自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「腕もみ」 2

2018-01-31 06:03:20 | 図書メモ


P.120 ツボにただしく刺激が伝わると、独特の感覚が生まれます。
   これは、送りこまれた気を受け取ったというツボの合図です。
   この合図のことを「得気」といいます。

   得気には以下の5種類がある。
   ①だるい感じ

   ②しびれる感じ

   ③涼しい感じ

   ④熱い、または温かい感じ

   ⑤はれぼったい感じ

   すべてを感じる必要はなく、どれか1種類でも感じられれば、
   刺激がツボに届いたことになります。

輪っかタオルを使っている時は刺激している箇所の解剖学的な名前が浮かび、
踵を使って足のツボ踏みや手首の刺激などはツボや経絡が浮かんできます。
いずれにしても、イメージをするとカラダから
「思い出してくれてアリガトー!」みたいな喜びの声が聞こえるのです。

因みに私が毎日必ず触るツボは
順に魚際、合谷、内関(右手で左手を刺激したら、反対側)
天容、太陽、百会の6か所。
トイレに座ったら必ず・・・というのが習慣になっていてスムーズな排泄の引き金に。
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「腕もみ」で胃腸の不調がみるみる改善・・・  孫 維良・著2017/2

2018-01-30 04:59:55 | 図書メモ

(P.56&57)

東洋医学を勉強するとき、必ず登場するのがツボと経絡です。
ところが解説者(書)によって微妙な違いがあったりして、
分かり難い点があることも事実です。

体表面に経絡の線やツボが見えるわけでもなく、
本人も施術者も自分で「感じる」モノなので、ビミョーなのです。
でも、「ある!」と思って見つめ、
信じて触れると「応えてくれる」のも面白い点です。

自力整体に頻出のツボは内関(心包経)で、
自分の膝で反対側腕の内関穴をマッサージします。
この本にあるように腕で押しても良いですが、膝を使った方が効率的。

完璧に覚える必要はないそうですが、分かっているとイメージしやすいのも確かです。
私は自分にとって特に必要そうなツボは覚えています。

P.59 肺経:尺沢(しゃくたく):咳・痰・喘息など呼吸器全般に効く。

   大腸系:手三里:腕にある神経痛やしびれに効く。
       曲池:からだの免疫機能を整え、向上させる大切なツボ



   心経:神門:便秘を解消するツボ

   小腸系:少沢:狭心症、胸の痛み、のどの痛みなどに効果がある。
       気を失ったときの救急療法としても用いられる。
       終わりのツボ天容(てんよう):二の腕をスリムにする。
       養老:疲れ目や老眼、腰痛、肘の関節痛などに効果がある。



   心包経:内関:平衡感覚を正常にする。 胃の不快感や吐き気を和らげ、
          乗り物酔い・二日酔いに効くツボとしても知られる。
       郄門(げきもん):交感神経を鎮めるツボ

   三焦経:陽池(ようち):体の冷え•のぼせ•しもやけ•リウマチ•口の渇き•
               頻尿•肌荒れ•肩こり•抜け毛•自律神経のバランス調整
       中渚(ちゅうしょ):肝臓全般の症状によく効く
       翳風(えいふう):全身の気の流れや血流が改善される。
                頭痛、肩こり、くま・くすみ、顔のむくみなどの
                美容効果も期待できる。
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「痛みナビ体操」2 関節内注射

2018-01-29 05:38:54 | 図書メモ


P.152 関節内注射には大きく分けて2種類の薬剤があります。

   一つはステロイド注射。(中略)
   短期的な痛みの軽減効果があるが、長期的には明らかでない。
   感染や軟骨萎縮などの副作用があるため、推奨度は低く78%。

   もう一つはヒアルロン酸注射。
   痛みが軽くなったという報告がありますが、
   必ずしも軟骨の摩耗自体を予防できているわけではない。

   ガイドラインの推奨度はステロイド注射より低い(64%)が、
   日本では定期的に注射することがあります。

結構歯切れの悪い記述に見受けます。
が、正直なところなのでしょう。
<日本では><欧米や諸外国では見られない>現象や治療法が
結構まかり通っているらしい……そして異常な速度の医療費の膨らみが
確実に、子孫への負担を増やしていて、それがいつ、どうなるのやら???

こわ~~いお話しの一端が見えています。
 
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「痛みナビ体操」 銅冶英雄・著 2016/3

2018-01-28 06:02:56 | 推薦図書


タイトルの「痛みナビ体操」の前に
「3万人のひざ痛を治した!」という副題があります。

*****************
「膝痛」の解説本は、数年前までは
そのメカニズムと、数種類の対処法がメインだったと思います。

それに対し、自力整体では「膝痛」は

  <足腰の歪みや食べ方・生き方・考え方>の「Overdoing」が原因ですから、
  「膝」だけを良くしようったって、無理ですよ~
  
  現在の膝の痛みを軽減するには、
  身体の歪みを整え< = 整体法>
  食べ過ぎを整え、< = 整食法>
  やり過ぎたい心を整える < = 整心法>を総合的に行って
  初めて、全身の不調が正されます」という考え方です。

  急がば回れ!

ところが最近は、昔のような外科学的な書物ではなく、
この本のように「運動療法・保存療法」の検討を勧めてくれる本が増えて
いると思います。

P.14 (はじめにより)痛みの改善には、
   自分で体操や生活習慣の改善に取り組む自主性と、
   ある程度の時間が必要であることを理解してください。

まさに、これ!です。
何年もかかって悪くした足腰・膝の痛みは
<その原因をつくった、良くない動き>を改善し、大元を断たなければ
少し良くなっても必ずリバウンドします。

この本は、痛みの原因を大きく4つに分けています。
P.50 ①腰を前後左右に動かしてみて改善する場合
   ②ひざ関節を動かして診断する場合
   ③ひざのお皿を押してみる場合
   ④筋肉を圧迫する

これらが複合的に影響している場合も含めて、
自分自身の感覚を研ぎ澄ませて「快」の方向をさぐるのは「自分」です。
「他力本願ではなく、自力本願で取り組みましょう」という提案に大賛成です。

著者は「朝食抜き」で、<基本的に一日一食>だそうです。
パート4では「糖質制限」の食べ方も紹介され、非常に科学的です。
大事なことは、「決めつけ」「思い込み」に惑わされるのではなく、
自分で検証しながら食生活に変化をつけ、「痛み日記」などをつけながら
観察することです。

多くの人が「現在の生活を変えたくない」がために、
「朝食って大事なんでしょう?」「朝、食べないと頭が働かないんですってね?」
などと、決めつけて、試そうともしません。
試して、効果を感じられなければ、戻すことができるのに・・・・

こういう方々は、なかなか治らないと思います。
なにしろ、変えたくないのですから……
どちらを選ぶか? 自分自身で決めて、選択する余裕を楽しんでください。
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「遺児たちのいま 阪神・淡路大震災23年」 NHKスペシャル

2018-01-27 05:53:52 | 生き方


久しぶりに<重たいドキュメンタリー>を観て、たくさんの涙・・・・
そして考えさせられた問題点・・・・

一番胸を衝くのは、震災で両親を亡くされた女性が
自分の出産の時の叫びとして嗚咽とともに発された
「パパとママ(震災で亡くした両親)に会いたい!!」という言葉です。

無事に成人し、結婚・出産という道を歩んだ方でも、
幼い頃の心の傷・寂しさ・葛藤、周囲を心配させまいとする気遣いなどで
肉体(脳?)の奥深いところに哀しみとして積み重なっているのだなぁと、
重く受け止めました。

心配なのは、彼女の娘さん(小学生)が、
敏感に<母親の心の傷>を感じ取り、細かいことを言わず、親を気遣い、
悲しませないようにしていること。

この母子が
「今、生きていることは素晴らしい! 有難う!」と叫べるような、
「運命のいたずらで、先に逝ってしまった家族の分も幸せになる!!」と
宣言できるような、心のケアがなされていれば・・・と思いました。

最近でこそ、「災害時の心のケア」の大切さが叫ばれていますが、
この頃はまだまだだったのでしょう。
病気・災害・事故など、人生の途上で私たちに襲い掛かるモノに対し、
正しく(?)立ち向かうためのツールは、信念?宗教?学問?連帯?

番組では何組かの遺児の家族が紹介されています。
結婚・出産、育ての親の祖父や祖母に孫を見せに里帰りしている風景が
安堵を呼び、「フツーの家族の幸せを手にできて、良かったね!」と、
叫びたいです。



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風邪 → 関節痛?

2018-01-26 06:00:37 | つぶやき


昔(ちょっと前まで)は、殆ど風邪をひかず、
周囲でたくさんの人がゴホンゴホンしていても私だけは平気・・・
という逞しさでした。

しかし、寄る年波のせい??だかなんだか
最近は咳に悩まされ、結局こじらせてから呼吸器内科に行き、
「クスリで治す」というパターンに陥ってしまいました。
その記録が「お薬手帳」に残るので、時間経過と共に色々思い出されます。

今回は、風邪と関連するのかどうかわかりませんが、
左薬指第二関節がシクシクと痛み、困惑しています。
場所は昔、自転車通勤中、杭棒にぶつけたところです。
薬指の腱が切れてしまったので、スーッと伸ばせなくなり、
第2関節からコクンと垂れ下がってしまいます。

これを「スワンネック」というそうで、治すためには手術しかなく、
切れた腱を引っ張って重ねるようにして縫うから、
「今度は曲がらなくなるかも」と言われ、諦めた古傷です。

「トシをとると、古傷が疼くようになる」といわれています。
それだけならイイ?けれど、ひょっとしてリューマチ?とか??
年上の友人に、その痛みで苦しんでいる女性がいました。
夜も眠れないほど(痛みで目が覚めてしまう!)の苦しさだとか……

自慢気に書くような話ではないのですが、
このブログは私の読書・思考・病気記録のようなものなので、
メモしておきます。
日記に書くよりは探しやすいので、お薦めです。


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ぐら止め体操 3

2018-01-25 05:50:12 | 図書メモ


最後は<正しい歩き方>です。
私も常に研究していますが、
「万人に対して、絶対の、正しい歩き方は無い!」と思っています。

同じ人間でも、時と場合で色々変えねばなりません。
なので、ここでは「橋間医師のお薦め」ということでご紹介します。

P.118 揺れずに歩くポイントは「小指で歩くこと」

   キーになる筋肉は「中殿筋」
   お尻上部の外側に位置していて、歩行時には左右交互に縮み、
   骨盤の水平を保ちます。

   (中略)中殿筋は足の小指を踏みしめることで力が入ります。
   ですから歩くときにはとにかく「小指」を使いましょう。
   小指や薬指で地面を蹴ることを意識すると、自然に中殿筋を鍛えられます。


P.119 足の親指は長いので、意識しなくても、最終的には親指で蹴ることになります。
   ですから、ふだん出番のなくなりがちな小指や薬指で地面を蹴る感覚を持てば、
   5本の指を均等に使えるようになるのです。
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ぐら止め体操 2

2018-01-24 05:40:52 | 図書メモ


後半は靴による調整法です。
私は現在、シューフィッターの方のお店で作ってもらったインソウルを
使用していますが、未だ、「飛ぶような感じ」では歩けていません。

いずれ、別タイプのインソウルや靴を検討したいので、
メモをしておきます。
P.97 アーチサポートを作る → 6ヶ月毎に更新が必要・・・かも?
  
P.98 整形外科でインソウルを作る。

P.99 5本指の靴 (ビブラム、アディダスなどから販売)

うぅ~ 試してみたい気はしますが、女性が履いているのを見ると、
??????と疑問符がい~っぱい浮かんでしまうほど、
かなり異様です。
もうちょっとお洒落っぽく作ってくださいませんかねぇ?
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一生自分の足で歩く! ぐら止め体操  橋間 誠・著  2016/9

2018-01-23 06:06:22 | 図書メモ


私にとって、
パッと見て、この本は信用できる又は怪しいかも??と思わせられる事項が、
本文または巻頭に登場する<写真>です。

実は最近ご紹介した本の中にも、「ん??? このオー脚でモデルさん?」
と思う写真がありました。
 (それでも、そこに紹介されている体操が、高齢者にとって分かり易く、
  やり易く、効果が上がりそうな場合に、ご紹介しています。)

この本は、その観点で言えば百点満点。
ショートパンツを履いたモデルさんのスラリとした脚は
膝、脹脛(ふくらはぎ)、踝が綺麗にくっついています。

著者は整形外科医で、外科的診療をしながら、
自分の努力で治せそうな症状は、
同じ診療所内のフィットネスクラブでトレーナーさんがマンツーマンで
指導してくださるそうな。

自力整体は、診療所に駆け込むほど重症にしないよう、
普段から整体・整食・整心法に励んで、未病を防ぐのですが、
こういった健康法の存在を知らない方たちのためには、
このような診療所の存在は朗報かもしれません。

中でも共感できるのは、
P.32 トレーニング中も代償動作に要注意

   見よう見まねでフィットネスを行うと、
   「主導筋」と呼ばれる、
   本来その動作で使われるべき筋肉ではなく、
   他の筋肉を使う代償動作になってしまうケースがよく見受けられます。

この後、写真つきで、どんな運動のとき、間違った使い方になりやすいかが
紹介されています。
私が毎朝、ラジオ体操に通っていて、つくづく思うのがこれです。
殆どの方々が
「何十年も続けているラジオ体操!! 目をつぶったってできちゃうよ!」と自信満々。

でも私から見れば、①伸ばすべきところが伸びていない、
②どこの筋肉をどのように使おうとしているのか、明確でない、
③ただユラユラと動いているだけ・・・・・
という方が多いのです。

はい。それでも、早起きして6時半にはラジオ体操会場に居て、
常連メンバーと挨拶し、楽しく会話することなどが、とてもメリットがあるので、
私は「くさすような、嫌味っぽいコメント」はしません。

でも、せっかく<同じ時間をかけて>やるのだから、
もうちょっと意識なされば??と言いたい時がたくさんあります。

ま、普段のそんな思いが、この本の著者・橋間医師により、
「代償動作」という言葉で説明されたことが嬉しいです。






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cosi fun tottei とんでもない脚本

2018-01-22 05:39:56 | 唄と踊り


昨日は月に一度のお楽しみ・オペラ鑑賞会でした。
演目はMozartの有名な「コジ・ファン・トゥッテ」
全体的に美しいアンサンブルが響きわたっているのですが、
個人的には

   うぅぅ・・・ 
   このストーリーだけは、許せない!!!

はい。個人的な見解です。同席の皆さんは、
「オペラの筋書きって勝手だよね」とか「あり得ないよね」と言いつつ、
「音楽が素晴らしいから何百年も残っているんだよね」などと言われていましたが、

社会派・誠実派の私としては

 男が女を「まんんまと騙しっぱなし」で破目ておいて、
 誠実な女性達に謝罪させる・・・なんてあり得ない!!」です。

ミュージカル研究会は素人集団なので、
観に来てくださるお客様に後味よく帰っていただくため、
必ずハッピーエンドにします。
無い知恵を絞って随所に笑いを挿入し、楽しんでいただこうと思っています。
この路線を堅持せねば!と思わされた、一作。

本当に、音楽的には良くても、シナリオ的に
<二度と観たくない>と思った、初めての作品でした。

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