自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

アメリカの図書館はサイブラリー?

2020-02-29 06:02:30 | いまどきの世情


昨日、品川区立図書館のことを書きました。
NHK実践ビジネス英語1月号にはアメリカの図書館事情が書いてあります。

P.60 一般的にアメリカの図書館は本を借りて読むだけの場所ではなく、
   ダンス教室から料理教室、文化講演会といった多彩なプログラムを
   提供し、司書は図書館の中にいるだけでなく、企業や老人ホーム、
   商工会議所から刑務所にまで出かけていって情報収集についての
   相談に乗ったり、読書会の運営を指導したりしています。

   アメリカは、デジタル化が進んで図書館不要論が言われ始めた
   1990年代に、図書館改革に乗り出しました。そして、読書環境が
   電子媒体によって変化する中においては、
    デジタルコンテンツを有効に活用できるサイブラリアンが、
    今後の図書館を支える人材として重要な役割を果たす、

   という理解が深まったのです。

   日本でも「登校拒否児童や居場所のない人たちに」居場所を提供したり、
   夏の間、自宅にエアコンのない低所得層やホームレスの人たちに
   解放されています

「日本はアメリカの30年後を追いかけている」と聞きながら育った私です。
学校の先生たちでさえ、パソコンの扱いやサイバースペースに関して
四苦八苦しているといわれる日本の現状は、本当にアメリカや中国に
追いつけるのでしょうか?
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荏原図書館 =^-^=

2020-02-28 05:57:03 | 健康法


なんで図書館が健康法だって??
私は目黒区・世田谷区・大田区の図書館を常に巡っていて、
書店にない(それが新刊だった頃に見落としていた)良い本を借りています。

つい最近、(マナビバに通うようになって)品川区の荏原図書館に出逢い、
覗いたらナ・ン・ト、、、今まで探しまわっていた健康ソフトのDVDを発見!
社交ダンスあり、バレエあり、、ベリーダンスあり、、、
もちろん本も他の区とは違った選別で沢山あり、興奮して書棚を眺めました。

最近の図書館は何処も、メールで予約できるし、自分が何を借りているのか
サッとチェックできるので、本当に楽になりました。(昔は自分で手書きメモ!)

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すべての不調をなくしたければ 除菌はやめなさい 4 リーキーガット症候群

2020-02-27 08:10:02 | いまどきの世情


リーキーガット症候群とは、
これまで紹介してきた色々な不調をを総称する言葉です。
具体的には、①抗菌剤や環境ストレスにより、腸内細菌のバランスが悪化。

   ②体内ゾヌリンの異常放出により、腸の粘膜が緩み(結合が弱まり)、
    腸内で処理されるべき物質が腸壁から漏れ出て、身体を巡ってしまう。


P.78  ③危険な細菌が大量に入り込むと、獲得免疫と自然免疫システムは
    オーバードライブにギアシフトし、身体を安全に保とうとする。
    しかし腸内壁が一旦劣化すると、ゾヌリンはひっきりなしに放出され、
    (中略)免疫システムが「オン」状態に固定されたままになる

    そして入ってきたすべてのものに対して見境なく抗体を発射して攻撃し、
    その標的は自分自身の体内組織さえも含んでしまうのだ。
   
リーキーガット症候群が関与するらしい症状は、
P.85 セリアック病、糖尿病(1型)、P.86炎症性腸疾患、関節リウマチ、
   P.86乾癬、 P.88ニキビ、喘息、 P.89メタボリックシンドローム
   多発性硬化症、P.90自閉症、がん

対処法 例えば、
P.96 ニューヨークの地下鉄(ほぼ600種類の異なる細菌が存在)に乗ったり、
   子供を車内で転がしたり???する時間を多くする・・・・
   
理由は、年間170億人という大変な数の多種民族の接触により、
多様な菌に触れられるから、だそうです。
上記は「冗談交じりに」語られるそうですが、
   「全ての細菌が悪いモノである」という認識を変えよう!ということ。

だからといって、私達日本人がその目的でニューヨークに行くのは無理。
著者のお薦めは、
P.115 土由来のサプリメント:シラジット(ヒマラヤ山脈奥地の土壌で生成)
   少なくとも85種類のミネラルを含み、そのうちの二つ、フミン酸と、
   フルボ酸は農業で土壌用栄養補助剤として普通に使われている。
   両者は厚い細胞の壁を通してミネラルを運び、細胞の寿命を延ばす働きを
   助ける。

その他、著者が避けている食品の情報は、P.128 牛乳
   代わりに勧めている乳製品は、ヤギと羊の乳から作られた生乳、有機乳、
   発酵乳。プロバイオティクス、オメガ3脂肪酸、タンパク質、カルシウム、
   マグネシウム、ビタミンK2といった一連の栄養素を含む食物は、
   こういった生の乳製品意外にはほとんどない

フツーの日本人である私は上記のような「生の乳製品」は購入できないし、
お薦めのココナッツミルクも、それほど好きではないので
牛乳を飲み過ぎないよう、気を付けているだけです。(それほど好きじゃないし)

健康関連の潮流として、覚えておきたいのは、
P.192 ①有機栽培の地元産食物を選ぶ
   ②発酵、発芽食品を摂る

コストが少し高くなっても、
P.193 今農家に払うか後で薬屋に払うかだそうです。

P.268まで、色々なサプリメントや食品が紹介されています。
不調・症状を抱えてお困りの方は、自分で読んで判断してください。
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すべての不調をなくしたければ 除菌はやめなさい 3 抗生物質の常用

2020-02-26 06:45:57 | 推薦図書


P.55 食物や水から始まり、化粧品、シャンプー、コンディショナー、石鹸、
   日焼け止め、メークアップ製品、化粧水や薬、はてはペットフードまで
   あらゆるものに抗菌剤が含まれている。

この辺の話から、上記のものをフツーに使っている人たちの懐疑心が広まり、
「そんなの大袈裟じゃないの?」「国が認可してるモノよ」という反撃が始まります。
だから私は教室の生徒さんたちには、お伝えするけれど、一般の友人には喋りません。

著者の患者M(35歳)は線維筋痛症、manseihi、多発性硬化症、慢性関節炎、
過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返し、初診は車椅子でやってきた。
食事日誌を見ると、極端に食物繊維の摂取量が少なく、咀嚼回数も少ない。

P.58 細菌のバランス不足を調べる検便と、欠乏栄養素を見つけるための
   有機酸検査の結果、
   葉酸やビタミンB12を含むいくつかのビタミンBの値が非常に低く、
   ビタミンDと亜鉛の値も極めて低かった。

   検便の結果、乳酸菌を含むある種の菌株が大幅に減少しており、
   病原性酵母の異常増殖もみられ、彼女の症状が
   有効なバクテリアとビタミンBの欠乏だとわかった

著者の処方は、「食事の改善(プロバイオティクス酵母を豊富に含んだ食物を多く)
ビタミンB12、ビタミンD3のサプリメント、プロバイオティクスのサプリメント、
亜鉛、乳香油(フランキンセンス)の摂取を促した。」
そして3週間後には車椅子から立ち上がることができ、90日後に殆ど快癒した。

実際の体内では、腸壁の密着接合を開閉するゾヌリンという物質がキーで、
この物質の異常放出は①細菌との接触、②グルテンとの接触が引き金であるらしい。
(以上、P.67)   

P.68 私たちの日々の選択(例えば、何を食べるか、どんな製品を使うのか、
   生活の中のストレス・レベル、飲む薬など)が、病気と健康を区別している。

幸いにして(?)私達日本人は、シリアルやオレンジジュースなどの洋風朝食よりは
味噌汁・おにぎりなど、グルテンの少ない食事の人が多いようなので、
食物由来のリーキーガット症候群は未だ少ないのかもしれません。
   
でも、ちょっとした不調で病院に行けば、簡単に抗生物質が処方され、
日常生活の中で抗菌剤が溢れていることは確かですから、
もともと腸内細菌叢のバランスが悪い人が、不調を起こしやすいのでしょう。



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すべての不調をなくしたければ 除菌はやめなさい 2

2020-02-24 09:51:23 | 推薦図書


恐ろしいことに、不調の原因は、母親から産み落とされる瞬間から
始まることもあるようです。
P.50 誕生前の赤ちゃんの腸は完全に無菌状態だが、
   お母さんの産道を通ってくる間に何兆個もの細菌にさらされていく、
   そういった細菌がマイクロバイオーム(腸内細菌叢)の土台となり、
   免疫システムの基礎ともなり、
   赤ちゃんは年月をかけてそれら細菌を成長させていく
ことになる

P.51 先駆的な医師たちは、帝王切開で誕生した赤ちゃんにお母さんの
   膣の分泌物を塗りつけるという試みを始めている。
   母乳にも細菌が含まれている。母乳自体の消化を助けるバクテリアが
   母乳そのものの中に含まれている。

   (中略)生まれて数時間のうちに触れるこういった細菌が
   体内のマイクロバイオームの最初の糧となり、赤ちゃんのその後の
   生涯を通しての腸の健康状態の推移が決まっていくのだ。

清潔過ぎる環境で育ったり、幼いうちに一つあるいは複数の抗生物質で治療する
必要がでてきたら、それまでに形成されてきた腸内細菌の多様性はほぼ一掃され、
腸は毒性のある細菌株の影響をより受けやすい状態になってしまう。   

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すべての不調をなくしたければ 除菌はやめなさい Dr.Josh Axe・著 2018/7

2020-02-23 07:57:15 | 推薦図書


知人の一人が原因不明の不調に苦しんでいるので、
このように分厚い本も、時間をかけて読んでいます。

著者はアメリカ人の自然療法医師・臨床栄養士。
母親の乳がん再発の際、彼女が便秘(週に1~2回の排便)気味で、
リーキーガット症候群、甲状腺機能低下症、慢性疲労、うつなどの
症状を治癒に導き、がんを克服した記録が前書きにあります。

彼女を含む一般アメリカ人の不調を原因を、以下のように推察。
P.14 自分たちの腸に対して有毒レベルの加工食品や砂糖を与えすぎ、
   環境に影響を及ぼす化学物質、ストレス、過剰な抗菌剤で
   さらなる負担を
与えてきた一方で、
   本当の栄養を与えずにきてしまった。

その対処法は、「腸に悪い食べ物、化学物質漬けの住環境」をやめ、
「腸内細菌叢を改善するための食事・自然に触れる生活」をすること。
「そんなこと、とっくにやってるわ!」と私は自信を持っていえます。

が、地球規模で環境破壊が進み、土壌が改悪され、作物の遺伝子が操作され、
それが巨大企業のロビー活動やTVコマーシャルなどで一般化してしまうと、
一般庶民では太刀打ちできません。

私自身や、職場の未認可保育園で泥だらけの乳児期をおくった我が子たちは
花粉症やアレルギーには無縁ですが、周囲には多くの不調に喘ぐ人がいます。

「加工食品を食べると危険」「便利な強力粉クリーナーは使わない」などと言うと、
その筋(食品産業界や洗剤工業会?)からの圧力は相当なモノと思われます。
こういった本を読む層と、そうでない人たちの間にも亀裂が入ります。

読むと(知ると)気が重くなるばかりなのですが、
私は「地球の将来・何も知らず不調に喘いでいる病弱な人たち」のために、
このような本で示される「庶民レベルでできる対処法」を広めていきたいと思います。


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トップアスリートだけが知っている「正しい」体  4 「考えるな! 感じるんだ!」

2020-02-22 08:18:41 | 推薦図書


P.212 あとがき

   私達は常に「心の言葉」と「頭の言葉」を使っています。
   理屈や理由をつけるのは頭の言葉、
   理屈なく感じたものは心の言葉といえるのかもしれません。

   「頭ではわかっているけれど、どうしてもうまくできない」とき、
   「あなたの心はどう感じているの?」「感じているものを言葉にしてごらん」


P.213 人は自分の内側と出合うことができたとき、
   無限大の可能性を体が無意識のうちに感じる


P.214 「もっと考えなさい」といわれ続け、「もっと感じなさい」とは
   いわれてこなかった今の世代に贈る言葉は、

   武道家でありアクション俳優のブルース・リーの名言
   Don't think! Feel! (考えるな! 感じろ!)

実はこの本、ずっと前に読み終えていて、メモは先延ばしになっていました。
数カ月後の今、マナビバでヨガのレッスンに出て少し理解が進んだお陰か、
著者お薦めの基本ポーズの意味などが、よく理解できました。

これも、頭の理解でなく、身体で実際に感じたから「心に響いた」のだと思います。 
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トップアスリートだけが知っている「正しい」体   3  感覚を鍛えること

2020-02-21 06:04:09 | 図書メモ


素晴らしい言葉が満載なので、ひたすら書き写していきます。
P.83 結果を残している人というのは、
   「継続する才能」「努力する才能」があり、
   日々の繰り返しを嫌がることなく、
   常に新しい気持ちで意図をもって取り組める人だと感じます。
   では何が継続する気持ちをサポートしてくれるのでしょうか。

以下は、最近、色々な書物で見かける内容なので、要約すると、
  脳はマンネリ化を嫌い、同じことの繰り返しは脳の老化を早める

  脳が好きな状況で継続するために大切なのは
  「脳が報酬をもらっているかどうか」
  
  ドーパミン(快楽神経系の一つ)の放出を促すことが重要

P.84 ヨガのレッスンでは、日常ではあまり行わない動作や
   あまり気に掛けたことがない部分に焦点を当てたり、
   問いかけられることが多々あります。

   (中略)大切なのはその動きが「できるかできないか」ではなく、
   まずはその動きの「何ができた、何ができないのか」
   「何を理解していて、何を理解できていないのか」を整理すること。
   そしてその一つひとつをクリアしていく・・・

P.85 人間にとってものごとを継続するポイントの一つは、
   一度に大きな報酬を手にするのではなく、小さな報酬を小出しに得ること
 
   (中略)取り組む姿勢は学ぶことで身に付けることができます
   小さな発見の積み重ねが報酬となり、継続する心を育むのです。

   (中略)ステップアップのためには次は何が必要か見極める、
   そのステップを完了するためにどんな取り組みができるかを考える
   こういった思考をヨガの動作を通して体得していきます。
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トップアスリートだけが知っている「正しい」体   2  ヨガの効用

2020-02-20 05:58:18 | 図書メモ


P.80 ヨガのレッスンの場合、インストラクターの声だけ聴いて、
   自分の体と心の状態を確認していくうちに、自然と
   何も考えず感じるだけになり、頭を空にする時間が増えていきます

   そして筋肉が感じるもの、皮膚が感じる空気、
   身体の奥で動く感覚だけに集中することが可能になります。

   周囲のすべての雑音が消え、
   自分の体の周りに大きな空間ができた感覚が生まれてきます。
   体の一つ一つの反応、細胞を感じるようになるのです。

P.81 最初は鏡を使って自分を見つめることで自分の体を確認しますが、
   継続していくうちに鏡に向き合うことなく、
   自分の体と心を頭にイメージしながら、
   自分の目に頼ることなく内観をすることが可能になります。

   日々の変化、心のあり方が明確にポーズを通して現れます。
   自分の強さと弱さが同居することに気が付き、それをともに愛し、
   そしてよい方向に育てようと考えられるようになります。

   自分の心と体を見つめること、
   それが「感覚力」を呼び起こしてくれます。

私自身は過去数十年、色々な場所でヨガの片りんに触れ、本も読んできましたが、
このような解説は初めてです。とても面白いと思います。
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トップアスリートだけが知っている「正しい」体のつくり方 山本邦子・著 2015/11

2020-02-19 05:43:04 | 図書メモ


少し古い本ですが、「身体を動かすこと」に関して、鋭い洞察で、
日本の義務教育の体育現場に取り入れて欲しい内容満載です。

P.23 動きを通して心を育てる(ことができる)
   「体いっぱいで喜びを表現して」「悔しさを表現して」
   「そこからもう一人別の自分をイメージしてみて」といった
   心を形にする指導がある

P.24 性格や性質は動きに出るものです。言い換えれば体の動きで
   心が見えてくるということです。さらにいえば、
   身体の動きをコントロールすることで心もコントロールできる、
   つまり、自分の内面を体の動きで変えられるということなのです。

色々なところで言われ始めているようですが、
日本の体育の授業は球技や競技に偏り過ぎていたと思います。
現在の様子は知りませんが、昔は
運動神経の良い、活発な子供だけがヒーローになり、
運動が苦手な子供たちは苦行を強いられる場所でした。

そんなことより、基本的な体の使い方や、受け身の取り方、
正しい姿勢のつくり方、解剖学的な「動きの解説」などが必要だと思います。

著者はThe University of Kansas教育学部運動科学科アスレチックトレーニング学、
その大学院でスポーツ経営管理学と運動力学の修士号を取得。
2015年の著者紹介欄には大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学博士課程
在籍だそうです。

こういう、先進国の状況を知った方々が日本の旧態依然の状況を
積極的に変えていって欲しいと願っています。
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