藤田紘一郎氏といえば、<寄生虫博士><ゲテモノ食い>で
「怖いモノなし」「順風満帆」というイメージでした。
ところが、ところが、、
最終章で、珍しく!思いがけず!「らしくない」言葉が書かれていて、
驚きました。
私は知らなかったのですが、
P.188 私(藤田氏)が顧問を勤めていた健康食品会社の社長が、
薬事法違反容疑で逮捕され、私が社長のプロポリスの販売について
手助けした疑いがあるという内容で書類送検を受けたのです。
結果的には不起訴になったそうですが、藤田氏は
厳しい取り調べや指紋採取、すでに犯罪者であるかのような扱いに
心身に大打撃を受け、毎日を鬱々と過ごしたそうです。
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著名な医師で研究者で、健康がご自慢だった方でも、こんなことが起こり得る!
これが驚きです。
もっとも、この記述の後で、「捨てる神あれば拾う神あり」に繋がり、
立ち直られたので、こうやって著書に表されたのでしょう。
私自身、自力整体のお陰で現在は、どこも痛むところがなく、
歯や老眼など、弱い部分はあるにしても、使いこなせる範囲です。
でも、何かがきっかけで、<人間は、あっという間に弱ってしまうんだ!>
ということが分かり、溜息・・・です。
だから、「普段の生活・習慣・信念」が大事なのだと思います。
そんなことも含めて、自力整体や健康体操の普及に努めていきたいです。