自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「健康はシモのほうから・・・」  その2 Leaky gut syndrome

2017-08-05 05:53:34 | 図書メモ


藤田氏の著書(論調)は常に(またか!と思う程)

「清潔過ぎはダメ。色々な腸内細菌が人間を強くする。」

そのことを証明するために、
<普通のヒトがやらないこと>(自分でサナダムシを体内に飼ったり・・・)
に挑戦されています。

「我が意を得たり!」と思うことが多く、楽しく読んできました。
今回も、目次だけ眺めても、

 1.下に落ちた物を食べる健康法

 2.お尻から出るスゴイヤツが病気を治す!?

 3.健康・長寿もシモ次第

 4.デキる大人はパンツが赤い

 5.ホルモンを「枯らさず、増やさず」の極意

 6.「健康寿命」を延ばす、シモの鍛え方

 終章 人生は「下」に支えられて

という<ぶっ飛び>ぶり。

今日ご紹介するのは第一章の「下に落ちた物」の話
つまり、「無菌状態で育った現代っ子たちには、
腸を守る役目をしてくれる腸内細菌が足りなくて、
腸は粘膜を正常に作れなくなり、穴が開いてしまう」そうです。
( Leaky gut syndrome)

P.28 特に大切なのは、1歳未満の赤ちゃんの時期には、
   積極的に善玉菌、チョイ悪菌を問わず、
   細菌を体内に取り入れることです。

P.29 また、腸内細菌や腸粘膜を傷めつけるようなことをしてはいけません。
   抗生物質や食品添加物、化学物質などは、
   やみくもに腸に入れてはいけないのです。

   離乳食を早めに与えるのもいけません。
   生まれたばかりの赤ちゃんの腸はまだ未発達で、
   リーキーガットの状態にあるからです。

   生後1年間、多種多様な細菌を腸に取り込み、
   腸内細菌をいかに豊かに育んだかによって、
   生涯の健康状態の礎が決定づけられるのです。

ふむ。だから我が家の3人の息子たちは、アレルギー知らずで、
健康なのだ・・・・と、納得です。
何しろ、産休明け(昔は6週間とか8週間で復職したのです!)保育園では、
広い和室(畳の古い木造民家)を這いまわり、
縁側から自由に外に出て、砂遊びや水遊びに興じ、
泥だらけのスコップやバケツの氷を舐めていたのです。

抗菌グッズ、化学物質や抗生物質に晒されながら育つ現代っ子の
将来・老後は、どうなっていくのでしょうね。
コメント
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