自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

健康「いろはガルタ」  《ら》

2007-12-31 16:25:06 | Weblog
《ら》 来年こそは! と思ったことを毎年末にチェックする

 今年も後10時間を切りました。毎年末または元旦に一年の計(New Year's Resolution)を
考える人は多いと思いますが、一年の締めくくりにその達成度をチェックする習慣は?

 学生の頃は、試験前に限って整理整頓や掃除をしたくなり、勉強漬けの日課表を
作ったり・・・・。そして喉元を過ぎるとすっかり忘れ、毎回同じことの繰り返し。
結婚し、追われる対象が変わっても反省の無い生活に進歩はありませんでした。

 ある時、夫からの提案で、「7つの習慣」(S.コヴィー著)という本を読み、変わりました。
1.目標・計画は立てっ放しではダメ。
2.必ず期限を切り、進捗状況をチェックする。
3.チェックしたら、方向修正、目標の切替を含め、柔軟度を持って達成を図る。

 目標達成の障害(または促進)になりがちなのが家事や家族関係です。これについては、
1.お互いの希望や主張を存分に聞き、話し合う機会を作り、徹底的に理解しあう。
2.誰もが満足できる関係(Win-Win)になれるよう、調整する。
3.構成員の行動が誠意を持って実行されたか、自己反省はもちろん、率直に話し合う。

 他にも色々な助言や提案が満載ですが、あまり覚えていません。読んで10年以上経ち
ますが、上記6点だけは毎月末と毎年末に思い出し、チェックする習慣が定着しています。
この本は、社員教育に沢山の会社や組織で使われている本だそうで、結構分厚く、読むのは大変。
でも我が家の場合は、その投資に見合うだけの成果がありました。
詳細を知りたい方は→ http://www.wink.ac/~ogaoga/hon1.html#SEC1
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健康「いろはガルタ」  《と》

2007-12-26 14:24:40 | Weblog
  《と》 通りゃんせ でも「立入り禁止」にご用心!

 昨年秋からこの春にかけて世田谷区社会福祉協議会の「ふれあい福祉講座」を受講
しました。定員枠はあるものの、申し込み順で誰でも受講でき、素晴らしい授業で、
しかも無料!
今日はここで習った、非常に「お役立ち」かつ「忘れてしまいがちな言葉遣いについての
注意事項」をご紹介しましょう。

まずは介護者が被介護者に言ってはいけない7つの禁句。
1.ダメねえ。 2.しっかりしてよ。 3.もう忘れたの! 4.だから言ったじゃないの!
5.人に迷惑かけないで。 6.同じこと何度も言わないで! 7.本当に手がかかるんだから!

次は何度も言うべき良い言葉。
1.ありがとう。 2.さすがねえ。 3.良かったわね。 4.お願いします。
5.助かったわ。 6.すみませんね。 7.ご苦労様

 どんなに頭脳的・精神的・体力的に優れている人でも、たまには失敗をします。
その上、高齢になると、若い頃には考えられなかったミスが増え、自分で自分が情けなく
なります。人から言われなくたって、十分に分かっているのです。でも直せない。動けない。
行動できないもどかしさ。それだけに、そのことを他人からは指摘されたくないのです。
特に家族からは。

 家族は、家族であるが故の力関係と、経緯(歴史)を知っているが故の傍若無人さで、
心の中に土足で踏み込んでしまいがちです。でも、全てのトラブルは本人が原因に気付き、
自分で改善したいと思わない限り、良くなりません。他人は立ち入り禁止の領域なのです。

 私たちは知り合いなら、その関係に応じて必要な言葉を交わし、情報を交換し、かつ気軽な
会話を楽しみます。何でも話せて、何処にでも行ける様な気がします。
でも実際には「立ち入り禁止」の場所がたくさんあるのです。そんな場所で禁句を連発したら、
お互いに嫌な気分になるだけです。
 くれぐれも、「立ち入り禁止には、ご用心!」
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好評レシピ:  豆腐マヨネーズ

2007-12-25 20:57:54 | Weblog
 低カロリー&ヘルシー&胡麻風味! 豆腐マヨネーズのご紹介

材料:木綿豆腐1丁<ザルに載せて水切りしておく>
   塩小1/2(2g)、梅酢大1(16g)、醤油大1/2(8g)、白練りゴマ大1
  <私はデジタル計りを使っているので、グラム単位の計量が好きです。>

作り方:水切りした豆腐と調味料を全てミキサーに入れて混ぜ合わせる。
    バーミクスでも出来ます。少しざらつきますが泡だて器でもオーケー。

応用:大根サラダ、人参サラダ、グリーンサラダなど生野菜と一緒にあえたり、載せたり。
   たたきごぼう、さつま芋&かぼちゃのサラダ、豆のサラダなどにもGood!

*梅酢は自分で梅干を漬ければ沢山とれて、安全。綺麗で使いでがあります。
 買う場合は、あまり安価なものだと塩味だけがきつくて美味しくないので損。
 信用のおける自然食品店などで買いましょう。
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健康「いろはガルタ」  《お》

2007-12-24 18:31:12 | Weblog
《お》 オーバースカートは今風腰巻&ドラえもんの素敵なポケット 

 ここ数年、可愛いオーバースカートが安価に出回って重宝&愛用しています。
理由その1.腰周りが暖かく、その結果、全身が暖かい。
その2.腰周りと股下数センチが隠れるので、実際よりスマートに見える。
その3.両側にポケットをつけるとハンカチ&Tish,携帯電話などがバッチリ収まる。
卓球の練習時は左ポケットに20個もボールが入るので目茶便利!対戦相手が羨むこと・・・・

 そもそも「寒さ対策」は下半身を暖めるのが早道です。足元は5本指ソックス+普通ソックスで
ダブルにし、足指が自由に動かせるくらいの大きめ&幅広の靴を履きます。
これは「ヒマラヤの子守傘」<尾崎隆&フレデリック夫妻著/河出書房新社 (1986/05) >に
あった方法で、凍傷防止になるほどの技のようです。

 私の登山靴は23.5cmがジャストフィットですが、実際に履いているのは何と25cmです。
店員さんには「大きすぎると危険かも」と忠告されましたが、歩き方を工夫してコツをつかめば
大丈夫でした。この靴にしてからは雪道でも夜明け頃の冷え込みでもかなり楽になりました。

 タウンシューズでも5本指ソックスを履くと幅広しか履けませんからお洒落には見えません。
でも暖かい!パンツの下には薄手のスパッツを履き、オーバースカートをつけて一丁上がり。
上半身はむしろ薄着の方が動きが楽で、巡りがよくなります。

 「私って超冷え性なの!!」と豪語しながら高価な毛皮のコートを着て、足元は薄手の
ストッキングにハイヒールの女性達の姿を見ると複雑な気持ちになります。
「暖める場所が違ってますよ!その毛皮を脱いで足腰に巻き付けて!!
もとい! 毛皮なんか私の方へ投げ捨てて、オーバースカートと取り替える?!?」
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東玉川地区会館

2007-12-18 14:12:19 | Weblog
住所:世田谷区 東玉川 1-19-15

最寄り駅:最短コース:東急池上線(五反田--蒲田)雪谷大塚より徒歩10分

     東急東横線(渋谷--横浜)多摩川駅より徒歩20分 または田園調布より20分
     東急目黒線(目黒--武蔵小杉)奥沢駅より徒歩15分
     東急大井町線(大井町--二子玉川)みどりがおか 徒歩15分

 雪谷以外にも色々あって、なんとそれぞれ遠い?!?
 いえ、色々選べてラッキー!と思ってください。
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Jiriki Seitai & Self-introduction

2007-12-15 21:47:51 | Weblog
Here below is a part of my Xmas message to a friend of mine in Canada.
After posting it, I found it a kind of my new year's resolution to many friends
with whom I'm not acquainted yet in the world.

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Dear Ms. M

I have entered into a certain age called RINJUKI of Hindi Philosophy.
It says "after age of 50, People should leave the comfortable place of the past.
Then, work not for you or your family but for the world." I like this idea.

Fortunately, I have found my way of activities already.
It takes long time to explain this. Please drop by into my blog.
I'll start English page soon, although my English is still poor.
I wish we could share many thoughts as in olden days of ours in ISAS.

++++++++++++++++++++++++++++++++++++

Those who saw my photo in the introduction corner may have wondered about
my occupation. It looks like some unusual figure. No sleeves with one leg up,
in the ski area in front of the Matterhorn. Nobody could guess the truth, I bet!

Key words of myself are JirikiSeitai (=「自力整体」) in Japanese, Oriental medicine,
hiking, trekking, and Musical activities. They don't seem to be linked together.
You'd know every incident has a necessity in everyone's life after reading my history.

I am Japanese boomer. I used to be a working mother for these 37 years.
Being fond of outdoor activities, my husband and I have been challenging
to climb Famous 100 mountains in Japan selected by Mr. Fukada who was a novelist.
Five years after starting it, I had to suffer from a terrible pain in my left knee.
Furthermore, it caused other pains in everywhere in my body.

Now I know the reasons. They came from my overdoing everything, such as
overeating, overchallenging, overthinking, overplaying.........
I had to ran about to cure my knee. And thanks to the pain, I could encounter
the real purpose of my life from now on.

I found a book about JirikiSeitai written by Mr. Y. Yagami, who is a researcher of
preventive medicine. After studying his theory and trying the practice,
I could recover my health, not only in my left knee but in the whole body.
I hadn't realized till then about the waste in the junctions and bowels.

Now I know about the causes and the way to solve the problems.
Looks like it's a pitty not to spread this idea into the world. Then I quit the institute
before retiring age. Now I'm freelance Jiriki Seitai navigator!
I started to write my book and introduce my way of healing and strengthening.

I'd like to introduce the daily care of Jiriki Seitai and its dieting occasionally
for those who suffer from pains in junctions.

KoMaria
==Jiriki Seiati Navigator==



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健康「いろはガルタ」  《た》

2007-12-13 19:11:36 | Weblog
《た》 だしをとると 健康食がついてくる

 勤めていた頃、だしをとるのは嫌いでした。理由は、
1.手間がかかる。
2.高くつく。
3.出し殻がもったいない。

 中で最大の理由は3の出し殻問題でした。
20代から玄米食で、お菓子やパンを手作りにしてきた私ですから、手間とか価格は、
かけるに値することなら惜しまずに投資してきたつもりです。美味しい出しをとるには、
良い素材を買って、きちんと使い切りたいと思っていました。

ところが鰹節にしろ、煮干にしろ大量に冷凍庫にたまる一方で、処理できないのです。
保存食作りの本を見て、ふりかけや田作りに挑戦しても、あまり美味しくなく、
ストレスが溜まる一方だったので、ついに「普段は袋入りだしパック」、
時間のある時だけ(ごくたまに・・・・)鰹節と昆布のだし。煮干はゼロ。となりました。

 ところが去年、勤めをやめ、自然料理の教室に行って教わってみると、
目から鱗の技の山。やっぱり和食は上手くできていて、出し殻から素晴らしい
常備菜が出来ることがわかりました。そして、これらのふりかけや田作りを
玄米に合わせて、良~く噛んで食べると本当に美味しく、他のおかずがいらない程です。
今日はお気に入りの2品を紹介しましょう。

A.出し殻煮干で作る <くるみ入り田作り>
 材料は 出し殻煮干:出しをとったあと、大きいものは半分に裂いて、
           小さめのジップロックに入れ、冷凍していき、一か月分位が目安

      くるみ 200gくらい(好みで増減) 

 作り方
  1.凍った煮干を適当にほぐし、オーブンの天板に重ならないように並べる。
    170℃で20~25分、ポキッと折れるまで焼く。

  2.くるみは 120℃で15分ほど 空焼きし、粗く刻む。

  3.調味料(水150cc、醤油60cc、みりん60cc、黒砂糖20g)を煮立てる。
    沸騰して全体に泡が立って、少し煮詰まってから煮干とくるみをいれて、からめる。
 
 これは煮干をオーブンで焼くのが最大のコツです。


B. 出し殻かつお節の <錦松梅>
  材料: 出しをとったあとの鰹節はジップロックの袋にためていく。この時、
      団子にせず、薄く広げて、下敷き状に凍らせると後の調理が楽。
      20cm×10cmくらいの袋(私はピーナッツの空き袋を利用)10~20個分くらい。
      その他、出し殻や蓮根の節、しいたけの軸、玉葱の芯など何でも。
      
  作り方
  1.板状の鰹節を凍ったまま、薄く切る。
  2.北京鍋にごま油大2を入れ、鰹節以外の材料(全部みじん切り)を入れ、
    点火して炒める。火が通ったら鰹節を加え、さらに炒める。

  3.調味料(醤油、みりん各100cc)を加え、さらに炒め、味を調整。
    好みで松の実を入れ、最後にゴマを加える。

  私は出来上がった田作りや錦松梅をまた、ジップロックの袋に入れて冷凍し、
  自分のおかずにしたり、家族や友人にプレゼントしています。ゴマは食べる直前に
  かける方が好きです。

*材料や調味料の分量は、非常にアバウトな目安です。ご自分の感を目一杯使い、
 適宜、足したり引いたり、工夫してください。


 





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健康「いろはガルタ」  《も》

2007-12-09 22:21:50 | Weblog
《も》 燃やせタイヨー! 立てろダイヨー!

 これはこのカルタシリーズ製作のきっかけとなった、1作目。なかなか上手く
韻を踏めた会心作です。しかも一瞬、分かったような気がして分からない。
タイヨーは燃えるものらしいから、多分太陽だろう。だけど、太陽は地球から
ウチワで扇いで酸素を送っても・・・ってか、遅れない・・・・

 実はこの太陽、私達全員が身体の内側に備えているエネルギーの田圃(たんぼ)、
丹田のことをいいます。正確には臍下丹田(せいかたんでん)といって、お臍の下方、腰の
中心部にあると思って下さい。ただし臓器ではないので、解剖して探しても見つかりません。
現代人の悩み、冷えや無気力、生きがいの無さは、この内なる太陽が燃えていないこと
からきています。ここが充実して、臍下丹田で行動できると、体温が上がり、巡りがよくなり、
少し位の病気や不調は吹っ飛んでしまいます。

 もう一つ、立てる方ののダイヨーは最近注目を浴びている大腰筋です。身体の深部にあって、
触れないし、殆ど意識しない筋肉です。パソコンオタクのように夢中になってゲームに
勤しんでいても、姿勢が悪すぎれば、気が巡らず健康を害します。
丹田(内なる太陽)を燃やすと同時に背骨を伸ばし、大腰筋を立てることを忘れずに!
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健康「いろはガルタ」  《こ》

2007-12-08 09:43:17 | Weblog
《こ》 五本指ソックス、履きにくければ 黄信号

 私の母(83歳)は飛びっきりの冷え性で、老人性膝関節症に悩んでいます。
「自力整体」(東洋医学)の考えでは、冷えの原因は三つくらいに分類できます。
1.身体を温める燃料(脂肪)を一杯蓄えているのに、
  着火財(暖かい血潮と情熱)が乏しい。
2.間違った栄養学で、身体を冷やすもの(牛乳、生野菜、果物)や
  身体に負担な食べ物の摂取が多い。
3.身体のケアが足りなくて(=老廃物が多い)、気や血液の巡りが悪く、
  末端まで暖まらない。

 健康は、<正しい心の持ち方、食べ物、身体の手入れ>の3点セットが確実に
実行されるところに花開くのです。が、言うは易く、行なうは難し。特に、
高齢者に向かって、一度に全てを改善するよう迫っても、出来ないことだらけで、
逆効果になりかねません。そこで、比較的容易な、「身体のケアから始めましょう。」
と言って、5本指ソックスを履くことを勧めました。

 ところがなんと、「あんなに履き難くて、大変なものはダメ」と言うのです。
なるほど母の足を見ると、5本の指が全部重なり合って、真ん中に寄っています。
「足指じゃんけん、グー・パー・チョキ!」などという体操がありますが、とんでもない! 
常にギュっとグーに丸まっていて、開くどころではありません。これでは
血液も気も流れないばかりか、老廃物が溜まる一方です。
つまり、暖かい血液が入ってこられない!

 そのための辛さ、履き難さは良くわかります。だからこそ
<冷えが酷くて「5本指」が履けない、履けないから益々冷える>という悪循環を
断ち切りたいのです。朝、左右両方を履くのに5分ずつかかったとしても、夜、お風呂に
入るまでの十数時間は足の指同士を離して、歩く度に木綿の布で刺激できるのです。

 また、足の指が開き難い方は、テレビを見ながらでもお喋りをしながらでも、
頻繁に足を触りましょう。左足脛を右足太ももの上に載せ、左足親指1本を左手で持ち、
その他4本を右手でつかみ、縦横方向にリズミカルに開いてあげます。回数は、
縦・縦・縦・縦・横にゆっくりジワ~っという感じです。こういう刺激を繰り返していれば、
確実に巡りが良くなってきます。気長に楽しみながら続けることが大切です。
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健康いろはガルタ 《け》 

2007-12-07 22:16:44 | Weblog
《け》  携帯トイレの 備えがあれば 憂いなし


 中高年になると、若い頃には考えられなかった悩みが続出します。
切実なのはトイレかも。小用が頻繁になっても、日本国内はコンビニや
図書館、公園にも清潔なトイレが完備し始めて、心配いらずの有難さです。
ところが外国では(国によるでしょうが)気軽に入れるトイレは多く
ありません。有料の場合は該当するコインを持っていないことが多いし、
場所によっては青空トイレの方がましなほど汚れている場合もあります。
混んでいて間に合いそうにない場合も悲惨です。

そんな悩みを我が人生の恩師の女性に話したところ、素晴らしいアイデアを
頂きました。それが100円ショップでも売られている携帯トイレ(たった10g!)と
目くらましウエアのポンチョです。「登山用雨具には不向きですよ!」と言わ
れている、あのポンチョです。山行時、私のリュックの雨具袋には、ゴアテックス
のセパレーツ雨具(もちろん!ですね。)と、このトイレセットが入っています。

尾根道で、隠れる場所もなく、人が途切れる瞬間もない登山道で、どうしても我慢
できない場合は、ポンチョをかぶり、座って休む(振りをして)両手はトイレバッグ
を操作し、用を足します。ジッパーをきちんと閉じて身支度を整え、片手を袖から
出して、少し離れた場所に移動し、袋の中身を適当な場所に捨てます。(携帯トイ
レに入っている凝固剤の粉は使いません。)もちろん、使用するのは本当に緊急時
だけです。実際に私が使ったのは、この10年で2回だけ。スイス・ツエルマット付近
をトレッキング中の広い尾根道と、国内では白鳥の撮影スポットで、人は沢山いる
のにトイレが無い場所のそれぞれ一回です。

 もちろん、なるべく緊急事態に陥らないよう、行ける時に公衆トイレを使い、
リスク管理はします。だから殆ど使わないのですが、これを持っていると本当に
安心なのです。街中では使う可能性が無さそうですが、何時なんどき地震や災害が
起こるか分からない時代です。街中ではポンチョの代わりにウインドブレーカーや
ジャンパーを持ち、一年中トイレバッグをカバンの隅に忍ばせている私は、とっても
賢いのか、とっても変なオバサンなのか?と、少し悩むところではありますが。

補足:山行時、雨具に不適なポンチョは、私の場合、ちょっとした防寒着・ウインド
ブレーカとして大活躍しています。
また、男性が一杯の混んだ山小屋での着替えとか、目隠し、寝具としても重宝です。
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