著者は<体育科学分野の修士>で、
筋トレやストレッチといった西洋的な体の鍛錬法と、
ヨガや整体、古武術、修験道なども学び、研究、指導されているそうです。
考え方の大筋は、
①すべての不調は体の歪みが原因 (→自力整体の考え方と同じ)
②一日3分の簡単な運動で、体を変えることができる!
私が好感を抱いた箇所は、
P.130 「理屈を鵜呑みにせず体がどう感じるかを優先する」という言葉です。
P.131 「ホネナビ流ウォーキング」の特徴は、
常に同じ歩き方をする必要はない、
むしろわざと変えようという考え方です。
(中略)理由は二つ。
一つは体の歪みをとること。
私たちは普段の生活で歩いているとき、特定の筋肉や関節を
使っていりうものです。そして、毎日続けていくと、
クセのある動きが身に付いて体の歪みの原因になります。
しかし、いろいろな歩き方をすれば、たくさんの関節を使うことになって
体の歪みをとることができます。
(中略)もう一つは、いろいろな歩き方をすることで、
自分の体にとって、そのつど一番楽な歩き方を探し出すことができる
ハッと思い当たったのが、私の下山の方法。
私は割と真面目にバレエの教えを覚えているので、爪先全体から着地しています。
バレエでは内股(バナナ脚)はご法度で、必ず外旋を意識します。
ひょっとして、膝が痛む時は、この<ご法度バナナ>をしてみたら?と思い、
ラジオ体操の場所、洗足池の桜山で試してみました。
大した距離ではありませんが、なんか、イイ感じ =^-^=
こういった、「普段やらない動きにチャレンジ!」
という考え方が好きで、実際効果があったと思います。