自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

最高の歩き方  3  エネルギー・ポイントの移動

2017-08-14 08:07:08 | 図書メモ


P.58  歩くということに対して、正しい姿勢とは、
   「前方に移動しやすい姿勢が、歩きにとって正しい姿勢です」

P.59 つまり、ペットボトルで例えると、
   P.59の図のように普通に安定した置き方をするより、
   キャップを下に向けて置いた方が、不安定で、<動きやすい!>

著者のお薦めの歩き方
P.74 ①胸(みぞおちあたり)から繰り出す意識で歩く

   ②ふとももの内側同士をぶつけるくらいの意識で歩く

   ③かかとで着地する

出ました! バレエ教室で頻出の<足の出し方>! 
「脚は鼠径部の付け根からじゃなくて、みぞおちから始まっているのよ」
「その意識で、足を繰り出すのよ!」

そして、「決して膝と膝の間に隙間を作らないこと!」
「これほど興ざめなことは無いでしょ!」

着地に関しては、バレエではトウシューズのトウを左右交互に一直線に進めるのですが、
普通の靴を履いているときは、踵が一直線上を進む意識で歩きます。
だから、著者のお薦めはバレエの歩行や姿勢と自然に重なります。

問題は、「あっ、そ~。分かった! じゃあ、気をつけて歩くわ!」
といって、実践しようとしても、自分ではなかなか直せないことです。
先生から、じ~~っと見つめられて、手で触って、しっかり直されて、
「え~~~???」」と思いながら試行錯誤して、
何年かして、やっと「あ、これかも??」という感じ。
少なくとも、私の場合は、そうでした。

でも、何を始めるにも「遅過ぎ・手遅れ」ということはありません。
改善はスローかもしれませんが、やらないよりは、やった方が絶対に良いのです。
私自身も、「常に、元に戻ろうとするエネルギー」に抗いながら、
意識を高める努力をしています。
それが、自分を外部から観察する力の訓練であり、元気の素のような気がしています。

コメント
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