自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

東北へ  2

2012-07-31 05:43:35 | 登山&Trekking


次に立ち寄ったのは、南三陸町・志津川町です。
防災無線で避難を呼びかけ続けて亡くなられた方々の
無念の魂が荒れ果てた建物跡や道路に満ちているような、
悲しい場所でした。



この場所には観光バスが次々に到着し、色々な場所から
若い人たちが訪れています。皆、神妙にお参りし、涙している姿に
胸が熱くなります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北へ

2012-07-30 11:08:20 | 登山&Trekking


夏休みシーズンに入り、我が家もやっと東北地方へ行く時間ができました。
高速から降りて最初に立ち寄った松島湾の水は青く澄んでいて、平和そのもの。
流れ着いたゴミが積まれていることだけが、惨禍の片鱗を見せていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「私の ジョン万次郎」 その2

2012-07-29 15:59:15 | 推薦図書

写真はフルーツショップのアップ。

ジョン万次郎について、ご存じない方のために、少しだけ書いておきます。

  <14歳で無人の鳥島に漂着した土佐の漁師見習い・万次郎は
  たまたま通りかかった捕鯨船(船長W.H.Whitfield氏)に助けられ、
  アメリカで高等教育を受けさせてもらい、帰国後、日本の近代化に貢献>

非常に数奇な運命を辿る万次郎の物語に希望と輝きを添えているのが
船長Whitfield氏の人柄です。

P.261で、その慈愛を聖書に登場する「善きサマリア人」に例えてから、
P.264
  ホイットフィールド船長は、身をもって「隣人愛」を不言実行し、万次郎に示した。
  万次郎はホイットフィールド船長に対する大きな恩を何で返したか、それは
  船長個人に対してではなく、他の人、すなわち隣人に対して、船長から受けたと
  同じことをすることであったに違いないと思う。

   ちょうど人格形成期の年頃であった万次郎が、アメリカで身につけた最も
  大きなものは、船長の示してくれた「隣人愛」であったかもしれない。

************************************************

以上は本の抜粋で、以下は私のつぶやきです。

万次郎が帰国したとき、多大な科学的知識・情報を日本のために役立てようとしたのに、
幕府の日本人的小さな了見・邪推から、それらがあまり活かされなかった……と知って、
ため息をつかざるを得ません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「私の ジョン万次郎」

2012-07-28 08:53:20 | 推薦図書

写真は本分と関係のない、マレーシアの果物ショップです。


--子孫が明かす漂流150年目の真実--  中浜 博・著 1991/3 小学館 


突然ですが、8月お盆の1週間に日野原重明先生率いる
「ジョン万次郎の旅」に参加することになり、
上記の本を読み始めました。

東洋医学や健康関連の本は結構読んでいますが、
歴史や一般常識には自信がない私です。
「ジョン万次郎」も、名前だけは聞いたことがあるけれど、
詳細についてはサッパリ……でした。

ご縁をいただいたことで、とても良い勉強になりました。
気に入った文章を記録しておきます。

P.67 フォーティナイナーズの意味

  1849年にカリフォルニアの金山を目指してゴールドラッシュが起こり、
  これに参加した人を「49年者」すなわち「フォーティナイナーズ」と呼んだ。

 昔々、中学生の頃、"Oh, my darling, Clementine"という歌を、意味も分からず
  "dwelta miner, fortyniner"と歌っていたのを鮮明に思い出しました。


P.248 ……このような上下の隔てのない人間同士の付き合いは、
  乞食に対してだけではない。相手がどう思ったかは別として、
  大名や奉行に対しても同じであって、媚びることなく人間同士として話をした。

  そうでなければ、封建社会の象徴であるような大名や奉行に向かって、
  「アメリカでは投票によって、賢い人が国主に選ばれる」とは言えなかったであろう。

P.249  「万次郎は不思議な人だ。大名とも話すし乞食とも話す」と言われていたという。
  それは、アメリカで生活し、様々な人種の乗っていた捕鯨船で過ごした万次郎が、
  分け隔てのない人と人との交わりを身に付けていたからである。

  そこには国境は存在していなかったはずで、国際人以前の問題である。
  このような話を本当に理解してくれていた者が、
当時の日本に少なくとも一人だけはいた。福沢諭吉である。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言った彼の言葉通りのことを、
万次郎はごく自然に行っていたことになる。

  (中略)大宅壮一は「炎は流れる」で、万次郎が(海軍操練所を)免職になった理由は、
  「外人のパーティーなどに招待されると、どこへでも出かけていくこと、
   日本人を見下している外人と対等でつきあっているということが、
   彼の上に立つ役人たちにとっては、お高くとまって扱いにくいという印象を与えた」と
   述べている。

  いかにも日本的な考え方で、万次郎にとって住みにくい国であったと思われるのだが、
  万次郎は生涯一言もそのような不満は言っていない。



  

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「病気にならない生き方」 第2巻 その3

2012-07-26 21:53:49 | 推薦図書


P.8 著者・新谷弘実氏が提唱するのは
「酵素(エンザイム)セラピー」という、新しい概念です。

  エンザイム(酵素)というのは、生物の細胞内で作られるタンパク質性の
  触媒の総称で、生命の維持・活動に欠かすことのできないもの。

***************************

上記は本からの抜粋で、以下は私の意見です。

現在、日本の栄養学は3大栄養素の摂取推奨に偏っていて、
   多くの人が<肉・魚・乳製品などのタンパク質>以外は、
   栄養的価値が無い!と思っています。

「タンパク質が足りないよ」という言葉が流行り、エネルギー取得のための脂質、
主食としてのデンプンを<3大>と祭り上げ、野菜や海藻は添え物に過ぎませんでした。
でも、メタボや生活習慣病の蔓延などで、これは見直され始めています。

そんな中で、穀物菜食やマクロビオティックのような食べ方が密かに市民権を得つつ、
最近はRaw Foodという概念で、酵素を重視する食べ方が、さらに潜航しつつあります。
でも、実践しているのは、アトピーや癌など、難病で困っている人たちが治療のために
取り組んでいる場合が多いのです。

問題は、酵素を重視すると生野菜や果物が多くなり、(タンパク質は野菜から摂れるのに)
日本的な「ご馳走」というイメージからは遠くなってしまう点です。
私は頭で納得して実践、身体で実感し、期間を区切って検証していますから、
新谷先生のお勧めには抵抗を感じません。

「お勧め」といっても、肉や魚を全て禁じているわけではなく、
「たまには、これらを楽しみましょう」といっているのですが、
これが一般的日本人に受け入れられるのは何時ごろになるのか?が、問題で、心配です。



 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「病気にならない生き方」 第2巻 その2

2012-07-23 05:21:29 | 推薦図書

昨日の猫の奥さんと子供?

以下、注目的な発言をご紹介します。

P.4
「これまで信じてきた常識がひっくり返された。」
牛乳やマーガリンは健康によくない、
カテキン(緑茶)も摂りすぎれば胃相を悪くする、
肉やヨーグルトを常食している人の腸相はよくないなど、

これまで体によい、健康によいとされていた食品が、
かえって健康を損なう原因になっているという、
臨床で知り得た事実……

P.5
「時代遅れの栄養学」
(たとえば)カルシウムを摂るためには牛乳がいい、
動物性の脂を使ったバターよりも植物性のマーガリンのほうが健康的だ、
成長期の子供には良質の動物性タンパクが欠かせないといった
「時代遅れの栄養学」が、

世間一般では広く信じられている。

(中略)私も牛乳に対する規制は必要だと思っています。
とくに、本人の好き嫌いを無視し、給食というかたちで子供たちに
牛乳を強制的に飲ませるのは絶対に反対です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「病気にならない生き方」 第2巻 その1

2012-07-22 06:02:36 | 推薦図書


著者は米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授 新谷弘実医師
2007/1 初版  2005/7初版の前著は、100万部超のベストセラーだそうな。

東城百合子先生の<玄米菜食>をベースにしてきた私にとっては
実践中のことばかりで、あまり目新しい情報はない、という印象です。
ただ、普通食の方たちには、嬉しくない提言でしょうから、
権威ある(しかも米国で!)お医者さんが書いてくださった!ということが
重要なことかもしれません。

著者は臨床医として日米の多くの患者の腸内を観察してきた結果、
癌や疾患を招いた食べ方や生き方に考察を深め、
「五つの流れ」を良くするための「七つの健康法」を説いています。

具体的に「流れ」というのは、体内の水の流れのことで、
「血液・リンパ」「胃腸」「尿」「呼吸」「気」の五つを指します。

そのためには
①正しい食事
②よい水を飲む
③正しい排泄
④正しい呼吸
⑤適度な運動
⑥上手な休息・睡眠
⑦笑いと幸福感

これらは総論として、あまりに当たり前すぎますが、
その方法論が論議を呼んで、牛乳業界などから詰問状が来たそうです。

業界や医師会・政府が示した医学的根拠が正反対にひっくり返ることは
決して珍しくないので、私たちは自ら実践してみて判断するべき、と思います。


上の写真はマレーシアの猫です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プチ情報   「口にテープを貼って寝る」

2012-07-21 09:03:18 | 健康法


鼻の下から顎の上部まで3cm幅くらいのテープを貼って、
口が開かないようにして寝ると、

1. 就寝中の口呼吸(口腔内が乾燥)を防ぐので、喉風邪をひかなくなる。
2. いびきをかかなくなる。
3. 歯周病や虫歯も防げるらしい。

(テープは縦に貼って、唇両端から息が漏れるようにする。
全部塞ぐと、苦しくて眠っている間に無意識に剥がしてしまうらしいです。)

 この情報は2人の友人から別々に聞きました。
一人は耳鼻科のお医者さんから「いびきの止め方の一つとして薦められた」。

一人は朝5時からのTBSラジオ番組で聞いたそうです。その番組は、
色々な健康情報と、軽妙な語り口の生島ヒロシのお話が面白いそうです。
(その時間帯、私は散歩タイムなので、直接聴いたことはありません。)

写真はVietnam旅行の続き。
貸衣装を着てイスラム寺院に入りました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベニバナイチヤクソウを巡る 珍道中 ③

2012-07-20 08:37:11 | 登山&Trekking
  

毛木平は千曲川源流のそばにあります。
傍には金峰山登山口の廻目平があり、
百名山初心者にとっては手近な瑞牆山もあるので
十年くらい前には何度も通った地域です。

それが、敗因?
3時過ぎ、行楽渋滞が一段落した頃を見計らって東京を出発。
スイスイと川上村まで行ったは良いのですが、

<廻目平入り口>の道路標識に、疑いも持たず進行。
思い出の駐車場あたりの花を探せど、一輪も、
不思議なことに、咲きガラさえ見当たらず。

道路を鹿の親子が横切っていたので、ひょっとして「食害??」など
色々心配しながらウロウロ歩き回ること1時間。
尾瀬のキスゲも食害で散々だそうだから
「そんな悪いことをする鹿なんて、駆除した方が……」などと思ったり、

そういえば、この駐車場も<すっかり作り変えられて>いるから
開発の時に、あの花の群落を潰してしまったの??……
「あんな素晴らしい自然を壊すなんて、行政がやることかしら??」
などなど、嫌な想像ばかりが浮かんできます。

**********************

日も暮れて薄暗くなり、探すのを諦めて
その駐車場で寝ようと決めたとき、夫が素っ頓狂な声。

「思い出した! ここは廻目平で、目的地は毛木平なんだから、
 紅花一薬草の群落は無くて当たり前だよ!!」

oh, noooooooo!

というわけで、大慌てで毛木平に移動したら、
昔通りの駐車場脇にありました。残念ながら花の時期が終り、
茶色の咲きガラばかりでしたが、夢の大群落は健在でした。

ハッキリしたのは、勘違い・思い込み行動でウロウロした
私と夫の耄碌(モウロク)ぶり。
あ~ぁ、こういうトシのとりかたは嫌ですねぇ。

上の写真は15年前、未だ百名山巡りを始める前の私。
木綿のブラウスの長い裾をヒラヒラさせて、初心者そのもの。

下の写真はその頃に撮った高山植物。
何もかもが新鮮で、植物図鑑を飽かず眺めていた時代です。









コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベニバナイチヤクソウを巡る 珍道中 ②

2012-07-18 22:14:27 | 登山&Trekking


紅花一薬草は近くで見るとこんなに可憐で色っぽい花です。
白花の方が各地の山で簡単に見られるけれど、群生はしないよう。

地面に這いつくばって林全体を見上げると本当に夢のような光景でした。
(この写真も昔のモノです。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする