自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

シルバー大学での講演準備

2019-01-31 05:48:54 | 自力整体


「めぐろシルバー大学」という団体に入って3年くらいたちました。
平均年齢が80歳近い集団で、月に2回の学習会には100人近い会員が聴講します。

講演者は大学の先生や新聞記者や解説委員などで、かなりお堅い講義です。
しかも朝9時半開始!という厳しさなのに、殆ど遅刻もなく熱心なこと!!

で、「お堅い話題ばかりよりは、少し新味を」と思われたのか、
私に「何か喋って欲しい」というリクエストがあり、40分の講義をすることに。
(これは正式な招待講演ではなく、「会員の話」というタイトルです。)

私は「健康に関して、なるべく幅広い層に啓蒙活動をしたい」と思っているので、
二つ返事で引き受け、論点を絞り、パワポで色々準備しています。
上記パワポ原稿は、今回の話の目玉。
NHKの人気番組「チ子ちゃんに叱られる」の画像をお借りし、
何とか「楽しい雰囲気で、実の在る(実際にやる気が起こる)講義」にするべく、
知恵を絞っています。

ボランティアだろうと、持ちだしだろうと、
人様に聴いていただく機会を得るのは、私にとって大きな勉強なので頑張っています。
終了したら(2/14本番)また報告いたします。
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人生100年の習慣  8  精神的な満足感

2019-01-30 05:37:01 | 推薦図書


P.140~ なぜ「満足感」が健康長寿のカギなのか
P.141  要注意!  満足感にも「悪いタイプ」がある

P.142  慢性炎症を進めてしまう「快楽型の満足感」

   「食べたいだけ食べる」「買いたいだけ買う」
   「性欲におぼれる」「お手軽な娯楽で満足する」


P.145  慢性炎症を抑える「生きがい型の満足感」

   「社会のために働く」「家族を大切にする」「ボランティア活動」
   「アートなどの創作活動」


P.148 生きがい型の行為をしていたとしても、それで満足感を得ていない人は、
   CTRA遺伝子(満足感と慢性炎症との関りを示す遺伝子)の状態は良くない。

   「人類は社会的な集団生活を行い、生き延びてきました。
    つまり、人間の脳や神経は、社会とつながり、助け合うように
    生物学的にプログラムされている
と考えられる。」(コール教授)


P.183  「自分が自分のボスであること」

上記は、著者の小笠原卓哉氏の気持ちをとらえた、あるセンテナリアンの言葉。
確かに、人の命令で動くだけの生活は面白くないし、生き甲斐も感じにくいです。
が、人生のある時期、大きな職場または組織で働き、社会人としての常識を学ぶことは
悪くないと思います。

その経験があるからこそ、自由の有難さが分かります。
そして、自由の危うさもあります。
それは誰も正面切って「それは変よ」と忠告してくれないこと。
自由を標榜し過ぎて、陰で失笑をかわないよう、自戒しています。
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人生100年の習慣  7  神への感謝

2019-01-29 06:04:48 | 推薦図書
カラオケ大好きの有能なシェルパ・カチョーさんと


P.131 105歳の理容師・アンシネリさんの言葉

  「私は何か正しいことをしているので、これだけ長く生かされている
   のでしょう。神様の気に入るようなことをしていて、そのご褒美に
   長生きさせてもらっているのでしょう。

   神様は『生きていることに感謝し、人生を楽しみ、満たされなさい
   それがすべてですよ』と言っているのだろうと感じます。


   
P.137  103歳のデジタルアーティスト・マリリーさんの言葉

   毎朝起きる意味を持っている。自分がしていることを徹底的に楽しんできた。
   これからやりたいこともある。   
   アートを心から楽しんでいるし、まだまだ続けたいと思う。


P.139 UCLAのS.コール教授の説

   「ポジティブな感情や、生き甲斐を感じることは長寿につながる。つまり、
    『健康で長生きすること』と、
    『良い感情を抱いたり、人生の目的や意義を意識すること』


   この二つには相関関係があり
、脂肪率のリスクは精神状態によって左右される
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人生100年の習慣  6   微小循環

2019-01-28 06:09:41 | 推薦図書


取材班がサルデーニャ島を訪れた直後に発表された研究成果に「微小循環」が。
P.98 血液中のバイオマーカーと呼ばれる指標を用いて、臓器の状態を測定すると、
   スーパーエイジの人々でも、心臓、腎臓ともに機能が悪化していた。
   (中略)長寿地域で元気に暮らす高齢者といえど、
   体内の臓器の状態は決して良好ではなかった

   ところが、微小循環と呼ばれる機能は非常に高いことがわかった

P.100 「微小循環(ミクロ循環)」とは、
   全身に張り巡らされた毛細血管を流れる、目に見えないレベルの細かい血流。

   これに対し、「マクロ循環」は心臓から動脈などの太い血管を通る血流で、
   血流の根幹とされてきた。

マクロ循環は、文字通り「大動脈」ですが、
ミクロ循環も「各細胞に必要な酸素や栄養素を行き渡らせる」という重要な役割が。

P.101 そして今、微小循環が担うもうひとつの役割が注目されている。
   それは、臓器や細胞で作られたゴミを回収するという機能。
   (つまり、慢性炎症を起こす原因となるゴミを処理してくれる。)

微小循環の研究はイタリア・アッチャーリに住むスーパーエイジが対象です。
ここもサルデーニャ島と同じく、勾配のきつい傾斜地が多く、負荷の強い動きが
求められる暮らしだそうです。

で、運動論の結論は、昨日と同じく、
「生きがいを持って、楽しみながら、強い負荷のかかる暮らしをすればよい」
のようです。
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人生100年の習慣  5  運動の効果

2019-01-27 06:07:17 | 推薦図書


今日は第3章 「老化を防ぐ運動」です。
取材班はイタリア・サルデーニャ島を訪れ、センテナリアン達の暮らしをWatch。

P.93 サルデーニャ島では、古くから羊やヤギの放牧が盛んで、一年のうち
   半分近くを家族と離れて、牧草地を転々とする男性もいるといいます。
   (中略)一日に歩く距離は平均8kmあまり。その多くが傾斜地で、
   一時間あたり約490キロカロリーを消費。

   クリーンな環境と、簡素だが新鮮な食べ物、活発な身体活動、
   住民同士の絆の強さ、それらのすべてが揃っていることが、
   島の人々をセンテナリアンへと導いている


P.95 彼らにとって、身体を動かすことは、それ自体が目的ではない。
   羊を飼うため、家族を養うため……、その目的を果たすために行った、
   あくまで結果にすぎない

   (中略)彼らはこの仕事を苦痛に思っていません。やりがいを感じ、
   心から楽しんでいる。もし精神的なストレスがあれば、
   かえって寿命を縮めることになるでしょう。

だから、、、「健康のために!」という目的のみで、好きでもない運動や
踊りなどを<ストレスを抱えながら>行うのは、逆効果なのですね。
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人生100年の習慣  4  腸内細菌叢

2019-01-26 08:49:39 | 推薦図書


この本は第1章~6章まであり、昨日までは
第1章の「健康長寿を手にするカギ」ということで、
<慢性炎症>についてメモしてきました。

今日は第2章「老化を防ぐ食事」です。
結論的な言葉は、
P.84 腹八分、魚と発酵食 → 国民性に合った腸内細菌叢

だから、「地中海食が良い」といっても、全ての日本人に合うわけではなく、
「日本人には1975年頃の和食が良いらしい」と書いてあります。
うぅ、、そうは言われても、その頃だって
朝はパン食、昼は麺類、夜のみ和食の人が多かったし、
今でも似たようなものではないの?と思います。

確実に言えるのは、その頃、スムージーとかローフードはなかった……
逆に、現在私が常食している「寝かせ玄米」は数十年前からあったそうです。

自力整体の考え方は、
「糖質やタンパク質を同時にとると、それぞれに違う消化酵素が必要となるので、
 なるべく単食(例えば昼は糖質、夜はタンパク質など)で」でした。

なぜ過去形で書くかというと、
自力整体創始者の矢上先生は、常に総合的な健康法の研究を進め、
自分で試して良かったことは弟子のナビゲータたちにも試してもらい、
整体法も整食法も常に進化しているからです。

私は、膝痛で悩んでいたときに読んだ、
1999年の「自力整体法 足腰の痛みを治す」(農文協)の食べ方をキッチリ守り、
膝が快癒しました。
その後は家族の要望や、自分の体調を確認しながら変化させています。

自力整体で身体の歪みが治り、活動的になれば、自ずと食べ方も変わるでしょう。
「〇〇が良いから、または良かったから」と言って、機械的に続けるのは考え物です。
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人生100年の習慣  3    インフラメイジング

2019-01-25 06:07:00 | 推薦図書


P.47 インフラメイジング:「炎症 inflammation」と「老化 aging」を組み合わせた造語。
       イタリア・ボローニャ大学医学部名誉教授・Dr.C.Franceschiが提唱。
   
   細胞が年老いて機能を果たせなくなったら分裂を停止する。
   (中略)がん細胞のような悪性の細胞が増殖するのを防ぐための腫瘍抑制反応。
   この老化した細胞は炎症性サイトカインというタンパク質を作り出す。

   これが分泌されると、周囲の細胞まで老化させ、炎症と老化が加速していく。
      
   「細胞死」が起きると、細胞の残骸などが排出されてゴミになる。
   本来、こうしたゴミは、体内の免疫反応によって素早く取り除かれる。
   が、年とともに免疫機能が低下すると、ゴミ除去の能力が低下し、体内に蓄積
   されやすくなる。

P.49 作られるゴミの量が増えるうえに、ゴミを除去する能力が衰えていくのですから
   加齢によって慢性炎症が起きるのは、ある意味で必然的な現象。

   最近の研究では、いわゆる加齢性疾患と呼ばれる病気、たとえば
   認知症、糖尿病、パーキンソン病、これらに慢性炎症が大きく影響している
   ことが明らかになってきた。

上記のような疾患に個別に対処するのではなく、
慢性炎症に効果的に対処できるようになれば、
あらゆる病気に同時に対処できる。


その慢性炎症を抑える鍵は、
P.50 「カギは、食事と運動
   適切な食生活と運動習慣によって、体内で作られるゴミが減り、
   ゴミが作られても、きちんと除去されるのです。

   その結果、炎症を引き起こす刺激が弱まり、
   老化のスピードを遅らせられるとわかってきた。」
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人生100年の習慣  2 

2019-01-24 06:04:35 | 推薦図書
写真はエルタアレ火山・火口の避難小屋(ここで寝袋を使い寝ました。)




まずは多くの言葉の定義からメモします。
P.4  センテナリアンとは:一世紀(センチュリー)を生きた人。
   110歳を超えると、スーパーセンテナリアンと呼ばれる。

P.42  慢性炎症:生体の防御反応。
   例えば体内に細菌とかウイルスとか異物が入ってきた場合に、
   その異物を取り除く、あるいはケガをしてしまったときに、その傷を修復する、
   風邪をひいて熱が出る、気管支炎のときに熱や痰がでるなど、、
   (中略)こういうのは急性炎症。

   慢性炎症というのは、急性炎症よりはるかに低いレベルの炎症であるが、
   数カ月、数年の単位で、年齢とともに徐々に進んでいく炎症反応。
   動脈硬化や糖尿病、がん、アルツハイマー病などの病気に関係している……

P.7 微小循環(microcirculation):毛細血管の流れ
   「運動がよい」と経験上語られてきたことのひとつひとつが
   科学的根拠とともに確認されつつある。

自分で本を読み、気になるところに付箋を貼っているので順不同です。

私が経験値や勉強して喋ってきたことがらは、多くの友人たちから、多くの場合、
「それは特別に頑丈なコマさんだから出来ることなのよ!」と撥ねつけられてきました。
が、、、、誰にでも当てはまることが「科学的」に解明・説明されているので、
ワクワクしています。
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人生100年の習慣 NHKスペシャル取材班・著  2018/1

2019-01-23 06:09:01 | 推薦図書




素晴らしい本に巡り合いました。
表題タイトルの前に「百寿者の健康の秘密がわかった」とあります。

一般に私達は「老い」に関して、
心身共に衰える、若いときの美しさを失う、色々な意味での自由を失う
などと否定的に捉えています。

が、この本の後半で、「老年的超越」という言葉が紹介され、
へぇ~、こんな境地になれるなら、100歳まで頑張らなくちゃ!
と思えるような珠玉の情報が満載でした。

*****************
たくさんの素晴らしい(メモしておきたい)言葉がありますが、
一番心に残ったのは、
①「老年的超越」
P.165 Sweedenの社会老年学者ラーシュ・トーンスタム博士が提唱し始めた概念。
   「年をとるにつれて、目の前の”現実世界”から
    頭の中の”精神世界”に重きをおくようになる変化」のことです。

P.166に具体例が6件あげられています。
「こだわりがなくなる」「あるがままを受け入れる」「孤独を感じなくなる」
などは既に私の中でも醸成されつつありますが、
残り2つは未だだわ・・・・

長くなるので、全ては書き写せないし、読者の皆さんに直接読んで欲しいと思います。
私にとってのこの本のキモは、
P.185 (著者が取材した、魅力的なセンテナリアンたちは)
   大好きな仕事を続けたい、
   趣味をもっと極めたい、
   家族といつまでも楽しくすごしたい、
   社会の役に立ち続けたい、
   世界がどう変わっていくのか、この目で見届けたい……

   「何のために生きるのか」、希望や生きがいを持ちながら日々を重ねてきた
   その結果として100歳に到達した、という人たち。

   経済的に裕福であるかどうか、
   社会的地位が高いかどうかにかかわらず、です。 
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ラ体クラブ?

2019-01-22 05:46:41 | 健康法
写真はエルタアレ火山頂上付近

火口を覗き込むと、溶岩が動いています。




表題は「洗足池ラジオ体操グループ・KoMariaクラス」の略です。
特に募集した訳ではないのですが、
私のラジオ体操の動きに興味をもった人が7~8人
ラジオ体操が始まる前の数分だけ、一緒に色々試しています。

「ラ体」のネーミングは、ちょっと過激なので、「ラジ体クラブ」の方が穏便ですね。
もちろん無料なので、私は指導法を自由にチャレンジできるのが楽しいです。

中でも興味深いのは、「運動能力ではなく、集中力・目的意識」の有無です。
初めから「膝が痛いから、、〇〇がダメだから、、、」と決めつけている人は、
上記の意識がないので、何をやってもボーっと流れていくだけ。

方や、着実に効果が上がる方は、
血圧が高くて、薬が増え加減、肥満も悩み、足腰が痛む・・・などなど
身体に危機感を覚えて、何とかしたいと思っている方々です。
既に筋トレ教室に通っていたり、「少しお金がかかっても、とにかく健康になりたい」
という意識のある方は、確実に良い方に進みます。

反対に、「それほど具合が悪いわけじゃないから、無料の体操なら、ちょいとやってみる」
という程度の方々は、体型などに変化が起こりません。
色々勉強させていただいています。

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