自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「個人旅行のホテル選び・悲喜交々(こもごも)」 2

2012-09-30 21:10:15 | 登山&Trekking


この宿、Z.C.はBooking.comで見つけて、地図もあり、駅から近いので
(http://www.venere.com/bandb/palermo/b-b-z-c/?kwp=86-36-h253263&ref=1115390)
自分達で行けると思っていました。
ところがパレルモの飛行場着が22:30と遅く、案の定荷物受け取りも時間がかかり、
予定していた電車には乗れず、タクシーで行くはめに。

でも、これがラッキーだったようです。
地図を印刷した紙を眺めながらタクシー運ちゃんは何度も迷い、
結局「ここだよ」と降ろされた場所は

門も何も無い、板壁のようなビルの前。
もちろんホテルの看板もB&Bの表示もありません。

「え~~っ! ここが??? 分け分ら~~ん!」と、
去りかける運ちゃんを呼び戻し、どうやって呼び出すかを聞くと、
小さな呼び鈴を指差して、「ここを押すんだよ」と。

確かに、10cm×17cmくらいのプレートが壁の脇にあり、
良く見ると、数件分の呼び鈴になっているようす。
既に夜中の11時半を廻っているので、恐る恐るZ.C.の表示のプレートを押すと
応答があり、板壁がスルスルと開きました。

内側に入って更にビックリ。ちい~~さな(二人乗るとギューギュー)の
エレベータだけがあり、ガチャンガチャンと何重ものドアを閉めて
やっとのことで担当の若い女性に会えました。

こ~~んなの、もしタクシー運ちゃんが居なかったら、絶対入れなかった筈。
確かに地図の場所と合致しているのですが、呼び鈴がこんな形状だなんて!!

もう一つの不具合は、バスタブがあるのに、お湯の出が悪かったこと。
疲れた体を癒すべく、お湯を落とし始めたら、ぬるま湯で、チョロチョロ。
寒くはなかったので風邪はひきませんが、ガッカリのスタートでした。

でも、これ以外は快適かつ面白いB&Bだったので、
Stromboliから戻ってきた時、再度予約を試みたほどです。
(あいにく満室で、別のホテルにしましたが)

















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「個人旅行のホテル選び・悲喜交々(こもごも)」

2012-09-29 05:53:02 | 登山&Trekking


私のブログのスタートは快適な旅・トレッキングを楽しむための

<「自力整体」による健康つくり>でした。

日を重ね、大好きな猫のこと、趣味のミュージカル、ガーデニングなどの
カテゴリーが加わり、一貫性がなくなってきています。

<体つくり>や<旅のお役立ち情報>は私の教室で日頃お話していますが、
いつか2冊目の本にまとめたいと思っています。





今日は<お役立ち情報>で、「個人旅行のホテル選び・悲喜交々(こもごも)」です。
個人旅行の良い点は、
1.面白いホテル(またはB&B)に出会える。
2.値段を選べる。
3.行き当たりばったりの行動ができる。

例えば今回の初日のB&B。可愛い猫が2匹も居て、触り放題。
屋上のテラスも使い放題で、趣味の良い多肉植物やベンチ、置物がいっぱい。
手作りパウンドケーキや飲み放題のコーヒー、フルーツの朝食がついて2人で5000円。

悪い点・困る点もたくさんあります。
1.ネットで「良さそう!」と思って予約したところが、意外に居心地が悪いことも有。
   (行ってみて初めてわかる)
2.シーズンオフやXmas休暇にかかってしまったりで、高いホテルしかないことも。
3.最悪、その高いホテルも見当たらず、えらく遠くまでドライブする羽目になることも。
4.また、今回のようにペットが居る場合、私たち夫婦は猫が大好きだから良いけれど、
   嫌いな人には耐え難い夜になるかもしれません。







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Stromboli登山 2

2012-09-28 05:59:22 | 登山&Trekking


Stromboliには飛行場はないし、シチリア島も国際線の飛行機が行かないので
アクセスは大変です。出発は9/10成田発で、
その日のうちに ヘルシンキ →ローマ →シチリア島のパレルモ に到着。
写真は 事前にインターネット予約してあったB&Bのキッチンです。

芸術家の持ち家のようで、家中油絵(抽象画)が飾られ、
インテリアも機能性もバッチリです。
嬉しいことに可愛い猫が2匹もいて、触り放題でした。





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Stromboli登山 1

2012-09-26 14:07:23 | 登山&Trekking


9月後半、念願のStromboli火山の噴火を見てきました。
場所はイタリア・シチリア島の右肩にある小さな島です。
シチリア島は四国と岡山県を合わせたくらいの広さで、
Stromboliは12.6 平方キロメートル。(伊豆大島の7分の一くらいの小ささ)

地図の正面のジグザグを上がっていき、右肩に見える噴火口を上から覗き、
地図の左端の直線コース(砂走り)を降りてくるコースを夜中に歩きます。

何故なら、下の写真のような<噴火の様子(20分に1回くらい>を見るためで、
昼間は明るすぎて良くわからないためです。



天候やツアーメンバーの体力など、登山ガイドの判断により、
せっかく行っても見られない可能性もあると、脅かされていたので
主目的を果たせて「ラッキー」な旅ではありました。

が、色々なことがあって、四苦八苦+慌てて走り回り、困ったことも多数あり!
少しずつお伝えします。

体調は、
   いつも概ね、暑くない、寒くない、眠くない、退屈でない、どこも痛くない、
   足が軽く動く、きつい登りでも苦しくない、空腹でない、食事も楽しめる!
これほど快適なのは、私が個人的に「暑がりとか、寒がり」の話でなく、
「自力整体」で巡りの良さをキープできているから!と、実感しました。

9月中旬のイタリア南部(シチリア島)は真夏なので海水浴が可能。
後半を楽しんだ北部の山岳地帯(ドロミテ山塊)は夜は氷点下になり、
車のフロントガラスが凍るほどです。

飛行機内や空港建物も暑かったり寒かったりですが、
衣服は夏支度に重ね着をすれば、急な気温変化に対応できます。

整食法を続けていると、空腹を感じないで、好きなように 食べられます。
アイスクリームやパスタ(糖質)も少量で満足でき、堪能しました。
少食のおかげで胃に血液をとられないで、眠さを感じないし、
色々なことに興味がわいて、退屈しません。

これが「自力整体」のご利益だ!と感じられ、自信を深める良い機会でした。
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「いいね! フェイスブック」

2012-09-09 08:45:36 | 推薦図書
2011/4  野本響子・著  朝日新聞出版

日野原先生の「新老人の会」でフェイスブック利用の呼びかけが始まり、
遅まきながら私も勉強を始めました。

タイミング良く、異業種交流の仲間がこの本を薦めてくれて、
しかもこの著者の講演会にも出席するチャンスを得ました。

結論は、<とても良さそう!>です。
今、私はPCから自分のブログに毎日アクセスし、必死で書いていますが、
将来はブログをやめてFacebook一本になっていくような気がしました。

その良さに関する記述を少し抜粋しておきましょう。
P.5
「……Facebookを使っていると、旅の宿で出会い、たまたまメールアドレスを
 交換したような人とも、旅行から帰ってからその時の写真を一緒に見て、
 毎日思い出に浸ることができる。

  <いきずりの人>がいきずりでなくなるのだ。

 そのまま忘れてしまうことが多い、その場限りの友人と、とても親しく、
 長く付き合うことができるようになる。」


「次に、負の側面が強調されがちなインターネットの付き合いが、
 実生活と同様に馴染みあるものに変化する。Facebookでは

 なぜかみんなが<いい人>になりやすい仕組みになっている。暴力や憎悪など、
 ときには人間のいやな面を見なくてはならないInternetの世界のなかで、
 知り合いだけと、ホッとできる安心感がある。」


「さらに、2011年3月に起きた東日本大震災では、Facebookが安否確認に活躍した。
 筆者も携帯電話などが繋がらないなか、Facebookに登録している友達に
 一番早く安否を安否を知ることができた。
 実家の無事も、妹のFacebookへの書き込みで知った。」

以下、読めば読むほど利便性が高く、安全で、自分の都合に合わせられるという
ことが分ります。そのための準備や知識が必要なので、未だ踏み切れませんが、

P.69にあるように、将来はブログの代わりに<ノート>を利用すると思われます。
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「英語で読み解く 賢治の世界」

2012-09-08 13:29:56 | 推薦図書
ロジャー・パルバース・著  上杉隼人・訳 2008/6 岩波ジュニア新書

東工大の世界文明センター長、パルバース教授の本です。
洗足池の散歩グループリーダーの紹介で、ここの無料講座を聞き始め、
今までは疎遠だった世界に触れ、新鮮な刺激を受けています。

この本は、昨年来、私の本棚にあって、心の片隅で燃え続けていましたが、
いよいよ煮詰まって、ひとつのページに凝縮されてきました。

例によって、私が一番ひっかかっている部分の抜粋にすぎませんが、
写し取っておきます。

***************************************************************
    自分のなかにあるものは、すべてあなたのなかにあり、
    あらゆる物の中にある。
***************************************************************

この現象を初めて教えられたのは、数年前の、指圧のレッスンの中でした。
ツボを見つめて、確信に圧を届けようとするとき、
「見~つけた!」と、手先で追いかければ、ツボは逃げる。

探し求めるものは、相手の中にあるのでなく、
むしろ自分の中にあるので、探さず、ただ相手の気持ちに添ったとき、
初めてお互いの気持ちよさが出現し、響きあうのだと。


以下は、この文章の前後の脈絡です。

P.204
「賢治は科学現象にとらわれていただけでなく、社会現象にもとらわれて
 いました。

 科学では、総合効果(Total effect)は、個別効果(individual effect)の
 相対よりも、はるかに大きくなる、と考えれれています。例えば、
 原子を高い温度で融合すれば、ただ原子をあわてるより、
 何倍もの結果をもたらします。

 
 賢治は、この科学の論理を、社会現象のなかで、すなわち人間同士の
 付き合いのなかで考えようとしました。

 自分のなかにあるものは、すべてあなたのなかにあり、
 あらゆる物の中にある。

 そしてひとりひとりのなかにあるものが、すべてを作り上げる。
 だから、お互い協力し合うことで、ともに熱い情熱を抱いて 
 一つになることで、より大きなものを生み出すことができる。


 われわれは他人かもしれないが、
 他人の存在との関係から脱することはできないし、
 ぼくらを取り囲む環境や自然から抜け出すこともできない。
 
 だからこそ、お互いに力を合わせて、
 個々の能力を一つに合わせた以上のものを
 この社会のなかで実現しなければならない。

    宮沢賢治は、社会現象と個人のあり方を、
    こんなふうに考えていたように思います。」

*****************************************************


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「食育」批判 序説

2012-09-07 10:15:38 | 推薦図書
  2009/8  森本芳生・著  明石書店

副題:「朝ごはん」運動の虚妄をこえて、科学的食・生活教育へ


待望の啓蒙書を発見(!)
この副題を見ただけで、ワクワクした私ですが、
活字が小さい上に言葉遣いが難しくて、なかなか読み進めません。

著者は私より10歳近く若い方なのに、何故に、こんなに難しい展開を??
私の普段の読書がイージーに流れすぎている???
とにかく<ごぼう茶の南雲先生>の本に比べたら、格段に難しい本です。

という分けで、未だ読み終わっていません。が、
現代に生きる私たち<食品業界や医薬品メーカーに操られっぱなし!>にとって、
重要な警告を発してくれている(らしい?)こういった本を、
私達はもっともっと読むべき!だと思うので、取り急ぎ、ご紹介しておきます。
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ベトナム旅行 最後の写真

2012-09-06 05:53:23 | 旅行


いよいよベトナム旅行も最後の夜です。
ハロン湾からの長いバス旅行を終えて、ハノイで繁華街を散策。
水上人形劇を見るグループと、ただの散歩グループに分れました。

街は蒸し暑く、喧騒の世界ですが、
みな、生き生きと喋り、走り、商売に励み、活気に溢れています。

















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ハロン湾の写真

2012-09-05 05:58:55 | 旅行




写真の整理とブログの進行が合わなくなって破れかぶれの感あり!
でも、お釈迦にするのはもったいない写真をいくつか連続でご紹介します。
今日の写真もベトナムのハロン湾と、近郊の田園地帯です。



























































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「あしたはドロミテを歩こう」

2012-09-04 11:14:35 | 推薦図書




写真はドロミテと全く関係のない、ベトナム・ハロン湾です。
「ベトナムはあれで終りなの~??」という質問がきて、思い出しました。
あの時は、世界遺産・ハロン湾見学がメイン目的だったのです。


本日の主題はタイトルの本の説明です。

   角田光代・著  2004/7 岩波書店
   副題はイタリア・アルプス・トレッキング

友人や親戚から「イイよぉ~」と聞かされ続けているドロミテ山塊。
私の旅は、そんな知り合いからの情報にアンテナが反応したら、
自分で本を探すことから始まります。

この本の良いところは、ただのガイドブックではなく、
登山は初心者だけれど、物書きである著者が、色々な切り口で
山・自然の素晴らしさを伝えてくれることと、
登山ガイドのルイージ・マリオ氏について詳しく書いてくれていること。

マリオ氏がClimberであり、僧侶であることに大きな親近感を覚えました。
いつものように、私の心に残った言葉の数々をメモっておきます。

***************************************************

P.159
彼は「キリスト教は自分には違和感があった。」そして
「仏教には(その違和感を)感じなかった。」そうです。

仏教の何がよかったか?

「仏教は禅を組む。そうして悟りの境地をずっと待つ。それは自分にしか
わからない。禅の先にあるものは、自分でいって、自分で見ないとわからない。
見たことのないものを、ただ言葉で説明されて、
これを信じなさいと言われても、私には信じることができない。
自分の目で、体で、見たり知ったりしていないから。

けれど仏教は違う。
見たり、感じたりできなければ、わからないまま、知らないまま、
捜していかなくてはならない。
仏教のそういうところが、自分の性にあったんだと思う。」

私もまったく、このタイプなのです。

***************************************************
P.164
「山に登っていると、頭のなかが空っぽになる。禅も同じ。
 禅を組んでいると、自分自身が空っぽになる。

 それで、自分以外の何か大きなものと一体になるという実感がある。
 山と禅はよく似てるんです。」

***************************************************
P.189
「自然、という言葉を持ち出すとき、大切にしなければならないもの、
 私たちが守るべきもの、とどうしても考えてしまう。

 けれど今回、私が目にした自然は、あまりにも巨大で、
 私の理解をはるかに越えていて、

 <大切にする><守る>ような対象ではないと知った。
 私たちは守るのではなく、守られなきゃならないのだ。
 やさしいだけではないし、美しいだけでもない自然に、守られて暮らす。

 そういう敬虔さを、だれもが持っていた。」


コメント (3)
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