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正しい玄米食、危ない玄米食  鶴見隆史・著  2017/11

2023-01-28 05:51:27 | 健康料理


眼から鱗!のビックリ情報でした。
私自身、20歳ごろから玄米を食べ続けているのですが、
著者がいう「危ない玄米食」だったようです。
でも、それほど体調を崩さずに、健康な生活を続けてこられたのは、
他の要素(運動や睡眠、体質)が補ってくれていたのかも。

この本の要点は
①正しい調理をすれば、玄米食は素晴らしい。
②正しくない調理では、かえって健康を損ねかねない。

では何が「正しくなくて、危ない」のかというと、
1.玄米にはアブシジン酸という毒素があるので、
   長時間水に浸して、取り除かなければならない。

2.玄米にはフィチン酸という成分があり、
   体内のミネラル成分を吸着して排出してしまう。
   これ自体は無害だし、人体にとって必要な成分であるが、
   長時間浸水で無害化することができる。

3.圧力鍋で120℃を超える高温調理をすると、
   アクリルアミドという猛毒が出てきてしまう。
   高温調理により、「タンパク質と糖質(ブドウ糖)が
   ガチガチに結合し(=糖化)、糖の酸化が促進される。
   その結果できあがる終末糖化産物(AGE)が様々な病気の原因になる。

50年以上前に母が買った「圧力鍋」での調理は、
「玄米を洗って30分浸水させ、小豆と一緒に炊く。」
これは「あなたと健康社」の料理教室でも同じでした。
なので、著者がいう「ダメージが多い危険な玄米食」というのは
ちょっと大げさなのかな?とも思います。

でも多くの人が白米食にこだわっている理由は、
著者の主張があっているからなのだろう、とも思います。
とにかく、「玄米の持つ力と危うさ、無毒化する技術の知識」は
玄米を食べている人たちにとって必要な情報だと思います。



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1 コメント

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玄米食 (大谷佳子)
2023-03-08 10:36:48
友達が玄米食はいいわよと言っていました。今はサトウの2分でご飯の電子レンジの発芽玄米ヲ食べているのですけど、お米屋さんから500gほど玄米を購入したのがあるので圧力釜で炊こうとしていたところです。弦米に毒があるなんて知りませんでした。最近はwebliblogが廃止になったのでもっぱらDr.和の町医者日記を読んでいるだけです。
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