自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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最高の歩き方  2  O脚について

2017-08-13 05:33:21 | 図書メモ


P.34 日本人は欧米人に比べて骨盤が薄く、
   大腿骨(太ももの骨)や脛骨(すねの骨)が湾曲気味です。   
   ゆえに日常から、脚部の外側に力がかかりやすい状態にあります。

P.35 (中略)わたしたちはこのような骨格の特徴をもった民族なので、
   自然と筋肉が使われる部位にも偏りが出てしまうということは
   知っておく必要があります。

   一般人は、サッカーの選手のように太腿前面外側が発達するというよりは、
   内転筋(太腿内側の筋肉)や臀筋が使えずに衰えてO脚になります。

   O脚になると、変形性膝関節症や腸脛靭帯炎など、
   自分の体型を崩し、歪みやクセを助長しているということになるのです。


私が普段、思って(感じて)いることが、理論的に説明されています。
実際に毎朝、洗足池周辺を散歩する高齢者の殆どがO脚で、何人かは膝痛で、
多くの人が猫背です。

これはもう、「国民病なのか?」とさえ思える惨状です。
だから「仕方ない」のではなく、
だから、「効果的な歩き方や手入れの仕方」を学ぶ必要があると思います。

幸い、私は自力整体とバレエの両方のお陰で
<身体の歪み>と<足(筋肉の付き方を含む)の歪み>を矯正できました。
これらを知っているか否かで、
20~30年後の姿勢や体の痛みに大きな差が出ると思うのですが、
一般の高齢者は「バレエなんて!そんな必要が何処にあるの?」という感だし、
自力整体に至っては、「なんじゃ、それ??」という反応ばかり。

一方、教室の生徒さんたちは、
「腰や膝がこんな動きをするなんて知らなかった!」
「ここまで姿勢が悪くなっていたなんてショック!」と言いながら、
自分でできる治療法を楽しんでくれています。

が、やる気が起きない一般の人たちに、無理強いすることはできません。
自分自身が良い健康法に巡り合い、実践できたことに感謝するだけですが、
本当にもったいないことで、歯痒く思う毎日です。


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