男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

牛切り落とし肉のサッと煮

2010年04月11日 | 肉類・たまご

家から、車で10分くらいのところに、「JA神戸六甲」が経営する
「スマイル市場」ができました。伊丹市の農家が生産する野菜が
主な商品です。一角に神戸牛肉の売り場があり、ここのお肉が
おいしいのですが、値段も安くありません。一番安いので100gが
580円、高いので2000円くらいです。

平場に買いやすい値段のパック入りが並べてあり、運がよいと
「50%引き」のがあります。
そこを丹念に探し、「ロース切り落とし」50%引きを買いました。
値段は2パックで1000円くらいでした。
レシピにも書きましたが、帯状の白い脂の部分を除くと300gが
200gに減りましたが、サッと煮にしたら濃厚な味のお肉でした。

からだのことを考え普段はこんなお肉は敬遠しますが、ときどき
脂が入ったおいしい牛肉を食べたい・・・と思うことがあります。
そんなときは迷わずに買い求めて食べますが、量り売りの高い
のは買わず、パック入りの「切り落とし」を買うことにしています。

「切り落とし」とは商品の形を整えるときに出る「切れ端」のこと、
単に「切り落とし肉」と称し、パックの上側だけきれいな肉を並べ
下は白い脂身ばかり・・と言うのを置いている店もあるので油断
してはいけません。肉類のほか手延べ「そうめん」や「うどん」、
「カステラ」に「くじらベーコン」の切り落としなどもあります。

きょう日、名前だけを「切り落とし」と称して、中身はそれ相当に
質を落としたのがあるので、安いと思っても中身がよくわからない
ときは、サンプルとして1つだけ買ってみます。
中身を確かめ間違いないと思ってから、必要とする量を買います。
質のよい商品をできるだけ安い値段で買う・・・それも料理を作る
者の楽しみのひとつであります。
  
体脂肪の数値が気にかかるので、日ごろの食事には脂が多い肉類を敬遠しています。
それでも、無性にお肉がたべたいときがあります。レシピのような霜降り牛肉のときは、
脂の部分を丹念に取り除きます。パックの量目は300g、脂をとったら200gになりました。

材料
牛肉薄切り   4枚 200g 白い脂の部分を取りのぞく
ねぎ 3本 200g 白いところは斜めに、葉は6cmに切る
しいたけ 4枚 50g じくをとる
エリンギ 大 2本 100g 根元を6等分してたてに割く
ごぼう 1/3本 50g 長い目のささがきにして茹でる
あと、焼き豆腐、糸こんにゃくや、すき焼き麩
菊菜など好みの具材にしますが、煮る食材は
せいぜい3~4種くらいまでにします。

調味料
日本酒 1/2カップ 90cc
みりん 1/4カップ 45cc
濃口醤油 大さじ 5 30cc
さとう 大さじ 3 30g
このレシピだとけっこう濃厚な味になり、若者向きですが、
高齢な方でも、濃厚な味が好き・・・と言う人もいます。
1日3食、何でもかでも低脂肪・薄味に拘らず、メリハリをつけ
ご自分がお好きな味で、おいしくたべてほしいと思います。

その代わり、あとの2食は「熱量」と「塩分」を少ないものに
して、1日の食事のバランスをとればよい・・と思います。
とは言え、これはわたしの無責任な私見です。
栄養士の先生が、どのように仰るかは分かりません。


作り方
牛肉を煮る時は、すき焼き鍋のような鉄製の厚手の鍋がよい。
フライパンのような薄手の鍋は、熱の回りが早くて不向きです。
牛肉を煮るときは、1枚づつほんとうにサッと煮にする。
肉の色が変わり始めたら、裏返し一呼吸置いて引き上げます。
お肉のピンク色が残るくらいの、煮えばなを食べるのがBest。

肉の横に、茹でたささがきごぼうと椎茸を置いて一緒に煮る。
肉を引き上げたら、エリンギとねぎ入れて煮る。

煮汁でが残ったら、糸こんにゃくを絡めて煮てもよろしいし、
焼き豆腐もよし、煮汁を吸い込むが焼き麩もおいしいです。




コメント
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