自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

筋トレBook 3

2016-02-29 13:06:43 | 図書メモ


以下、P.128以降にある「1分下半身筋トレ」の実際をメモします。

①「1分気をつけ」

   背筋をピンと伸ばした「気をつけ」の姿勢をしながら、
   お尻を引き締めるトレーニング。
   大殿筋、脊柱起立筋、腹直筋、大腿四頭筋、大腿二頭筋、
   ふくらはぎの下腿三頭筋などの抗重力筋がまんべんなく鍛えられる


②「親指立ち」(←と、書いてありますが、爪先立ちのこと)

   足の親指でしっかりと地面をつかむ。
   足の内側の筋肉と、足裏の筋肉を鍛える


③「片足あげ」

   立ったままの姿勢で、片足を前方と真後ろ、斜め後ろに上げて、
   10秒ずつキープするトレーニング。
   骨盤周りとお尻、太ももの筋肉がまんべんなく鍛えられる


全部で11種類あるのですが、
今日は、立って行う3種をご紹介しました。
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筋トレBook 2

2016-02-28 09:46:51 | ネットワーキング


昨日の本の続きです。

P.110 コンセントリック収縮

   筋肉の使われ方の一種で、
   <筋肉が短縮しながら力を発揮する状態>
   例えば
   重いものを持ち上げるときの動作や
   階段や坂道を上るときの動作



   重いものを持ったまま腕を下げる動作や
   階段や坂道を下るときの動作で、
   筋肉が伸長されながら力を発揮。

   階段の下りでは、着地の衝撃を
   筋肉がエキセントリック収縮することで受け止めます。

   つまり、筋肉がブレーキ役として働いて衝撃を吸収するため
   筋肉に微細なダメージを与えやすいのです。

   筋肉はダメージを受けた後で回復することによって
   強く太くなる性質があるため、
   筋トレとして考えれば、階段の下り運動は意義があります。

山を下りるときの方が、膝にダメージがあり、疲れることは有名です。
でも、コンセントリックという名前は知りませんでした。
こういった<動きや現象の名前>、<身体パーツの解剖学的名前>を
知ることは、身体への労りに繋がり、良いことだと思います。



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筋トレBook

2016-02-27 05:44:33 | 図書メモ


 「1分下半身筋トレ」でやせる、不調が消える  
             内田輝和・著 2014-7

著者紹介には、以下の文章が。
  鍼メディカルうちだ院長、(中略)
  オリンピック選手や女子バレー選手などアスリートからの
  信頼も厚い

私たちはアスリートではありませんが、一般向けに書かれたこのような本は
結構分かりやすい解説で、取り入れたい技法がたくさんあります。
特に、以下のような、色々な不調の原因についての考え方は参考になります。

P.96 「筋ボケを改善する生活習慣」

  正しい姿勢や動作をしっかりと体で覚えて
  その正しい姿勢や動作を日常生活の中で実践していくこと

P.97 悪い姿勢が癖になってしまっている人は、
  「正しくない姿勢」が「ラクな姿勢」と脳にインプットされている

  (中略)無意識のうちに普段、自分がどんな姿勢や動きをしているのかを
  客観的にチェックして、どこがどう間違っているのかを理解。

  次に間違っている筋肉の使い方を修正して、
  正しい姿勢や動きを脳にインプットして、習慣化していくこと
  つまり、「脳と筋肉の再教育」が必要になってくる

私は殆ど毎月曜日、基礎バレエの教室でチェックを受けています。
毎週直されて、日々<意識&努力>していても、また直されます。
解剖学用語で言うと、

仙骨を垂直に立て、お腹を引っ込め、肛門を内部で引っ張り上げ、
鳩尾をあげ、背中を下げ、肩甲骨を寄せる…………
先生に言わせれば、「背中を下げれば、全身連動する」そうです。

このように、突き詰めて言えば、一言で済む、<究極の立ち方>
それを表現するのに、万人向けの一言はないのです。
その人の、身体に対する知識と正しいBody map感覚……

今、その人にピッタリの、掴みかけているコツの伝え方!
その言い方を求めて、ナビゲータもバレエの先生も試行錯誤
なのだと思います。
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看取り開始 3

2016-02-26 08:47:16 | 唄と踊り


母の気持ちを少しでも引き立ててあげるため、
私と夫は、お世話になっている老健のロビーで何回か
ミニ・コンサートをしてきました。

母の調子が良いときは、3人で、他の利用者さんたちに
聴いてもらう形で歌を披露したのです。
曲は高齢者が子供時代に慣れ親しんだ曲をメインに、
母がマンションのコーラスで歌ってきた曲や、
私と夫がミュージカルの中で歌ったものとか、取り混ぜて30分ほどです。

もちろん、母は喜んではくれるのですが、
車椅子に15分も座っていると背中が痛くて、辛そうになります。
で、限界が来たら個室に戻ってしまいます。

その後、残りの曲を夫婦で歌うのですが、
聴きての利用者さんや、見舞いの家族の方々がとても喜んで聴いてくださり、
張り合いがあります。

母も「参加できなくて悪いけど、部屋のベッドで聴いているからね。」と、
楽しんでくれているのです。
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看取り開始 2

2016-02-25 07:01:11 | 介護


「看取り開始」が決まると、話はどんどん進みました。
直系家族と老健の医師・看護師・介護士さんなど
全ての関係者が一堂に会して、今後の見通しを確認しました。

何が起こり得るか。一般的にはどのような道を辿るのか。
例外もたくさんあって、はっきりしたことは何も言えないけれど、
とにかく
無理に食事を勧めず、点滴もしなければ、確実に痩せていくこと。

もちろん食事時間には、
「欲しいものだけでも、少しでも食べましょうね」との声掛け。
絶え間ない水分補給など、親身にやってくださるのです。

夜中も含めての体位交換も相変わらずですが、
殆ど食べなくなってからは、痛みを感じることが減ったようです。
知覚神経が麻痺してくるそうで、
「枯れるように、自然に」逝くことの良さが分かります。

意識はハッキリしていて、見舞いに行くと、
「忙しいんでしょうから、そんなに毎日来てくれなくて良いのよ」と言い、
私が帰るときには
「気をつけてね。みんなに宜しくね。」と、気遣ってくれます。

切ないけれど、母が満足そうにしているのが救いです。
辛いリハビリに起き上がらなくてもよくなり、
「無理に食べないでイイんだ」と思えることが嬉しいようです。

この状況に辿りつくまでの時間の長かったこと・・・・
痛み無く、逝くことの難しさを痛感しています。

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看取り開始 1

2016-02-24 05:20:55 | 介護


看護師さんに相談してほどなく、施設長で内科医の先生から
お話がありました。

「ご家族としては、積極的な治療は望まれず、

  このまま<看取り>に入ることを望まれるのですね??」


そうです! その通りです!!
この言葉を待っていた・・・というと、薄情な娘に聴こえるでしょうか?
母は10年以上前から「尊厳死協会」に入り、
「延命治療はしないで欲しい。痛みがあったり苦しいときは、
それを楽にする処置はして欲しい。」と宣言していました。

なのに、この痛み! 苦しみ具合は・・・
ガンならば緩和ケアが認められ、モルヒネなどで痛みを和らげられるとか。
でも老衰では駄目なようです。

私の最期も母と同じように苦しまねばならないのか??
今、色々健康体操をして、貯筋に励んでも、
それは健康寿命を延ばすだけで、最後はやはり苦しいのかもなぁ・・・・
などと考えると、気が重くなりますが、
不健康寿命を延ばしてもしょうがないので、努力は続けます。

でも、もっともっと<楽な逝き方>を研究したくなりました。
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看取りプラン 15

2016-02-22 18:29:00 | 介護


母の窮状(体の弱り具合)は、もう筋トレとかバレエの段階ではなく、

  どうやったら、この苦しみから逃れられるのか?

というところまで来ています。

食欲もなく、やせ細り、
起き上がる意欲もなく、寝てばかりになったので、
身体が硬直してきています。

褥瘡が出来ないように、介護士さんたちは、2時間毎に(夜中も!)
体位交換をしてくださり、頭が下がります。
が、、、、一瞬とはいえ、硬直している身体を動かすのですから、
母は「ぎゃぁ、助けてぇ」と、口も顔も総動員で悶えます。

誰もが、母を清潔に、快適にしてあげるために
ものすごい労力をかけて介護していただいているのに、
母にとっては、「お願いだから、放っておいて欲しいの・・・」
なのだろうな、と思います。

本人が望めば、自宅で、痛みなく、平和な最期を迎えられる」
という書物をたくさん読んできたのに、
どうしたことでしょう? 母のケースが特殊なのか?
なんとか出来ないものなのか??

私は以前、そのことを担当の看護師さんにお話しして、
<無意味と思われるリハビリ>は止めてもらえないか?頼みました。
(でも、老健という施設の位置づけ上、それは無理ということ)

母は、自分では言いませんが、多分
<褥瘡が出来ても構わないから、痛いことをしないで欲しい!>
と、必死で考え、早く逝きたいから、食べないようにしている……
ようにも見えるのです。


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看取りプラン 14 バレエ

2016-02-21 08:42:38 | 介護


バレエというと、ひっ詰めヘアに白いタイツ、レオタードを着て、
トウシューズでくるくる回る……というイメージですが、
違います。

私流に言うと、
  「鳩尾をあげて、肛門もあがり、御臍が縦になって、
 
   背中が下がるから、美しい立ち姿になる」


  「腕は地球または宇宙を抱きかかえるかのように

   肘から限りなく優しいカーブを描き、眼差しも遥か彼方へ」


「あっそ~」と言って、初心者や柔道の選手が真似しようとしても、
必要な筋肉が育っていなければ、
この姿勢で立ち続けることは無理です。

そのために、どんな大バレリーナになっても、バーレッスンは
欠かせないのだそうです。

逆に言えば、バレエは<高齢になっても出来る、立つだけ体操>かも。
もちろん優雅なチュチュ風のお稽古着を着て、
バーに掴まりながら、爪先立ちになり、パドブレなど行えば、
一瞬にしてバレリーナ気分になれるのです。

母は長年社交ダンスを楽しんできましたが、
それは<相手の男性が、ちゃんと動かしてくれる>という前提のもの。
女性は決して自分から積極的に動いてはいけないので、
<なされるがまま>という主体性の無さです。

その結果、脊柱起立筋とか、内転筋、殿筋などがすぐになくなり、
歩けなくなり、車いすになり、今はオムツが必要になっています。
オムツになると、途端に精神的意欲もなくなりました。

礼儀正しさとか、人を気遣う心意気は残っていても、
社会的なことに貢献したいとか、意見を言うということが
何もなくなって……、連動して、身体もダメになった……と思います。

日本舞踊は挑戦したことがありませんが、
美しい姿勢を保つには、とても良いようです。
社交ダンスは…………、腰を痛めている人が、私の周囲には多いです。

何でも、やり方と、やり過ぎに気をつけることが必要ですが、
バレエはお勧め!です。


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看取りプラン 13 筋トレ

2016-02-20 10:06:29 | 健康法


私は自力整体ナビゲータOnlyではなく、

   生き甲斐は<ミュージカルの製作と演技>、

   そして「自力整体」で世の中の健康増進に貢献する

この2本を同時進行で楽しんでいます。


ミュージカルというのは、歌はもちろん、演技も必要なので、
メンバーのバレリーナの教室に通っています。
他の女性メンバーも殆どの人が通っています。

「バレエをやっている」なんて言えないくらい、
ゆる~いカリキュラムですが、
一応、毎回、ストレッチとバーレッスン、センターも少し。
90分のレッスン中は、先生の目が光っているので、
変な姿勢をしていると、ピシピシと叩かれ、膝を伸ばし、
背中を下す努力を続けています。

「自力整体」では骨格を整えて、筋肉のコリを取るように緩めますし、
合間にたくさんの筋トレも織り込まれています。
でもバレエで使う筋肉は独特で、ものすごく体幹筋肉がつきます。
意識も研ぎ澄まされて、遠くを見るようになります。

元はと言えば、近所の文化センターで
「おばさんバレエ(基礎バレエ)」を月500円で始めたものですが、
(当然、バーも何もなく、窓枠に掴まって)
これが後のミュージカルに繋がり、健康増進にものすごく役立ったわけです。

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看取りプラン 12

2016-02-19 07:53:53 | 介護


母が現在の老健に住み始めて9カ月。
面会に行く度に「3月3日の雛祭りには、マンションの祝賀会で
コーラスのステージに立ちましょうね」などと励ましてきました。

が、実際のところは、どんどん食欲が落ち、体重が減り続け、
生きる意欲がなくなってきています。

相変わらず、自分の意見は言わず、娘たちにも遠慮して、
「みんなに迷惑はかけて悪いわね。」と、
殊勝にしているのが、気の毒で、いじらしいほどです。

「自分のことより、他人を気遣うことが出来る」性質は、
こういう時、「身を助ける」のだ……と思います。
けれど、それは精神的に癒されるだけで、
本人の体の痛みは、私がどんなに優しい言葉かけをしても治りません。

リハビリを見学していると、
若い介護士さんたちは、根気よく、励まし続けてくれていますが、
筋肉がなくなっている母には「つかまりスクワット」は難しく、
苦痛に顔を歪めていました。

背骨・圧迫骨折の痛みもあるのだから、
せめて、それが治ってからでも?と提案したのですが、
やらないでいると、アッという間に<寝たきり>になってしまうから、
「本人が苦痛でも、やらなきゃいけない」のだそうです。

確かに…………そうですが、私がそうなったときは…………
どうしたら良いのか??
自力整体をやりながら、気持ちよく、全身を動かし、
巡りをよくする実技をしていますが、
もっと筋トレが必要では?と思い、私なりに増やしています。

明日はその結果をお伝えしましょう。
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