自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

麩ラノーラって? 

2015-06-30 05:35:26 | 健康料理
写真はヨーグルトのトッピングに麩ラノーラをかけたところ


昨日の「麩ラノーラ」に対して、「何、それ??」というご質問が。

答えは、<グラノーラの亜流(似て非なるもの)>  なので、

「グラノーラ」という食品を知らない方には、通じない言葉でした。


グラノーラをwikipediaで見ると、

   ロールドオーツ(燕麦の押麦)や、麦、玄米、とうもろこしなどを主とした

   穀物加工品と、ココナッツ、ナッツなどを、砂糖、蜂蜜、メープルなどの

   シロップ(糖蜜)、植物油とで混ぜてオーブンで焼いたもの。


   さらにドライフルーツなどが混ぜられることも多い。

   オーブンで焼く途中に何度かかき混ぜる、もしくは焼き上げた後に破砕することで

   適当な塊状とする。加熱処理の有無がミューズリーとの違いといえる。


   19世紀後半に開発された、全粒穀物の生地を焼いて砕いた健康食品に使用されて

   いた商標で、現代の形のロールドオーツを原料としたサクサクするグラノーラは

   1960年代のヒッピームーブメントにおける自然主義、健康食品ブームの中で誕生し

   広まった。


こんなこと、何も知らずに、30年くらい前から買って食べていました。
確か、フツーのスーパーではなく、輸入食品の多いお店にしかなかったような……
理由は、ポリポリという感触とナッツの香りが美味しくて、

食べだすと際限なく欲しくなり、気分が悪くなるまで食べたくなる食品でした。

現在の我が家は、糖質制限、小麦離れが進んでいるので、
たまにこういう食品をとっても、低インシュリンサイクルに悩まされることはありません。
おやつとして、たまに食べると美味しいし、
お客さんに「面白レシピ」として紹介して、喜ばれています。

ただし、昨今の円高&品薄で、ナッツ類が高騰し、
とても高価なお菓子になってきました。
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麩ラノーラ

2015-06-29 05:57:15 | 健康料理


面白いお菓子レシピを発見。

出自は 「お麩ごはん。お麩おやつ。」シラサカアサコ+お麩研究部 2014/3

本のレシピは25gの小町麩にナッツ類を足していますが、
我が家に買い置きの麩は、40g入り。なので、下記は案分した分量です。
(バターの代わりに私はオリーブオイルを使っています。)

小町麩 40g:包丁でザクザク切る。

生くるみ50g(刻む)、スライスアーモンド50g、かぼちゃの種50g

ドライいちじく112g(刻む)、ドライアプリコット112g(刻む)

  Olieve Oil、メープルシロップ


作り方
①刻んだ小町麩にOil 62gを加えて、からめる。

  スライスAlmond、Pumkin シード、シナモンPowder、塩少々も混ぜる。


②別のボウルに Oil 41g、メープルシロップ106gを混ぜ、①に加え、混ぜる。


③クッキングシートを敷いた天板に②を広げ、160度のOvenで20~25分焼く。

  途中で3回ほど、木べらなどで全体を混ぜ合わせる。

  香ばしい香りがして、薄く色づいたら出来上がり。


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医者が理学整体師になって…… ⑤

2015-06-28 05:46:24 | 図書メモ


P.197 著者・小島医師の呟き……

   病気が起こる原因として、運動系のアンバランス、力学的ストレスが

   大きく関与することは疑いのないところ。


   が、現在の西洋医学を中心とする医療界では、

   「硬組織骨格配列の異常や、軟組織緊張の異常」が、

   いかに生活機能全体に重大な影響を及ぼすものであるかを忘れ去っている
……



   さらには、治療レベルの話として、

   骨格の歪みの矯正法に関する固定法を重視する治療、

   ●椎間板ヘルニアの治療として行われている牽引療法や神経ブロック治療

   ●無闇に筋肉をストレッチで伸ばしたり、関節可動域の強引な拡大手法など

   現在の整形外科理論のもとで行われている治療施術というものは、

   あまりにも思慮を欠いた治療であると言わざるを得ません。



と、ここまで<正規のお医者さん>が言われていても、

これからも、(多分)何十年と、病院では上記のような治療が続けられることでしょう。


そして、症状がとれないからと、整形外科や各種治療院を転々とする人々の数も減らず、

日本の医療費は益々膨れ上がり、不健康な腰曲がりの老人ばかりの国になっていきそうです。


だからこそ、「自力整体」を広げていかねばならない!と、意を強くしている私です。
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医者が理学整体師になって…… ④

2015-06-27 05:47:53 | 図書メモ


第3章 身体と心の不思議 は、「自力整体」の整心法に似た項目です。

人は、目いっぱい、または過度に<食べたい・挑戦したい・考えたい>
という存在です。(まれに、そうでない人もいますが。)

私自身は、まったくもって、<やり過ぎたい症候群>でした。
だから、当然の結果として、膝痛、転倒・打撲などの怪我に襲われ、
多くの挫折を味わってきました。

「自力整体」の整心法を習ってからは、

自分の長所である「積極性」「チャレンジ精神」を残しつつ、
中庸を目指してきました。

小島医師のお勧めは、<毎日、心の中を振り返り、お掃除する>です。
チェック項目は、

P.131 ○今日一日、感謝の心で生きたか。相手を理解しようと努めたか。

   ○貪り、怒り、愚痴、不平不満の気持ちを抱かなかったか。

   ○相手と良好な関係を築けたか。

   ○人の役に立つことが出来たか。


P.133 反省とは自分自身の奥深い心、真心との対話と言える。

   ほんとうに、真底から自分はこうありたいと思っているのかどうか、

   これを考えることです。


   (中略)自分が病気であることが、自分を助けている事実はないか?

   病気であることを理由に、本当の苦しみから逃れられているという現実は
   ないか?

   表面意識では病気を憎んでいるかも知れないけれど、深層意識では、
   病気に感謝しているところはないか?


これと同じようなことを、最近、整形外科の先生から言われた私です。

「そんなこと、絶対にない!!」と、即座に返答できる私でしたが、
今は、少しずつ変化してきています。

我武者羅に、ブルドーザーのように、自分の道を切り開いてきた私ですが、
何故?という問いかけは殆どしてきませんでした。

  「だって、楽しいんだも~ん!」

  「世の中の役にだって、立っているんだしねっ!」

怪我とか病気は、こういう考え方や暮らし方に、心が反乱を起こして、
 
  「こんな暮らしは嫌だ!」と、実力行使に及んでいるのだ……という理論。


まだまだ、すんなりとは、受け入れたくないけれど、

今は少し立ち止まって、来し方を振り返り、老後を見据えて考えている状態です。
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医者が理学整体師になって…… ③ 内転筋

2015-06-26 05:44:33 | 図書メモ


P.85 主に加齢などの影響で身体を支える筋肉が弱ってくると、

   大腿の内側にある内転筋が働かなくなってくる。


   大腿を内転させる薄筋、外閉鎖筋、短内転筋、大内転筋などの内転筋群は

   膝下の内側の脛骨大腿の内側を通って骨盤の中に入り、

   腸腰筋や脊柱起立筋につながる筋肉で、


   身体の中心を支える、いわば、立って歩くために一番重要な筋肉です。

   これが運動不測や加齢などが原因で弱ると、

   大腿骨が外側と内側の2点で均等に脛骨面に乗っていた膝関節が、

   内側ばかりに体重がかかるようになってくる。


著者の主張は、

P.87 膝が痛い方は、内転筋を鍛えるのが理屈にあっている

   (内転筋を鍛えて動きのバランスを回復させることが、一番即効性あり)

で、著者のお勧めの鍛え方は、「四股踏み」と「足上げ腹筋」です。
私自身は、バレエのプリエの方が、優雅で好きですが、
自己流では逆効果の場合もあります。

この点、四股踏みは、誰でもできるから良いのかもしれません。
いずれにしても、気持ちよく、毎日できる動きを習慣的に取り入れることが重要。

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医者が理学整体師になって…… ② 腸腰筋

2015-06-25 07:58:11 | 図書メモ


ここからは、私が気になった言葉・情報をピックアップしていきます。


P.71 腸腰筋はハムストリングスを含めた体を支える大元の筋肉であり、
   
   非常に疲労しやすい筋肉である……


   しかし腸腰筋は「深腹筋」とも呼ばれているように、

   背中の表層金(脊柱起立筋や内・外腹斜筋、腹横筋)ではないために、

   外側に痛みとして現れにくいという特徴も持つ。


こういった記述を見るまでもなく、
「腸腰筋」は時代のキーワードとも言える、重要な筋肉です。

日本人は、和式トイレ、布団の上げ下げ、廊下の雑巾がけなどの
和式生活の中では、大いに腸腰筋を使い、鍛えていました。
が、近年は上記3つは殆ど姿を消し、腸腰筋は使われなくなっています。

「廃用萎縮」の言葉通り、<腸腰筋は、使われないから細くなる。>
細い(少ない)から、真っ直ぐ立っているのが辛い・歩いてもすぐ疲れる
階段の昇降が辛い……などを引き起こしている、と考えられます。

すると、「何故、日本人に猫背、腰曲がりが多いのか?」が分かってきます。
つまり、腸腰筋が痩せ細っているから、身体を真っ直ぐ吊り上げていられない。
重力に負けて、猫背になり、骨盤を閉める力もないから、蟹股になる……

ですから、腸腰筋を鍛えない手はありません。
「自力整体」でいえば、「起き上がり小法師」が分かりやすい例です。
ほか、臍覗き、肘膝タッチなど、たくさんの動きがあります。

これらを「筋トレ」「体幹トレーニング」のようにして鍛えるのではなく、
あくまでも、筋肉のマッサージとしてケアするつもりで行います。



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医者が理学整体師になってわかったこと

2015-06-24 07:06:16 | 推薦図書


表題の本、著者は 小島善詞(こじま・よしふみ)医師 2011/11 ごま書房新社
  
       専門は血管外科、消化器外科、東洋医学会専門医、理学整体師

副題は <現代医学では難しいといわれる腰痛治療の解決法がここにあった!>

目次を見てみましょう。
  第1章 見えてきた身体の仕組み

  第2章 西洋医学で見えない身体の異常

  第3章 身体と心の不思議

  第4章 健康になるための操体法

  第5章 理学整体師の世界


著書は消化器外科の専門医として、患者の治療に当たる中、

   P.17 西洋医学的に見れば、「明らかな異常なし」と判断される患者を治せない

   というジレンマに苦しみ、東洋医学に行き着いた。

前書きより
P.4 人には、その人なりの歴史があり、生活習慣があり、考え方も一人ひとり違うはず。

   ですから、なぜ、こういう病気になったのか、

   この人にとってこの病気はどういう意味をもつのかを考える必要があると、強く思った。


「自力整体」を目指したら、上記内容は最初に勉強することです。
ナビゲータなら、ツボや経絡の説明、身体のの歪みに関する記述は、たくさん目にしているし、
治療のための操体法も、慣れ親しんでいるものが多く、良く理解できると思います。

それでも、さらに色々な人の書物を読む理由は、
生徒さんたちに<分かりやすい言葉>と、<斬新な切り口>の情報を伝えたいからです。
真面目な西洋医学のお医者さんたちが、東洋医学に参入して、
面白い結果を見せてくださることも嬉しいことです。

ただ、著者のお奨めの「理学整体」は、どこででも施術を受けられるわけではありません。
私が、どこで治療を受けても治らない状況になったら、探し当てて、行くかもしれませんが、
そうならないよう、自分でする「自力整体」で楽しくケアし続けるつもりです。
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ねじれ腸マッサージ  ②

2015-06-23 06:09:58 | 図書メモ
昨日ご紹介した<ねじれ腸>の「実際が良くわからない」という声があったので、
重要な図をそのまま転載させていただきます。

水上 健医師の著書 25頁です。
何故このような写真が撮れるのかも含めて、是非、著書を直接ご覧ください。

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ねじれ腸マッサージ  水上 健 2012/12

2015-06-22 05:20:45 | 図書メモ


 著者の専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群(IBS)の診断と治療。
ハイデルベルグ大学客員教授を経て、2011年より横浜市立市民病院内視鏡センター長。

 何が面白いって、

P.23 理科室の人体模型のような腸を持つ日本人はめったにいないという記述です。

著者が日本とドイツで行った大腸内視鏡検査では、

   解剖図とおりの腸の形をした日本人は、確認できた範囲で2割程度。
   ドイツでの結果は100人以上検査して全員、解剖図通りだった。

で、著者の結論は、

日本人は大腸がねじれていて、形状が複雑なため、便秘が多い原因の一つになっている。
このねじれを解消するためのマッサージを指導したところ、顕著な効果があった。
具体的な方法は、
 1.左胸、肋骨内部:横行結腸から下降結腸への曲がり角を捻る。
 2.左腹部下降結腸:元気塾の腸もみで、ウエスト辺りを揉んでいる場所。
 3.下腹部S状結腸:両掌を重ね、小指側手刀で、床方向へ刺激している場所

ま、実践してみたい方は、本を読んで試してください。
この本に登場する<軽いマッサージ>は、
病的便秘などでお困りの方には良いと思います。

(私自身は、昔から按腹、腸もみなどをやっていますから、
「起きたて排便」「朝食後排便」があり、不要です。)

しかし、お医者さん達でさえ、信じきっている人体解剖図が
実態と大きく違っているとは、
驚きを通り越して、ガックリ……がっかり……やっぱり…………という気持ちです。
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フード左翼とフード右翼  ⑤

2015-06-21 05:56:26 | 図書メモ


さて、ここからは私もついていけない<知らない言葉>ばかりです。

  ネット・コミュニティ「タイガー・マウンテン」、「うかたま」、「Veggy」

  「KINFOLK」、オリーブ少女、「クウネル」、「マーマーマガジン」

以上は、食関連の雑誌、自然派ライフスタイル提案型雑誌……らしいです。


最後に第5章「フード左翼のジレンマ」という項から

P.155 遺伝子組み換え作物と「フード左翼」

   アメリカで大々的に発売された「フレイバーセイバー」(遺伝子組み換えトマト)
   3年もすると、どのスーパーでも見かけなくなったという。この画期的な商品は、

   組み換え青果物の第1号として華々しく世に出たが、静かに表の舞台から去って
   行ったのだ。ジョシュ・シェーンヴァルドの「未来の食卓」によると、

   その理由は「反GMO(遺伝子組み換え食品)運動による攻撃の矢面に立たされた」
   ということだが、実際にはボイコットの効果ではなく、これを売り出した側が
 「栽培から販売・流通までの一貫作業をうまくやれなかったからだ」という主張もある。

P.156 どちらにせよ、遺伝子組み換え食品への反対運動は世界的に大きな脅威に
   なりつつあるのは事実である。そして当時よりもいまの方がその熱は高まっている。

   消費者たちの反発が強い現状で、原料の分野以外に遺伝子組み換えの生鮮品が
   スーパーに並ぶようなことは起こりそうもない。
   (アメリカでは今後、耐病性プラムと、モンサントが商品化計画を発表した
    スイートコーンが近い将来並ぶ可能性があるという)

   こうした反発のもっとも顕著なものが、穀物の遺伝子の知的所有権を独占することで
   知られる多国籍バイオ企業のモンサントに対する反対デモである。

   反モンサントの日である10月12日に、毎年行われるようになっているこのデモだが、
   2013年は、世界50ヶ国、500都市、アメリカ47州で行われている。

   各都市のモンサントのオフィスの前を占拠するというこのデモは、
   「オキュパイ・モンサント」と呼ばれている。

   海外のニュースサイトなどでは、日本での反モンサントデモの様子は無視されて
   いるが、この10月の反モンサントのデモと、5月にも行われた同様のデモにおいては
   参加者のブログなどで写真や動画がアップされており、
   数十人規模ではあるが、その様子を確認することができる。


ここで私の頭がグルグル回り始めています。
え~と、え~と、つい最近書いたばかり…………だわよね?
アメリカで遺伝子組み換えされた小麦粉のお陰で、肥満大国のアメリカが出来上がり、
世界中に蔓延しつつあり、もう、昔の小麦粉を復活させることは不可能と…………


この本が出版された2013/12には知られていなかっただけなのか??
白澤卓二医師の翻訳本が出版されるのが遅すぎたのか???

何か、恐怖と無力感で気が滅入りますが、
知ったからには、できることを実践していこうと思います。

  危うき食品は<なるべく避ける><常食しない>
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