自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

節分草を見に 秩父へ 

2023-02-28 05:51:47 | Nature 自然


昨日は夫婦で秩父の節分草を見に行きました。
(火曜日と金曜日は私の仕事があるし、土曜日はミュージカル。
だから月曜日だけは天気が良ければ夫と出かけるようにしています。)

富士五湖周辺と違って、秩父は高速道路を降りてからが長く、
渋滞に悩まされることが多いので嫌いです。
とはいえ、節分草の群落があるのはここだけなので数年に1回は
見に行くようにしています。

その月曜日が好天とは限らず、肝心の花が開花状況も不確かです。
今回も役場に電話して「開花はしている」との言葉をたよりに
出かけましたが、現実は・・・・・ まだ4分咲き程度。



林の中で、厚い落ち葉の中から可憐な(=ちい~~さな)花や蕾が
やっと顔を出している感じ。
「うぅ~~む、今年もダメか~」という思いを胸に園内を歩きます。

「でも来年は運転を止めているかもしれないし、健康状況も???だし
今年、好天に恵まれて来ることができて感謝だよね。」と慰めあう老夫婦。
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究極の疲れない 呼吸法  8  再びバレリーナの問題

2023-02-27 06:05:25 | 操体法


著者によると、
p.114 私が現場で指導するときにいちばん苦労する患者さんは
   ダンサーです。それも幼いころからクラシックバレエを
   やってきた方たちです。

   胸郭を上げる呼吸をしていて、背骨が床にピッタリつく
   ような動きが習慣になっているので、ニュートラルな姿勢とは
   逆の回路が出来上がっています。

   これによりダンサーで首の症状を抱えている人が多いのは
   意外と知られていないかもしれません。腰痛の治療にも
   時間がかかります。

確かに、私は還暦を過ぎてバレエ教室に参加しただけのビギナーですが、
先生が言われる姿勢を目指し、アンデュオールという「外側に開く」体制を
心がけていたら、ジムでピラティスの先生から「それはちょっと・・・・・」と。

p.115 (中略)ニュートラルな姿勢を保ち、お腹にバランスよく
   力を入れながら、呼吸する。この3つが揃ってようやく
   カラダの安定感が出てきます。

   ほとんどすべての部位(腰、首、肩、背中など)の慢性の
   怪我は土台が安定していないところから起こります。

   感覚的な表現ですが、手足を動かしたときにフラフラと
   胴体が揺れてしまうのは、犬がしっぽを振り回すのではなく、
   しっぽに振り回されているような状態です。

   背骨が重力に対して、ニュートラルなポジションでカラダを
   支える能力を発揮していれば、慢性の怪我からは抜け出すことが
   できます。

誰でも、「イイこと聞いた!」と喜び勇んで精進しますが、
その理解が正しいかどうかは不明です。最悪、間違って身体を壊す
方向に努力してしまうかもしれません。(本格的なバレリーナでさえ?)

私はラジオ体操仲間に「公園説法」という感じで
自力整体を含む色々な健康法をお伝えしています。
確実に効果があがり、筋肉が増えて美容体重で引き締まった人、
腰痛や肩凝りが治らない人など色々です。

私からの情報と、各自の状態やモチベーションが上手く合致すれば
理想の結果が得られるのね~・・・・・と、眺めています。
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究極の疲れない 呼吸法  7  呼吸法の重要性

2023-02-26 05:54:37 | 操体法


p.96 たとえば、腰痛もちでリハビリを長年しながら
   なかなかよくならないという人も、
   呼吸法と姿勢をよくするだけで、腰痛がなくなる
   というケースは少なくありません。

p.97 なぜ治らなかったかというと、普段から背骨を
   まっすぐなポジションで使えていないから
です。
   カラダを不安定なまま動かしているのは、
   正しい呼吸法とニュートラルな姿勢が身についていないから

   呼吸ですべてがよくなるわけではない
   が、痛みに苦しんでいる人に共通して言えることは、
   呼吸法はリカバリーのスイッチだということです。
   よくなる方向へ、まずは回復の扉をあけるために
   呼吸法が必要です。

p.100 カラダがどういうポジションになると壊れやすいかは
   山ほどリサーチがあり、
   ニュートラルな姿勢がいちばん負荷が少なく、壊れにくい
   ことが明らかになっています。

   (中略)コアトレ、体幹トレーニングなどと言いますが、
p.101 リハビリの過程ではかなり先にあるものです。
   (中略)故障をしている人がまずすべきは
   呼吸法とニュートラルな姿勢を知ることです。

   それらができるようになったら、次はカラダの使い方を知り、
   動かし方を知り、それからようやく体幹トレーニングに
   入っていきます。自分のカラダのニュートラルな姿勢を知らず、
   呼吸法も知らない人たちに、いきなり体幹トレーニングを
   教えても症状は改善しないままです。

具体的にはp.121~152までモデルさんの写真入りで詳しい解説が
載っています。これを「身体の使い方に慣れていない人たち」が
どの程度理解できるのかは疑問ですが、やってみる価値はアリアリです。

どんな健康法も、「窮すれば通ず」と私は思っています。
痛みが強い人ほど、正しく理解しようと努めて、分からなければ
正しい指導者へアクセスすることでしょう。

私は自分の膝痛を治す方法を探し求め、矢上先生の書物に出会い、
職場の帰りに行ける先生を見つけ、ついには西宮まで出かけるようになり、
現在は指導する側に居ます。

同じように自力整体に巡り合っても、集中して学ぶことをしないで、
すぐに別の健康法に移っていく人もたくさんいます。そういう人たちは
「渡り鳥症候群」といって、いつまでたっても完全な治癒にはいたらない
可能性が大です。

もちろん、自分に合った治療法に行きつく人もいるでしょう。
どんな健康法も、というか、効く健康法ほど、、、
ある程度難しく、研究心と根気は必要です。

多くの人が、諦めないで良い指導者に巡り合えることを祈ります。


 
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究極の疲れない 呼吸法  6  バレエの姿勢

2023-02-25 06:02:48 | 操体法


p.99に????と思う記述があります。

   バレエダンサーは姿勢がいいイメージがあるかも
   しれませんが、バレエの良い姿勢は医学的には悪い姿勢です。

   腰が反っているものの、骨盤は立ててまっすぐにして、
   お尻の筋肉をできるだけ使わずに、太腿の裏の筋肉を意識。
   お尻が小さく、まっすぐできれいに見えます。

   これでは腰が後彎して、お尻で支えることもできません。
   ダンサーの人がいい姿勢をしていると本人は思っているのに
   どんどん腰痛がひどくなっているというのはよくあるケース

え~~~~???????

私はこれには賛成できません。
確かに、趣味で長年教室に通っている人の中には
猫背で前首の人がいるし、彼女は腰痛などの痛みを抱えています。
でも、本物の先生たちは素晴らしい姿勢だし、腰痛とは無縁です。

私は現在、ジムのバレエクラスの先生が主宰される別のスタジオにも
通っています。その先生は大阪芸術大学の舞踏科を卒業され、
理論的にも芸術的にも本当に美しく、うっとりできる存在です。

だから、「バレエの姿勢は良くない」なんて絶対に言ってほしくないです。
どんな名バレリーナだって、オリンピック選手だって、やり過ぎ、
厳しすぎ、使い過ぎなどを繰り返せば、壊れるに決まっています。
決してその種目がカラダに悪いということではないと信じたいです。

私のバレエの現実は、60歳を過ぎてからの公民館レベルなので、
回転はできないし、脚も高くはあがりません。それでも、背中を立てて
お腹を引っ込め、体幹を使って持ち上げていればバレリーナ気分です。

それは「肩甲骨が下がって、体軸が垂直で、全身に力みがない」
ということです。自力整体だけでは絶対に得られなかった芸術性と
動きを優雅にコントロールする技術は私の大切な財産です。  
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究極の疲れない 呼吸法  5  機能運動性医学

2023-02-24 05:45:15 | いまどきの世情


機能運動性医学とは、人間がいかに強く、すばやく、安全に
動けるようにするかを念頭に、治療法が考えられているそうです。

p.57 安全に動くとは、解剖学的的な見地からカラダが壊れにくい
   動きのことを指します。 

p.58 呼吸は壊れない動きの第一歩目です。(中略)
   見えない筋肉を使っておこなう最初の動きなのです。

つまり、ここからやっと本著のタイトル「呼吸法」が始まります。
p.58にチェック項目があって、「階段を上る、足腰に痛みを感じる、
手を使わずに床から立てない」などがひとつでも当てはまったら
機能運動性が低下しているそうです。

これは「寝たきり」への入り口なので、それを阻止するための
第一歩として「横隔膜」を使う呼吸法を学ぶそうな。

p.65 (著者の)クリニックではまず呼吸から始めます。
   次に解剖学的に理にかなった②姿勢、カラダの動かし方を練習してもらいます。

   それができてから③体幹トレーニング、
   ④ストレングストレーニング
と、
   ピラミッド型で昇っていくように治療を進めていきます。
   これが機能運動性を高めていく一連の流れです。
   (p.66にピラミッドの図解があります)

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究極の疲れない 呼吸法  4  怪我のメカニズム

2023-02-23 05:38:45 | 操体法


p.53 怪我にはメカニズムがありますが、どこまで壊れたら
   痛みが出るかは人それぞれ異なります。
   見た目に姿勢が悪くても、
   痛くない人は治療には来ません。

   (中略)痛みに引っ張られすぎて、なぜその怪我が
   起きたのかというメカニズムを疎かにしないでください。
   
   痛みを消す方法は世の中にたくさんあります。
   痛みが消えたからいいかといえば、
   良いケースも悪いケースもあります。

p.54 (中略)故障する方向に負荷がかかると怪我をする。
   これは確かです。そうならないように負荷がかかっても
   大丈夫なカラダづくりをすることが大切
です。

p.56 組織が壊れて、その信号を拾って痛みが出ています。
   しかし、なぜ、どのタイミングで、どこまで壊れたら痛みが
   起こっているのかはわからないところがあります。

   同じ損傷でも痛みがある人もいればいない人もいますし、
   取れるはずの痛みが取れない人もいます。

p.57 (中略)痛みにはさまざまな要因が関与するものの、
   筋肉骨格系の、動いたときに痛みが出る症状は、
   機能性の低下からきています。

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究極の疲れない 呼吸法  3  怪我の定義

2023-02-22 05:45:45 | 操体法


p.45 マイナーテアと呼ばれる細かい筋繊維の故障・破れは
   日常生活を送るなかでも頻繁に起こっています。


   私たちのカラダはマイナーテアを都度修復して機能していますが、
   筋肉を使わない、もしくは座りっぱなしなどの状態で筋肉を
   使い過ぎると酸素が入らなくなって、血液循環が悪くなり、
   炎症が起こり、軟部組織(筋肉・筋膜・靭帯・腱・神経・血管
   など骨以外の組織)が硬くなります。
   これを癒着(Adhesion)といいます。
   (中略)

p.48 現在もっとも効果があると言われる治療法は、
   癒着してしまい本人が動かせない筋肉・関節を、
   治療者がゆっくりとカラダごと動かすものです。

   嘘のようにその場で腰痛が消えたというのは、
   カイロプラクターなら現場で少なからず体験しているでしょう。
   注射に引けをとらない即効性があります。

この本で著者は「自分でできるリリース法」を紹介してくれています。

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究極の疲れない 呼吸法   2  壊れる場所

2023-02-21 05:52:35 | 操体法


p.29 いつ故障するかには個人差がある
   しかし、壊れる場所は誰でも共通している
   解剖学的に筋肉骨格系の壊れるところは

   筋肉、腱、靭帯、骨しかありません。

   それがどこまで壊れたかの結果が症状です。

   (中略)筋肉が動きを止めようとして、それが
   止まらず靭帯まで強い負荷がかかると捻挫になります。

   さらにひどいと骨折になり、
   骨折すると関節も一緒に傷めます。

p.31 では、壊れやすい部位とはどこでしょうか?
   負荷がかかりやすく、よく使われる場所です。
   人体においては関節です。
   怪我はほとんど関節で起こります。

この辺から自力整体と繋がってきます。
私の場合、一番負荷をかけたのは30年近い自己流テニスと卓球で、
とどめは重いリュックを背負っての百名山踏破。
幸か不幸か、痛めた(症状が出た)のは膝関節だけでしたが、
治すのには、骨盤の歪み修正が必要でした。

膝痛で悩む生徒さんたちには、反り腰の矯正や整食法を
薦めます。(荷重オーバーで負担がかかっているから)
やり過ぎたい病」を含めて、「食べ過ぎない、使い過ぎない」
「身体の声に敏感になる」というのは著者の薦めと同じです。
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究極の疲れない 呼吸法   仲野広倫・著  2021/7

2023-02-20 05:06:23 | 操体法


著者は「大正15年創業の整体治療院の子孫。
   明治国際医療大学・南カリフォルニア健康科学大学卒業
   カイロプラクティック認定スポーツ医など3つの資格あり」

最近は、こういった国際派でエビデンスを持つ治療に目が行きます。
もちろん西洋医学だけでは不定愁訴は治せないので、著者のように
東洋医学にも造詣の深い方が面白いです。

p.6 筋肉骨格系の故障は
   カラダの機能運動障害が原因で起こります。


p.7 日本でも「骨盤矯正」「姿勢矯正」「カイロプラクティック」
   などに負けない勢いで「パーソナルトレーニング」や
   「スポーツクラブ」などが台頭しています。

   これは痛みや症状に焦点を当てた「受け身の治療」から
   トレーニングやカラダづくりによって、怪我を予防し、
   パフォーマンスを高める「能動的な予防」に皆さんが
   健康投資をし始めた一つの潮流ではないでしょうか。

   しかしながらこの流れは、無理な運動や知識不足から
   余計に痛みのある人を生み出してしまうことも確か
です。

もっと書き写したいのですが、あまりに長くなるので、結論は、
   こうしたときに、運動を中止して痛みを避けるのではなく、
   運動に安全に戻れる治療をおこなえるのがスポーツ医学の
   強味です。

p.8 そこには「秘伝の技術」も「独自の発見」もありません。
   あるのは「原因」と「結果」のみです。

   (中略)原因をしっかりと理解して、それを解決する方法を
   実践すれば、おのずと結果はついてきます。

私は自力整体ナビゲーターですから、生徒さんたちを「痛みのない人生」へ
お連れするべく、日々研究を続けています。個別の悩みや心身の癖を
理解して教室を運営しています。

でも、この本の著者のように専門的・医学的知見には基づいていないので
悔しいけれど確実な治療にはなっていません。これが「安い月謝」での
楽しい教室の限界かもしれません。
もちろん「薄皮が剥げるように、徐々に良くなっていく」のは確かなので、
生徒さんは楽しみに通ってくださっているのです。

だから、私としては、この著者のような専門家が分かりやすい解説本を
出版してくださることが本当に有難いです。
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太りたくなければ体の「毒」を・・・・・9 解毒生活  日用品編-3 焦げ付かない鍋

2023-02-19 05:54:59 | ダイエット


p.99 焦げ付かない鍋によく使われている、
   フッ素加工樹脂(合成樹脂)のコーティングが
   実はオビソゲンなのです。
   テフロン加工といった方がピンとくる人も・・・・・

   フッ素加工樹脂は、摩擦を低減させる界面活性剤の
   一つ。半減期が短く、残留性が高いことから、2016年現在、
   POP認定が審議されているオビソゲンです。
   (POP認定とは、ストックホルム条約で「長距離移動性、
   長時間残留性の要素がある汚染物質」
に与えるもの。

   認定されれば使用禁止になるが、現状を見れば、(中略)
   非常に幅広く使われています。

詳細は本を読んでいただくとして、私個人的には「避けたい調理器具」です。
でも、我が家のシェフは夫なので、彼の大好きなテフロン加工フライパンは
拒否できません。

お得意のフォイル焼きは、我が家のパーティー料理の定番ですが、
魚介類や鶏肉に野菜、バターをたっぷり使ったご馳走は美味しく、
スープも兼ねるので欠かせません。
でも、著者によれば、アルミ箔も宜しくないし、缶ビールも
アルミだから宜しくない。もちろん、一般的な缶詰も・・・・・

という訳で、既に普及してしまっているモノにいちゃもんをつけるのは
嫌がらせでしかない??かもしれません。

先日、久しぶりに会った友人は、
「僕は、他人には言いませんけど、自炊生活では避けていますよ。
 全ては避けられないけれど、出来る範囲でね。そして友人たちと
 外食したり、いただきものがあれば、喜んでそれも食べる。」

ま、彼は一人暮らしだから、かなりのモノを避けられるでしょう。
私は・・・・・<心を込めて、美味しい料理>を毎日作ってくれるシェフに
色々言うことは出来ず、なんだかモヤモヤしながら食事するのは、
ちょっと嫌だなぁ~と思っています。

そんな話を聴いていた女性陣からは、
「なんか、のろ気話を聞かされてるみたい。」
「ぜいたく過ぎる~!」「罰当たり~~~!」の声が。

あまり、他人には言わない方が良い、ということが判明。
読者の皆さんは、知識として頭に入れて、少しは・・・・・
いえ、可能な範囲でオビソゲンを避けてくださいね。

   
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