自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

スマート・エイジング ②

2013-08-31 19:58:38 | 図書メモ




夫の大好きな<カワセミ>ちゃん。日本のカワセミより大きいです。



さて、この本の著者は東北大学加齢医学研究所の教授で、
スマート・エイジング国際共同研究センターという組織で活動中。

このセンターのコンセプトは、<三つの I >だそうです。
1.Interdischiplinary:
  いくつかの異なる学問分野にまたがってかかわる「学際」

2.Intergenerational:
  いくつかの世代が互いに交流して協力し合う「世代間」の意味

3.International:「国際」


P.85 具体的には「スマート・エイジング・スクエア」を作り、

   民間企業との産学連携研究を通して、

   高齢者の津々の健康を維持・向上し、生活の質の向上を目指す

   具体的な個人の健康長寿システムを創生し、社会に提案する。


その連携の産業側として登場するのが 

   <Curves>という、アメリカ生まれの筋トレシステムと、

学習塾で有名な<日本公文教育研究会>の「脳いきいきいき学部」

P.90 
  2012年からは、スマート・エイジング・カレッジがスタートし、

  「高齢者と大学院生や若手教員が大学キャンパスにおいて

  学びあう仕組み」

に挑んでいるそうです。




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スマート・エイジング

2013-08-29 05:53:38 | 図書メモ
P.7

コスタリカの川遊びの写真が続いています。これは「吊り巣鳥」。
高い木の枝に小枝で編んだ籠を吊るして巣にしています。



これは、木の上に住む、野生のナマケモノ。

*********************************
標題の本、正式の題名は

  年を重ねるのが楽しくなる「スマート・エイジング」という生き方

(2012/6 川島隆太&村田裕之 ご両人とも東北大学加齢医学研究所)


言葉の定義は

P.6 アンチエイジング:加齢減少をネガティブに捉え、抗うこと

P.7 スマート・エイジング: エイジングによる経年変化に賢く対処し、

   個人・社会が知的に成熟すること


著者らは、「自分らしく元気にいきいきと過ごす」ために
7つの秘訣を示しています。一気に紹介すると、

1.要介護・寝たきりにならないための、身体の健康

2.筋力トレーニングを行う。

3.脳のトレーニングを行う。

4.年金以外の収入を得る。

5.他人の役に立つことをする。

6.明確な目標を持つ。

7.好きなことに取り組む。


P.75には、我がミュージカル研究会にとって、とてもInspiringな記事が。

  アメリカ・アイオワ州の病院でボランティア演奏会を開いている

  Marlow and Frances Cowan's Mayo Clinic Story (youtube)

のことを知り、私たちも、いつかこのような活動が出来るのでは?

 という夢が湧いてきました。


ここで著者が強調しているのは、

   重要なのは、

   コーワン夫妻が全米の注目を集めるようになったことではなく、

   クリニックのロビーの観客やyoutubeの視聴者という

   「他者との関係性」によって、

   理想のおしどり夫婦としてのイメージ、つまり

   「コーワン夫妻らしさ」が形成されていったことが重要なのです。


   他者との関係性によって自分らしさが規定されるためには、

   自分の内面から「何か湧き出るもの」が必要だと私は考えます。

   それは、しばしば自分が好きで心底没頭できること、

   寝食を忘れて取り組んでしまうほど夢中になれることです。


私自身も、シナリオを書き、作詞をしているとき、
食べることは、どうでもよくなります。レベルはどうであれ、
こういうことを持っていることは、シアワセです。










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ミュー友

2013-08-28 05:42:32 | 唄と踊り

 恐ろしげなこの動物はイグアナです。ワニのように巨大でなく、
 何も害はしなそうですが、美しくないのが気の毒なほど。



標題の「ミュー友」は、「メル友」(メールを交換する仲)の真似をして

「共にミュージカルを楽しむ友達」を短縮化しています。


中でも異色なのは、バレリーナで元スッチーのT子さん。
長くて細い手足やスラリと伸びた背中はもちろん、動きのしなやかさは、
<違う星のヒトか?>と思うほど滑らかで美しい……のです。

彼女は「バレエなどやったことはもちろん、見たこともない」ような連中に

根気良く、それぞれの力量に応じたマイムを振り付けてくれます。


最初は全員、おぼつかないのですが、最終的に全員が頑張って、

彼女の意図するステージを表現できた時の歓びは<格別>です。


我が集団の強みは、プロの素敵なボイトレ先生のお陰で、

合唱が美しくハモること。そして、T子さんのお陰で動きのあるステージ。

時々は彼女がが本物のバレエで補ってくれて、ウットリ。


メンバーは殆ど介護世代ですし、社会的に何かに打ち込んでいる人たちです。

練習量を増やせば、歌も踊りも、もっと上手くなるのは目に見えていますが、

敢えて「練習は月に2回」に抑えています。

忙しい人でも、「自分で補いながら、何とか一緒に楽しめる程度」というのが

新しいチャレンジだと思って楽しんでいます。(「新老人」と一緒!?)










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「やせる」 ⑨ 「象使い」の概念

2013-08-27 14:48:08 | 図書メモ


コスタリカでは本当に珍しい、綺麗な鳥をたくさん見られます。



さて、長~~い紹介も今日でラストです。

P.144 私たちの行動の構造は、理性を司る「象使い」と、

   その象使いの指示にある程度は従うものの、

   なかなか言うことを聞こうとはしない、

   感情である「象さん」の関係に近いと、

   「スイッチ」の著者であるチップ・ハースとダン・ハースは

   指摘しています。 (中略)


   カロリーカット系に重点を置くダイエットは、

   「象使い」だけが納得して、

   「象さん」が納得しないからです。

   そして「象さん」の力は象使いより強いので、あっと言う間に

   元の方向に引き戻されてしまうことになります。


   大事なことは、象使いだけではなく、

   象さんが納得できるまでじっくりとつきあうことです。

   象さんが心底、N/Cレートのよい食べ物を好むようになれば、

   リバウンドすることはありえません。


ここで勝間さんからのアドバイス。

   ナッツとドライフルーツは、良さそうに見えるが、N/Cレートは

   他の野菜や果物・豆にくらべると良くないので、要注意。

   味が加工食品の口当たり良さに近いので食べ過ぎてしまいがち。







ちいさなコウモリたち。
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 「やせる!」 ⑧ 微量栄養素主義

2013-08-26 05:33:49 | 図書メモ


今日は、8/9に触れた Health = Nutrition / Calorie のことです。

P.82 このN/Cレートは、

   食事にカロリー当たりどのくらいの栄養素が含まれているかを

   示す物差しです。(中略)

   このN/Cレートを常に意識しながら食事する人々のことを、


        Nutritarianニュートリタリアン)と言うそうです。


つまり、ジャンク・フードを口にするとき、

「これを食べると、カロリーは大量なのに、栄養素はゼロだ!」と

改めて認識することで、「抑制が効く」というわけです。


具体的に何を食べれば良いか?というと、

P.89 「まごわやさしい」料理を作ろう

   ま: 豆類

   ご: 胡麻などの種実類

   わ: わかめなどの海藻類

   や: 野菜類

   さ: 魚介類

   し: しいたけなどのキノコ類

   い: 芋類

P.90 これを一度憶えると、ほとんどの栄養指導所にはこのことに

   説明が費やされていることに気づきます。これらは

   食物繊維やビタミン、フィトケミカルやオメガ3などの

   微量栄養素をたっぷり含み、カロリーもあまり高くなく、

   かつ、おいしい食材ばかりです。


勝間さんは、 「毎日3食、この「まごわやさしい」料理を食べて、

驚くほど体脂肪率が減り、筋肉が増えたそうです。


私自身は、元々この食べ方そのものでしたから、「今さら」の感ですが、

生徒さんや家族に説明(説得)するのに、この「まごわやさしい」は

簡便で説得力があるので気に入っています。


勝間さんも言っていますが、

これらの食材の調理は、結構手間がかかり、

経済的には「高くつく」のですが、

サプリ代・医療費・高価な化粧品代を節約できるのだ!と思えば、

納得できます。

「自力整体」の月謝を払っても、医療費がゼロになれば

  より快適な生活と老後をゲットできる!という考え方と同じです。









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 「やせる!」 ⑦

2013-08-25 10:27:05 | 図書メモ


今日は遊覧船をチャーターして川遊び。ツバメがたくさんいます。



木の幹にしか見えませんが、よ~く目をこらすと、
右側上部に保護色の小さなコウモリが張り付いています。



これは川を取り囲むジャングルに住むサルです。

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 「やせる!」 ⑥

2013-08-23 07:54:32 | 図書メモ


再びユーモラスな赤目ガエル。昆虫園の中です。



P.47 その③ 野菜・果物・未精白の穀物の極度の不足

   野菜は栄養があるため、身体にいいことは誰でも分っています。

   しかし、カロリーの割りに価格が高いため、

   レストラン側が提供しても、食べる側は満腹感を得られないため、

   敬遠されやすくなります。


果物は、彼女の言を待つまでもなく、日々ふんだに食べるには、
結構高い食べ物だと思います。


P.48 最後に、精白されていない穀物です。

  精白された小麦粉や米で作られたパンやごはんは、

  真っ白で食感がやわらかく、口当たりが良いのが特徴です。

   調理もしやすくなります。


逆に玄米などは、浸水時間も炊飯時間も長くかかり、

噛むのも時間がかかります。そして、これら3つの問題点が


P.50 カロリー過多の、栄養不足という言葉に集約されます。

   私たちは、「カロリーの摂りすぎ」で健康を害するばかりでなく、

   「身体に必要な栄養素の不足」によっても健康を害するのです。


ここで、さらなるKey wordが登場。

   GI値(グリセミック・インデックス):食物を食べた後の

        血糖値の上昇のしやすさの指数のこと。

   白米や白パンなど、GI値の高い食品は消化吸収が早く、

   食べてもすぐにお腹が空くことで知られています。


   空腹に鳴って食べる、血糖値が上がる、またすぐに空腹になる……

   このような悪循環が生まれることになり、どんどん肥満になります。





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 「やせる!」 ⑤

2013-08-22 05:44:19 | 図書メモ


昆虫園に行って、珍しい昆虫や花、動物を見ました。



P.44 その2.添加砂糖、添加油の摂りすぎ 

現代の日本人は、あまりにも気楽にコーヒーやジュース・お菓子から
添加砂糖を摂りすぎているようです。

P.45 私たち人類は、生きるために必要なカロリーが極端に不足する

   長い長い歴史を歩んできました。そのため、

   私たちが甘いものを求めるのは身体の自然な反応で、

   高カロリーのものを食べるのは、いわば「ごほうび」として

   発達してきた経緯があります。


時代は変わり、飢餓の心配がなくなったのに、毎日ご馳走攻めなのは、
非常に危険なことです。

P.46 添加油も同様です。ナッツや肉・魚などにもともと含まれている

   脂肪を食べ物ごと摂取する分には何の問題もありませんが、

   コーンや大豆から油として取り出した添加脂肪を食べると

   過剰摂取になります。

  アメリカから安く過剰に供給されている<コーン・シロップ>が

  清涼飲料水や加工食品に利用され、現在は砂糖よりも多く使用され、

  糖尿病などの原因にもなっています。

P.47 これらは、非加工の油脂やナッツや肉類で摂取するより安く、

   かつ、おいしく感じられてしまうため、危険な食品です。




これはナマケモノです。ゆっくりゆっくり木登り中。



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 「やせる!」 ④

2013-08-21 05:54:00 | 図書メモ


不思議な形の蝋細工のような花。
そこにハチドリたちがピンカーベルのように空中に浮かんで
蜜を吸っています。



以下、ダメな食べ方の、色々な理由が示されます。

P.43  1.加工食品の食べ過ぎについて

   私たちが食品を加工するのは、食品の品質を保存し、

   それを有効利用し、安定した供給を行うためです。

   しかし、加工は脱水が中心です。

また加工を行えば行うほど、食品に含まれる「栄養素」は失われていきます。
特に、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった微量栄養素は失われます。

したがって、加工食品でカロリーと栄養素を充分に摂っているつもりでも、
実は身体は栄養不足の状態であることも珍しくありません。

 
8/9にメモした 「N/Cが小さいと栄養価が低い」とは、このことです。



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 「やせる!」 ③

2013-08-20 18:00:19 | 図書メモ


保護色なので分かり難いのですが、真ん中に写っているのは「カワウソ」です。
地元のヒトでも中々見られない、ラッキーチャンスでした。



さて、勝間さんが「肥満の元凶」と断定している一つが

  <欧米型の食事>です。

P.43 では、欧米型食生活の何がいけないのか?
   それは次の三つに集約されます。

  1.加工食品の食べ過ぎ

  2.添加砂糖、添加油の撮りすぎ

  3.野菜・果物・精白されていない穀物の極度の不足

  実は、この3つを解消するだけで、肥満はほぼ解決します。





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