を使う「しっぽくそうめん」と「きゅうりと
えびの酢のもの」です。作り置きした「えびの旨煮」があれば手数がかからず
簡単にできる・・・どちらも、お試しいただきたい料理です。

真夏の昼は冷たいそうめんが一番・・それも絞り生姜と細ネギの刻みだけでよい・・というのがホンネです。大葉や
椎茸旨煮の繊切りが入るとかえって食べにくいもの。でも、生姜とネギだけでは栄養学的には単純すぎる・そこで
考えついたのが、具たくさんの「しっぽく風」のそうめんです。好きな具材を色々のせて、冷たくしてお試しください。


材 料 手延べそうめん 4束 200g
素麵のつゆ 1カップ 180cc
昆布のつけ出汁 1カップ 180cc
具 材 えびの旨煮 2こ ・・レシピ№534「えびの旨煮」・・ご参考
鶏肉の旨煮 2切れ ・・下記
椎茸の旨煮 2枚 ・・鶏肉の旨煮の煮汁で煮る
なすの旨煮 2こ ・・椎茸の旨煮の煮汁で煮る
オクラ塩茹で 2本 ・・ヘタと先を切って塩茹でする
わかめ 適宜 ・・生ワカメをサッと塩茹でする
かまぼこ 2切れ ・・赤色のかまぼこをそぎ切り
出汁巻き玉子 2切れ ・・市販のもの

具材が多いので「面倒!」と思われるかも知れません。
でも、えびの旨煮を作り置きすれば、簡単にできます。
まず、鶏肉の旨煮を作り、その煮汁で生椎茸を煮る・・
シメジを煮たのもおいしい・・そのあとの煮汁でなすを
くっつりと、煮汁がなくなるまで煮ます。
鶏肉の煮汁・・ 日本酒 1/2カップ
みりん 1/3カップ
創味つゆ 大さじ 1

以上を煮たてて、一口大に切った鶏肉を煮る・・煮立ったら
2分で程で火を止めしばらくおき味を含める。
この煮汁で椎茸となすを煮る・・味が薄いときは加減する。
ワカメは生食できるものならそのままを・・代わりに焼のり
でもOK。かまぼこも出汁巻きも、ケチらずに加える。

硬めに茹でて水洗いしたそうめんを器に盛りつけ、具材を
彩りよく乗せて、冷やしためんつゆを注いでできあがり。
めんつゆは、好みのそうめんつゆに昆布の浸け出汁を
適量混ぜたもの。
この料理・・半分が既製品をつかうので、具材が多い割に
作ってみれば簡単です。

見ただけで豪華でおいしそう・・・な、冷たいそうめんです。

コメント
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