自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「発達障害の僕が 輝ける場所を 見つけられた理由」

2017-08-21 05:19:06 | 図書メモ


なが~い名前の本で、著者は1994年生まれの栗原 類氏。2016/10

最近、<発達障害>という言葉がマスコミに頻繁に取り上げられています。
私のお気に入り、「勝間和代さん」もADHDという発達障害だそうで、
以前から興味は持っていました。

読んでみて面白かったのは、日米の対処法の差です。
歴史が長いせいなのか、宗教的背景なのか分かりませんが、
欧米の方が、とっても寛容なようです。

特に発達障害の子どもにとって、
教師サイドに精神的ケアがあるかないか?は大きな違いです。
栗原氏は日本とアメリカの両方で幼稚園や小・中学校を体験したそうですが、
日本では、教師に理解がないので、辛い毎日だったそうです。

特定の分野に障害があっても、別の分野で秀でる点があるので、
勝間さんだけでなく、学者になっている方がたくさん居るそうです。
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「老いるほど 血管が強くなる 健康法」 5

2017-08-20 06:01:22 | 図書メモ


著者は「一日一食はまったくナンセンス」と決めつけています。
P.203 食事は一日二食が理想です。
   朝と夕方早めに食べる二食です。


自力整体の整食法は表向き「一日三食」ですが、
東洋医学的には、<午前中は排泄の時間帯>なので、朝食は水分のみ。
昼は重すぎない<澱粉・炭水化物>を12時頃に軽く。
夜は早め(なるべく18時までに食べ終える)

私は10年前に、この整食法と自力整体で膝痛を治したし、
体重も無理なく4kgほど減って、理想的体調になりました。
だから、生徒さん達にも、
「早く治したい不調があるのなら、整食法をやってみれば?」
と、薦めます。
治れば元に戻しても良いのだし、途中で変えても、何でも良いのです。
「始めたら、もう戻れない」のではなく、試してみれば良いのです。

そんな私も、現在は南医師が言うように、
朝食の味噌汁にキヌアや押し麦を入れたり、具を増やしたり、
ヨーグルトに甘酒キューブ(凍らせたモノ)を入れたりして、
昼より朝の方が重くなりつつあります。

その結果、お通じの具合がとても良くなり、何故か体重が2kg近く減。
「時間栄養学」という本を読みつつあるせいかもしれません。
とにかく、自由に、3週間ぐらいずつ、興味にまかせて試してみるのは、
面白いし、楽しいし、体調がもっと良くなるのかもしれないのが魅力です。

自由な発想で、楽しくチャレンジしましょう。
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「老いるほど 血管が強くなる 健康法」 4 トランス脂肪酸

2017-08-19 06:06:56 | 図書メモ


P.181 トランス脂肪酸とは、植物油に含まれない人工的に加工された
   不飽和脂肪酸のことです。サラダ油、マーガリン、ファーストフード、
   スナック菓子などに多く含まれています。

もう、常識ですね。
でも、気にしている人は多くないようです。
私はお菓子やパンなどは自分で作るので、買うことはありません。

友人のお土産や、夫が買ってくるものは、有り難くいただきます。
でも、これらは日常的ではないので、あくまでも「時々」です。
食生活の原則として、<不自然な食べ物は摂らない>ようにしています。

たまに原則を無視することがあっても、「すぐに原則に戻る」ので、
胃腸が強いのかな?と思っています。
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「老いるほど 血管が強くなる 健康法」 3

2017-08-18 05:33:28 | 図書メモ


今日は「食事法」について、です。
P.171 外食や加工食品の最大の問題は化学調味料です。

   (中略)化学調味料を摂ると、
   胃の粘膜からトリプトファンが出てこなくなります。
   すると、消化不良になったり、下痢を起こします。

著者は、駅弁を食べると必ずお腹の調子が悪くなるそうです。
随分、敏感ですね。
私は生まれつき(?)胃腸が強いらしく、結構何でも平気です。

P.171 お弁当は腐らないために抗酸化剤がよく使われていて、
抗酸化剤のグルタチオンがトリプトファンを壊すそうです。
これはスーパーやコンビニに並んでいる加工食品も同じだそうな。

私は習慣的に加工食品は避けてきました。
理由は、
①何が入っているのか分からないモノは信用できない。
②ちょっと手をかければ、同じもの、または、より美味しいモノを作れる。
③殆どのモノは自分で作れば安価にできる。

しかし、世の中は私のような暇人(=リタイア後で時間を自由に使える)は少数派。
外食はもちろん、コンビニ食(中食)、家で使う食材が加工品ばかり・・・・など、
自然でない食品を摂る方の方が多いのだと思います。

これはこれで「仕方ない」と思いますが、
せめて<自分の健康度をチェックする習慣>をつけてほしいと思います。

私が考える<自分の健康度>は、
①よく眠れて、朝の目覚めがスッキリ!
②食事が美味しく、日に1~2回の排便がある。
③色々なモノに好奇心が湧き、行動できる。

④身体に痛みが無い。(私は時々、歯が不調)
⑤面白い人(または本やイベント)に出会う。
  これは「自分のアンテナが錆びついていない」という状態です。
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「老いるほど 血管が強くなる 健康法」 2

2017-08-17 08:19:41 | 図書メモ


詳しくは、本を読んで自分で勉強していただくとして、
簡単にメモします。

血管が強くなる健康法の第一の柱は、

P.110 運動
内容はP.111 自律神経をコントロールして副交感神経を刺激するような運動 

第二の柱
P.112  自律神経の閾値を高める
   (感動をテーマとした生活習慣を築く)
   

第三の柱
P.114  食事法
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「老いるほど 血管が強くなる 健康法」 南 和友・著

2017-08-16 05:47:26 | 図書メモ


著者は心臓外科医でドイツに留学、ボッフム大学永代教授だそうです。
2016/9出版。

フツーは、<老いるほど、身体は弱くなる>
けれど<判断力やし思考基準はブレなくなり、強化される>
と思われています。

なので、この本のタイトルを見たとき、まずは、
「へぇ~~? そんなこと、あるのぉ??」と思いました。
キーワードは、
P.17 血管力 

   栄養の滞った木の枝がそれ以上伸びず花を咲かせないのと同じように
   血液がドロドロになると血管が詰まり、
   その先にある器官(臓器)に十分な栄養がいかず働きが鈍くなります。

ふむ。私が好きな植物の健康に例えた話は、非常に分かり易いです。  
ドロドロ以前に、血管そのものの中にプラークというゴミが付着して、
流れが悪くなる場合もあります。(=動脈硬化)

プラークは悪玉コレステロールと白血球の戦いの結果、
白血球が食い潰れて、どんどん堆積してしまったモノだそうです。

とにかく、このような血液や血管にならないことが重要です。
普通、トシをとると、これらは「避けられないこと」のように思われています。
が、著者は<老いるほどに血管が強くなる健康法>を紹介しています。

それは、明日ご紹介します。

 
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1分! 脚とじダイエット  有吉与志恵・著

2017-08-15 05:27:43 | 図書メモ


古い本ですが、説得力があり、分かり易いのでメモしておきます。
P.5 (椅子に座って膝を閉じているのが辛い場合)内転筋が弱っている。

   その内転筋を鍛えることで望める改善点は、
   ①太ももの張り出しが解消される。

   ②ふくらはぎが細くなる。

   ③ヒップアップして、小尻になれる。

   ④膝の上のお肉がとれる。

   ⑤ぽっこり下腹が解消されて、くびれができる。

   ⑥O脚が治る。
   
   ⑦生理痛、身体の冷え、むくみといった女性特有の悩みがなくなる。


その解消法は、自力整体やピラティスなど、多くの体操教室が行っている
基本的な体操が多く見られます。いくつか挙げると、

1. 正しい立ち方、座り方、歩き方 から始まり、

2.リセット・コンディショニングとして、
  ①クルクル・トン
  ②内ももフローリリース
  ③足首まわし

3.アクティヴコンディショニングとして、
  ④ブレストレーニング
  ⑤ストレートカーフレイズ
  ⑥クロスウオーク

  ⑦コアウオーク
  ⑧回旋コアウオーク
  ⑨バッククロスウオーク

4.アダクション、ストレートレッグレイズ、アブダクション

5.ヒップスクイーズ、バックエクステンション、Heel slide & up

などなど、写真&解説を見ないと分からないと思うし、
体操経験のない方が見様見真似でやっても、
正しくできるかどうかは、3割くらいかな?と思います。

私でも、やったことがない体操がいくつかあるし、
自分で思い込んでいる内容と、本質がずれていることはよくあるので、
ちゃんと習うことも重要です。
そして、やり込むうちに、自分なりに改良(変化)していくのが理想と思います。

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最高の歩き方  3  エネルギー・ポイントの移動

2017-08-14 08:07:08 | 図書メモ


P.58  歩くということに対して、正しい姿勢とは、
   「前方に移動しやすい姿勢が、歩きにとって正しい姿勢です」

P.59 つまり、ペットボトルで例えると、
   P.59の図のように普通に安定した置き方をするより、
   キャップを下に向けて置いた方が、不安定で、<動きやすい!>

著者のお薦めの歩き方
P.74 ①胸(みぞおちあたり)から繰り出す意識で歩く

   ②ふとももの内側同士をぶつけるくらいの意識で歩く

   ③かかとで着地する

出ました! バレエ教室で頻出の<足の出し方>! 
「脚は鼠径部の付け根からじゃなくて、みぞおちから始まっているのよ」
「その意識で、足を繰り出すのよ!」

そして、「決して膝と膝の間に隙間を作らないこと!」
「これほど興ざめなことは無いでしょ!」

着地に関しては、バレエではトウシューズのトウを左右交互に一直線に進めるのですが、
普通の靴を履いているときは、踵が一直線上を進む意識で歩きます。
だから、著者のお薦めはバレエの歩行や姿勢と自然に重なります。

問題は、「あっ、そ~。分かった! じゃあ、気をつけて歩くわ!」
といって、実践しようとしても、自分ではなかなか直せないことです。
先生から、じ~~っと見つめられて、手で触って、しっかり直されて、
「え~~~???」」と思いながら試行錯誤して、
何年かして、やっと「あ、これかも??」という感じ。
少なくとも、私の場合は、そうでした。

でも、何を始めるにも「遅過ぎ・手遅れ」ということはありません。
改善はスローかもしれませんが、やらないよりは、やった方が絶対に良いのです。
私自身も、「常に、元に戻ろうとするエネルギー」に抗いながら、
意識を高める努力をしています。
それが、自分を外部から観察する力の訓練であり、元気の素のような気がしています。

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最高の歩き方  2  O脚について

2017-08-13 05:33:21 | 図書メモ


P.34 日本人は欧米人に比べて骨盤が薄く、
   大腿骨(太ももの骨)や脛骨(すねの骨)が湾曲気味です。   
   ゆえに日常から、脚部の外側に力がかかりやすい状態にあります。

P.35 (中略)わたしたちはこのような骨格の特徴をもった民族なので、
   自然と筋肉が使われる部位にも偏りが出てしまうということは
   知っておく必要があります。

   一般人は、サッカーの選手のように太腿前面外側が発達するというよりは、
   内転筋(太腿内側の筋肉)や臀筋が使えずに衰えてO脚になります。

   O脚になると、変形性膝関節症や腸脛靭帯炎など、
   自分の体型を崩し、歪みやクセを助長しているということになるのです。


私が普段、思って(感じて)いることが、理論的に説明されています。
実際に毎朝、洗足池周辺を散歩する高齢者の殆どがO脚で、何人かは膝痛で、
多くの人が猫背です。

これはもう、「国民病なのか?」とさえ思える惨状です。
だから「仕方ない」のではなく、
だから、「効果的な歩き方や手入れの仕方」を学ぶ必要があると思います。

幸い、私は自力整体とバレエの両方のお陰で
<身体の歪み>と<足(筋肉の付き方を含む)の歪み>を矯正できました。
これらを知っているか否かで、
20~30年後の姿勢や体の痛みに大きな差が出ると思うのですが、
一般の高齢者は「バレエなんて!そんな必要が何処にあるの?」という感だし、
自力整体に至っては、「なんじゃ、それ??」という反応ばかり。

一方、教室の生徒さんたちは、
「腰や膝がこんな動きをするなんて知らなかった!」
「ここまで姿勢が悪くなっていたなんてショック!」と言いながら、
自分でできる治療法を楽しんでくれています。

が、やる気が起きない一般の人たちに、無理強いすることはできません。
自分自身が良い健康法に巡り合い、実践できたことに感謝するだけですが、
本当にもったいないことで、歯痒く思う毎日です。

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最高の歩き方  園原健広・著  2017/2

2017-08-12 22:03:45 | 図書メモ


正確なタイトルは、

あらゆる不調が解消する 最高の歩き方 Best way to walk
著者は1992年バルセロナ五輪・50km競歩代表だそうです。
派手に背骨を捻ったり腕を振ったりせず、
効率的に省エネで歩くことの良さを説いています。

ハイヒールについて
P.23 動作の美しさを定義づけるのは難しいが、スポーツの世界では、
   エネルギー効率のいい動きや合理的な動きを美しいととらえます。

   高いハイヒールを履いて歩くというのは、
   身体動作力学の観点から分析すると、
   身体の各部位に大きな負担をかけながら歩いている(中略)ので、
   エネルギーの流れを乱すような状態を、随所でつくってしまいます。

私の同世代以上の友人の多くが、外反母趾で悩んでいますが、
彼女達の多くが、若い頃はハイヒールの愛用者だったそうです。
ハイヒールの恐い点は、

 ダンスなど、熱狂できる踊りを始めてしまうと、
 痛みが<脳の快感>にかき消されてしまうことです。

かく言う私も、職場でのミュージカルやダンス・パーティなどで
7cmのヒールで踊っていた時代があります。
フツーには歩けないのですが、踊りだすと、動けるのが不思議なところ。
今でいう<脳内モルヒネ>が出るのでしょうね。

でも、頻度は多くなかったので、外反母趾にはなりませんでした。


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