自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

アゴを引けば身体が変わる 伊藤和麿・著 2013/5

2019-10-30 10:06:07 | 図書メモ


表紙にある副題は
  腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育

著者は元プロ・サッカー選手で、腰痛のため引退して、
現在はパーソナルトレーナーだそうです。

私もそうですが、いったん自分の身体が壊れてしまうと、
壊れた原因や身体の仕組みを必死になって勉強し、
大きな気づきをいただきます。

そして、自分と同じ轍を踏まないよう、社会のことを考えます。
P.6 国の医療保険が破綻寸前まできているのに、
   なぜ腰痛や肩凝りを患う人の数を減らすための実効的な対策を
   政府がいつまで経っても打ち出さないのか、という疑問

   全ての国民が、義務教育で9年間も保健体育の授業を受けて
   いるのに、身体を痛めないで生きていくための知恵やコツを
   教わっていない
のは、おかしな話である。

幸いにも私は幼少時から運動が好きで、体育や音楽だけは常に5の評価。
みんなの前で「お手本」役をやることが多く、辛い思い出は皆無です。
が、、世の中には「運動は苦手だけれど、別の部門で秀でている」人も
た~~くさん居ます。

日本の体育授業の弊害は、「体育が得意な子どもだけを楽しませ、
球技を始めとする<運動>が苦手な子どもの気持ちを傷つけている」
という事実だと確信します。

P.7 どんな試みも上手くいかなかった患者が、
   たった一言のアドバイスで本質的な原因に気付き、
   負のスパイラルから抜け出したケースが幾度となくあった。

   「もっと早く知りたかった。もっと早く気付いていれば、
   こんな体にならずに済んだのに・・・」と無念の表情で、
   後悔を口にする患者を目の当たりにしてきた


私が自力整体にのめりこんだのも、
百名山巡りで膝を傷め、心身の扱いを勉強する機会を得たからです。
自分が、そういう幸運に恵まれ、後半生の健康に自信を持てたので、
「何とかして社会にお礼をしたい」という気持ちからです。

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クレンジングやめたら肌がきれいになった  北島寿・著 2017/9

2019-10-29 08:26:26 | 図書メモ


化粧をすれば、少しは奇麗に見えるようになるのですが、
その代償(肌への負担、メイク落としにかかる時間)が大きいので
普段の私はスッピンです。

でも、ミュージカルをやっていて、年に数回ステージに乗る時は
メイクが欠かせません。
なので、肌に負担がなさそうな化粧品の情報を求めています。

著者は東北大学大学院理学研究科出身の研究者で、
アメリカ西海岸でオーガニック化粧品や先進的美容治療の
マーケティングを学び、帰国して「MiMC」を立ち上げたそうな。

美しい(←元々!)女優の安達祐実さんがモデルになり、
素敵な写真がたくさん載っています。
が、これらを使いこなすのは、やはりテクニックが必要そう。
来年5月の公演までに、もう少し情報を集めて研究します。
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ひざを閉じれば  3  具体的な体操

2019-10-28 05:21:23 | 図書メモ


第4章から「腰痛・肩こりを自分で治す整体」です。

   
著者は整体師なので、経験上良かったセルフケアを紹介しています。
P.145 1分間で身体が整うモゾモゾ体操

   ①脚の押し出し(仙骨を動かして脳脊髄液を循環させる)

P.146 ②あご出し(頭蓋骨と第一頸椎のあいだの負荷をとる)

   ③ワイパー運動(仙骨を動かして脳脊髄液の産生を促す)

   ④再度足の押し出し(脳脊髄液を循環させる)


モゾモゾ体操は以前にもトライしましたね。
私自身は産後体操と被る動きなので、昔からやっていました。
でも、個人が助産婦さんや看護師さんから偶々聞いた<良い情報>が、

日本の場合、偶々、その人に出逢わなければ、全くのゼロなので、
それが本当にもったいないし、悔しいことです。
フランスのように、産後の骨盤底筋群のエクササイズを教えて欲しい!

小・中学校の保健体育の授業で、球技や格闘技ばかりでなく、
基本的な筋トレや、骨格の解剖学的な説明を教えて欲しいです。
大人になって、筋肉不足で猫背になったり腰痛・冷えに悩まされるより、
小さい頃から「最低限必要なこと」を教わり、習慣化することを
教えて欲しいのです。

何より残念なのは、
大人になってから、個人の努力や資産でトレーナーについたり、
ジムに通える人たちは、時間と資産のある人たちだけなこと。
ここにも貧富の格差と情報の格差が横たわっています。

だから、、、、義務教育の間に、もっともっと根本的な体のことや、
セルフケアの方法を伝えて欲しいと思います。
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ひざを閉じれば  2  膝痛について

2019-10-27 06:03:48 | 図書メモ


P.51 膝は、ねじらずに真っ直ぐの状態で屈曲・伸展を意識する

   膝を閉じて生活することは美容的にも健康的にもいいこと尽くめ。
   男性の場合は、骨盤の形状が女性と少し違うので
   膝を開いていても問題はないのですが、

   膝の真下に足裏がくるように腰かけると
   膝のねじり動産が起こらないので、意識してください


街を歩く若い女性たちを見ていると、化粧は上手だし、
着ているものも洒落ていて素敵・・・・だけれど
その姿勢や膝の開き具合を見るとゲンナリ・・・

スマホを片手に颯爽と移動中の女性(+男性も)たち、
殆どの人が肩先より顎が出ていて、猫背です。
円背迄はいかなくても、顎がツーンと前に落ちていて、
見るからに肩が凝っていそうです。

著者の論は「膝さえ閉じれば、かなりのことが解決」に近いですが、
私は、自力整体の輪っかタオル・膝縛りなどを使って、まず、
「脚が真っ直ぐの状態で、膝同士が付くのだ!」ということを理解し、

タオルが無くても、寄せる努力をして(=内転筋を使いまくって)
良い立ち方をマスターすることが大事だと思います。
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ひざを閉じれば腰痛・肩こりはよくなる! 片平悦子・著 2014/3

2019-10-26 05:53:09 | 図書メモ


これまでに何度かとりあげた片平悦子さんの著書。
ちょっと古いですが、良いことがたくさん書いてあります。

P.17 その腰痛は腰のせい?
   その肩こりは肩のせい?
   その変形性膝関節症はひざのせい?

   (中略)そうならざるを得ないような身体の使い方をし続けた、
   自分のせいです。(中略)あなたは気づいていなかっただけ


身体の不調に悩む人の多くが、
「痛みや不調は、たまたま運悪く、自分の身体に何かが起こった」
と考えているか、「私は生まれつき身体が弱いのよ」と主張し、
「貴女は特別強靭で良かったわね」とまで言う人も!

著者は、そういう人々に
「重心から姿勢を正せば、不調を解決できる」と論じます。
その切り口が「膝を閉じなさい」の一言です。

P.33 床に座るとき横座りになる
   椅子に座るとき脚を組む
   椅子に座るとき脚を開く

ねんざをして、きちんと治さないまま外くるぶしと内くるぶしの間が
動かなくなると、尋常ではない冷えを感じる方が多いそうです。

上記ページに登場するような姿勢は、
P.44 一度もねんざしてないのに、
   ねんざの状態をわざわざ自分で作っているようなもの

P.45 (中略)足の状態はいつも悪く、
   歳を追うごとに冷えや体調不良がきつく感じられるように


なので、著者の結論は
   座るときは、膝を閉じましょう。
   (=脚を組まないで!)
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「首の後ろを押すと」と病気が  2

2019-10-25 06:42:25 | 図書メモ


著者のお薦めは3種類の体操です。
P.95 ①第一頸椎 首の後ろに軽くふれるピンポイント療法

   これは写真と解説をよく読んで、やってみないと、
   わからないと思います。
P.96 ポイントは、耳たぶの付け根付近の乳様突起の
   1㎜下方、1㎜前方で、そこを軽く押すだけ。
   腹式呼吸も重要。


P.100 ②第二頸椎 ②ぼんのくぼから少し下がったポイント
   これもP.101の写真を見て、どうぞ。


P.104 ドルフィンエクササイズ
   ピンポイント療法の準備運動としてするそうです。
   分解写真が出ていますが、結構分かり難いです。


最後に、著者の「病気感」をメモします。
これには一般的に、相当の異論があると思われますが。

P.132 ガンを含め、すべての病気は、
   自分の成長・進化のために、自分が生まれる前に、
   自分自身の魂が選択した課題です。
   そこから学ぶのです。

   (中略)神経の流れを整え、生き方・考え方を変え、
   ガンと調和できたかたが、
   ガンとともに生きることが可能となります。

いやぁ、、、「生まれる前に、自分で選んできた」と割り切れば、
修行だと思って浄化できるのかもしれませんが、、、、
簡単に飲み込める人は多くないと思います。

結論は、私には承服し難いものでしたが、
「自律神経の乱れによる不調」で苦しむ生徒さんが居るので、
そして著者のお薦め体操が、結構簡単なことなので、
とりあえず、自分で試してから、生徒さんに紹介します。

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「首の後ろを押すと」と病気が勝手に治りだす 松久正・著 2016/7

2019-10-24 12:40:05 | 図書メモ


最近、My boomになっている「簡単メソッド」です。しかも
著者が西洋医学とHolistic医学に傾倒していく様子が好ましかったので、
メモしておきます。
(youtubeで見る感じとは、かなり違うのですが・・・・)

P.34 原因不明の難病は、現代医学はほとんど無力

P.44 父君が柔道整復師・鍼灸師のため、医師免許の必要性を感じ、
P.45 ガンに代表される重篤な疾患を根本的に治す道を模索


P.55 カイロプラクティックとの出逢い

   Chiropracticとは、アメリカで生まれた、薬をいっさい使わず、
   手だけで行う伝統的な自然療法です。
   (アメリカは自然医療の先進国)


P.75 ガンステッド・カイロプラクティックでは、
   体に障害を起こす根本原因を
   「首や背骨の物理的なゆがみ」に求めます。

   (中略)骨のゆがみを治して神経の通り道を広げるという考え方


P.77 著者独自の考え方

   生命エネルギー(=宇宙の叡智)は、人間の体内では、
   脳の松果体から入り、神経の流れとして背骨の中を通り、
   体を治す力として、下のほうへ下りていく

   (中略)私(著者)は、神経の流れが正しければ、
   首や背骨の骨がズレていてもいいと考えるようになった



つまり、レントゲン検査で明らかな骨や関節の異常がみられても、
神経の流れさえ良ければ、痛みは起こらないと・・・
実際、ひどい側弯症や猫背のお年寄りでも、日常生活には
全然困らないという方はたくさん見受けます。

P.86 神経の流れさえスムーズであれば、年齢に逆らって、
   無理に若々しくあろうとする必要はありません。
   神経の正しい流れが、
   若くて健康な輝きをもたらしてくれるはずです。


そうは言われても、、、、
私的には、必要な筋肉(脊柱起立筋や大腰筋)を鍛えて、
90や100歳になっても20代に見えるような姿勢をキープしたい!!

確かに、日々重力に引っ張られる生活ですから、
バレエの先生でさえ、常に気を張っていないと猫背になるそうです。
私も、気楽にお喋りをしているときなどに、盗撮?されると、
情ない「前首」です。

いずれにしても、「痛みがない」ことは重要です。
明日は具体的な体操をご紹介しましょう。
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プライマリー・ウォーキング 2  正しい立ち方

2019-10-23 05:40:08 | 図書メモ


P.82 立ち方のまとめ

   ①両足先を若葉のかたちに広げ、踵体重をキープ

   ②上肢帯セット(体操)
     両掌を下向きに水平まで上げて、腕の付け根から返し、
     鎖骨を意識して両腕を後ろに回し、
     下ろした手の甲は外側に戻す。

   ③首と頭をセット(正しい位置に)
     首を後ろにもたれるように動かし、
     あごを1センチ後ろへ押すようにして、あごを引く

「立つだけダイエット」などの本があるほどに、
正しい立ち方は難しく、大変なことです。
この本のように、とりあえず、
   ①膝をつけようとして、②猫背を直し、③あごを引く
この3点を意識することから始めるのは良いと思います。
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プライマリー・ウォーキングで歩けば若返る 岡本啓司・著 2018/1

2019-10-22 05:47:48 | 図書メモ


著者は鍼灸・整体師、運動指導士。1966年生まれ。
表紙には、タイトルの他に
   より少ない筋力で効率的に立って歩く、画期的な方法
   腰・膝の痛み、むくみが消える!
   あきらめていたO脚、外反母趾もすっきり改善!
   健康寿命をのばす歩き方

   歩きはじめは、足を後ろに上げる!

上記、最後の文と表紙のイラストを見ると「え~~っ」と思います。
だって、イラストのような恰好で歩いている人は居ないし、
「理論的に変よね~」と思ってしまいます。

でも「歩く時は、まず片膝を前に上げるんだ」と思い込んでいる人の
意識を変えさせるには、良いヒントになるかもしれません。

私なら、P.86のように「足を後ろに上げる」前に、
片方の脚に乗って、同じ側の恥骨を持ち上げながら、
同じ側の肩甲骨を下げ、同じ側の風致(←ツボの名前)を
距骨に繋げて伸ばします。

これは社交ダンスの先生から習った歩き方で、難解ですが、
この動きをスローモーションで行ってみると、
「歩き始めの足(膝下)」は、確かに後に上がります。

P.88 上げた足は、力を抜いて落下させる。

そう。力を抜くと、脚は真っ直ぐになり、美しく着地します。
P.90 下ろした足に(体が)乗り込む
P.92 足は体の後ろに残る

つまり、体(鳩尾)は常に、足より前にあり、
「重心が前進するから、倒れないために足が交互に出る」
のだと、私は思っています。

94ページ以降のイラストは、一歩目の足が後ろに上がり過ぎていて、
私には違和感があります。

P.12 はじめに
   「より少ない筋力で効率よく立って、歩くこと」
   (中略)その体の使い方を習慣化することで、
   血液やリンパの流れが改善されるため、
   体のあらゆる部分の疾患が解消されるという
   夢のようなメソッド

だそうです。
ウォーキング法の書物は山のようにあります。
ということは、「これだけが真実じゃ!」というモノがなく、
受け取る側の体も、色々なのだから、当たるも八卦当たらぬも八卦

読んで、やってみて、「あ、これイイ!」「気持ちイイ」という
直感が大事だと思います。
くれぐれも、<良いと書いてあったから、必死で頑張る>
ことのないよう、気を付けてくださいね。
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誰でもラクにできる! 降圧ストレッチ  加藤雅俊・著 2018/2

2019-10-21 09:26:16 | いまどきの世情


今年9/21にご紹介した本(2018/5)の直前の出版です。
内容的には、上記の本の方がまとまっていると思いました。
が、
こちらはツボについて詳しく出ているのでメモします。

P.96 脳は全身に末梢神経を張り巡らせて、あらゆる情報を集めては
   体に異変が生じていないかを常にチェックしています。

   その神経が重なり合っている、いわば「神経の交差点」がツボ。

   神経が集中しているところは、それだけ交通渋滞が起こりやすい。
   運動不足により筋肉が萎縮していると、
   神経のネットワーク情報も滞りがち。


P.97 渋滞を改善しながら、脳への情報伝達をスムーズにするための
   交通整理がツボ押し、となります。
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