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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

壺の中にはタコがいる ~ 道産小麦でコシのある生パスタ

2019-01-21 23:42:42 | Weblog

 

 ときどき利用する、北海道産食材を売ったり食べたりできる「道産食彩HUG(ハグと読む)」。

 私の職場のすぐ近くにあるので、ときどき利用をしています。

 こちらには、道産食材を売る「HUGマート」と道産食材の料理を食べられる「HUGイート」があるのですが、このHUGイートに昨年、新しくパスタ屋さんがオープンしました。

 お店の名前は「イタリアンダイニング RURU Mare」で、"ルル・マーレ"と呼びます。

 こちらはパスタとピザなどの料理がメインですが、こちらの大きな特徴は生パスタに留萌産の"ルルロッソ"という小麦粉を使っていること。

 ルルロッソは、イタリアでパスタ用として使われるデュラムセモリナに似て、道産小麦粉ながらもちもちの生パスタが作れる小麦粉なのです。

 ちなみに、この"ルル"は、留萌のアイヌ語地名の元となった"ルル・モッペ"の"ルル"で、"ロッソ"はイタリア語で"赤"のことですが、留萌の"夕日の赤"からとったそう。

 今回私がランチとしていただいたのは、こちらお勧めの「たこ壺パスタ」。

 パスタがなにやら壺から出てきたような見た目ですが、生パスタながらもちもちというか、いわゆる蕎麦でいうところの"コシがある"という食感が楽しめます。

 この歯ごたえが生パスタで楽しめるとはすごい!

 パスタに使われているタコは、店長の出身地の遠別産だそうで、これも新鮮で歯ごたえ十分。

 ソースもトマトの味が濃くて好みの味です。

     ◆

 最近は生パスタも打つようになって、この"ルルロッソ"の小麦粉が欲しいところですが、あまりにも作られる量が少ないために、こちらのHUGさんでも売られていません。

 留萌では売っているようなので、いつか機会があればぜひ買い求めたいところです。

 店長も若くてイケメンで、話しかけても気さくに会話に乗ってくれて良い雰囲気が楽しめます。


   【顔写真公開はご本人の了解済み】

 道産食材の良さを味わえるHUGイートへ来たら、ルルマーレにもぜひ立ち寄ってみてください。 

 


  【壺の中にはタコがいる…】

 

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札幌圏は暖冬 ~ 氷上ワカサギ釣りはまだ無理だな

2019-01-20 22:01:01 | Weblog

 

 今朝ワカサギ釣りに行こうと妻と一緒に、定山渓ダムに向かいました。

 定山渓温泉の手前から右折して、道道一号線で定山渓国際スキー場方面を目指します。

 この季節は、道道一号線は夜19時~朝7時の間は通行止めになっています。

 なので、気の早いスキー客や定山渓ダム湖面でのワカサギ釣りを目指す人たちは、朝7時の開門を待って、門の前に車列を作って待っています。

 朝7時の時報とともに開門となり、我々は一番下流でダムの堤体近くで釣れる、最初の展望台駐車場を目指しました。

 ところがいつもならここから埋まるはずの駐車場に先行者がだれも車を止めず、どんどん前を目指してゆきます。

 (あれー?)と我々一台だけが駐車場に車を止めて、湖面を眺めてみると…、なんとやっぱり!湖面に凍っていない広い水面が見渡せます。

 つまり、湖面はほとんど凍っていないということ。

 昨年のこの時期はもうここで釣りをしていたので、今年は昨年に比べるとかなり気温が高めに推移しているのです。

 橋の下で、ダムにそそぐ支流の方では幾分白い雪原が見えるので、いくらかは凍っているのではないか、と予想されましたが、まずは上流の様子を見に行くことに。

 数百メートル奥に車を走らせると、二番目の駐車場には十数台が止まっていて、なかにはもう釣りのために斜面を降りる準備をしているグループも何組か見えますが、多くはあきらめ顔でUターンして帰る車が続出。

 見ていると、何人かは湖面まで下って行ったようでしたが、さてどうなったのやら…。


     ◆


 私の方は、さっき車を止めた一番下流の湖面の様子が見てみたくて、Uターンしてさっきの駐車場に停車。

 スノーシューを履いて、氷に穴をあけるアイスドリルを持参して、調査のために斜面を下りてみました。

 するとやはり、誰も歩いた形跡がありません。皆あきらめて、誰一人様子を見ることすらしていないようです

 

 私は斜面をどんどん下りて、ようやく湖面に到着。

 遠くは凍っていない水面が見えますが、すぐ目の前は凍っていそうです。

 試しに、ドリルの柄で氷をたたいてみると、コツコツと割と固そうな音がします。

 (スノーシューなら大丈夫かな)と、そろそろと前に進み、岸から5mほどのところで試しにアイスドリルで氷に穴をあけてみました。

 ガリガリと氷を削ってみると…うわ、すぐに穴が貫通してしまいました。

 氷の厚さはわずか5センチほどで、とても危険と判明。くわばらくわばら。

 足取りも重く、ドリルを抱えてエッチラオッチラ、斜面を上って帰ってきました。

 まだまだ時期尚早と改めて分かりました。

 道東方面の友人たちからは、ぞくぞくと爆釣情報が入っているだけに、ワカサギ釣りはやはり道東方面に行かないと無理なようですね。

 朝早起きをしたので、一日が長いなー(笑)

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実家のテレビのリモコン騒動 ~ 助けるはずが情けない

2019-01-19 22:34:13 | Weblog

 

 

 先週の旅行のお土産をもって、実家の老両親を訪ねてきました。

 家に着くなり父から、「いやあ、テレビが壊れちゃってさ。朝からつかなくて、今電気屋さんに電話したところさ」という嘆きの声。

「ん?ちょっと見せて」

 テレビをよく見ると、電源ランプが赤くついているので、少なくとも、電気は入っています。

(多分リモコンじゃないか)とあたりをつけて、テレビから主電源を入れて画面を出してからリモコンを操作してみましたが、ボタンを押しても反応が変。

「電池かな?」とリモコンの電池を取り出そうとしてみましたが、ちょっと洒落たデザインで、どこをどう開けたら電池が出てくるのかよくわかりません。

 テレビ台からテレビの取扱説明書を取り出して、パラパラとめくってみましたが、リモコンの電池の替え方が書いてない。

「なんだこれー、分かりづらいなあ」とさじを投げて、リモコンをさらにいじっていると、「なあに、最初の方にリモコンの電池の入れ方が書いてあるじゃない」という妻からの一言。

 なんと私は焦るあまり、肝心のページを見落としていたのでした。

 取説の指示通りにリモコンの枠をスライドさせると、ちゃんと乾電池の入っているところが見えてきました。

 そこで電池を交換すると、無事に動作が復活して事なきを得ました。

「良かったー、本当にいいところに来てくれたね。あ、電気屋さんを断らなくちゃ」

 
 歳を取ると、簡単と思われていたことができなくなるものですが、助けるつもりの私も、マニュアルをちゃんと読めずに、妻に助けてもらうという体たらく。

「いやはや、恥ずかしい。だんだんいろいろなことができなくなるけれど、みんなで助け合わないとだめだね」という笑い話でした。

 それにしても、老親も困っても簡単に子供に頼ろうとも思わないものなんですね。

 遠慮をしているのか、頼りにされていないのか(笑)

 これからもときどき訪ねていかなくちゃ。 

 

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芸人さんでもプロと素人はここが違う

2019-01-18 23:41:41 | Weblog

 

 今晩、友人の会社が創立30周年を迎えたというので、記念式典と祝賀会が開催されました。

 振り返ると、まさに平成が始まった年に起業をして、資料整理やイベントなどニッチな、それでいてまさに時代が「こういう仕事をしてほしいんだよなあ」と思うようなところにビジネスを求めた結果、やれてきた会社でした。

 新しく会社を始めて、そこから顧客を獲得していくというのは、生半可な苦労ではないように思いますが、それをやれてきたのは、ひとえに友人で社長のAさんの人柄なのだと思います。

 私もかつて資料整理業務の仕事を引き受けてもらった者の一人ですが、できあがったときには、検査に行った部下が、その成果の整い方に思わず「うわ!」と声が出たほどでした。

 真面目な仕事は、次の仕事を呼んでくるのだと、心からそう思います。


     ◆


 さて、今日の祝賀会では、余興として道内で活躍する芸人さんが登場して、歌を歌ったりコーラスで盛り上げてくれましたが、そんななかに地元で人気がある「オクラホ●」というコンビのお笑い芸人さんが登場しました。

 彼らはネタの披露というよりは、会場内を練り歩いて、あらかじめ指名されていた客にインタビューをするという役回り。

 私もその指名の一人になっていたようで、この二人からインタビューを受けることになりました。

 彼らから質問を受けてマイクに向かって答えるのですが、その時の会話の中での彼らの声の出し方に圧倒されました。

 私もできるだけ大声で話したつもりでしたが、彼らのセリフは私の3倍くらい力強い声で発せられていて、(なるほど、まずは声をしっかりと出すということができているのだなあ)と感心しました。

 まず「声を出す」というその一点において、素人とプロとは全く違うのです。

 大勢の前で話をするということは、隣の人とぼそぼそ会話をするのとは全く違って、腹の底から発声をするもので、プロとはそれほどちゃんと鍛えられている。

 もちろん会話の受け答えも当意即妙で、場を盛り上げるのもお上手。やっぱりプロでした。

 自分もお話をする機会があれば、まずはなお一層しっかりと声を出すことに心掛けようと決意を新たにした次第。

 招いてくれたA社長のますますの発展と、オクラ●マのお二人がますます人気が出るように祈ります。

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外国人とAIと

2019-01-17 23:42:52 | Weblog

 

 いつもの床屋さんへ行って、結婚したばかりの次女が中国へ行くようだ、という話から、話は外国人とAIの話に。

「妙な話なんですけど、うちみたいな小さな床屋にもたまに外国人の方がくることがあるんです。でも僕は英語も全くダメですし、髪のスタイルみたいな特殊な話題の話って、お互いに考えを伝えるのがとても難しいんです」
「わかるわかる」

「数年前ですけど、当時のスマホに入っていた翻訳アプリを使ってみたんですが、全く使い物になりませんでした。それがつい最近、やっぱり外国人が来た時に、今のスマホの翻訳アプリを使ってみたんですが、結構使えたんです」
「どんな風に使うの?」

「お客さんがスマホに話しかけると、アプリがそれを日本語に翻訳した文章になって、それを読んで理解する、という形ですね。AIの進化ってすごいなあ、と思いました」


     ◆


 確かにAIの進化はすごいのですが、それをどう使うか、という意志がAIのあり様を左右します。

「僕は、娘の行く先が中国というのが心配なんですよ。あの国は、監視カメラが無数にあって、顔認証システムも発達していて、赤信号を無視して道路を渡ったのがだれか、まで当局に把握されるようなところですからね。日本と同じように考えるわけには行かないようですよ」

 私も、娘が中国に行くことになって、中国語の勉強を始めてみました。

 これがまた、中国語習得アプリもなかなか優れたものがあって、これもまた新しい技術のなせる業かと感心してしまいます。

 でも言葉を習得する頃には、AIでほとんど会話ができてしまうような時代になってしまうのでしょうか。

 変化のスピードが速すぎて、いろいろなものの先が読みにくい時代になりました。

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長生きはリスク ~ 時代のニーズを敏感にとらえる保険商品

2019-01-16 23:44:54 | Weblog

 

 入っている生命保険の女性担当者から電話があって、「ご本人様に、契約内容確認の必要があるので、是非お時間を作ってほしい」という連絡をくれました。

 私よりも年上とお見受けするのですが、熱心なセールスレディで知識も豊富。

 営業成績も相当な方だと感じます。

 本人確認そのものはいたって簡単で、「ご契約の銀行口座は今もお使いですか?そのほか、登録事項で変わった内容はありませんか?」といったくらいのもの。

 登録内容を印刷してくれているので、確認して「変更なし」のチェックボックスに印をつけるだけです。

 簡単だな、と思った最後のところで、「ご家族にも変更はありませんか?」と妻と子供二人の名前の登録用紙が出てきました。

「あっ!丁度先週、次女が入籍をして名前が変わりました」「それはおめでとうございます。では訂正をしておいてください」

 妻と子供の名前を登録しておけば、後々保険金支払いの際の手続きも簡便になるのだとか。

 相続者の欄には、孫の名前も書くことができるとのことですが、これなど東日本大地震での津波で親子で亡くなったり、保険証も紛失したり際の手続きに大いに役立ったのだとか。

 生命保険はそもそも「いざ」というときの備えなので、リスクをできるだけ管理できた方が良いのです。


     ◆


 本人確認はその程度なのですが、生命保険会社としては、せっかく契約者に合えるチャンスなので、この時とばかりに新しい商品のPRに励みます。

 そんな最近の時代の変化を映しているなあ、と思った一つが、終身保険の額でした。

 昔は、死んだときに数百万円のお金が下りるようになっていて、「それが葬式代だ」と思っていたのですが、最近は、「長寿の方が増えると、葬式をやっても参列者がほとんどいないので、葬式そのものが簡便になってお金もかけない風潮になっているんです」ということのよう。

 さらに、「長生きはある意味将来へのリスクなので、年金だけでやっていけるかどうか不安という方には、新しい商品があるんです」

 そう言って提案してきたのは、「60歳から75歳まで一定額をずっと払い込んで、75歳から10年間月々一定額を受け取る」という個人年金商品。

「そんな商品が真面目にあるんですか」
「はい、それにもし75歳からではなく、支払い開始時をさらに後ろに延ばせば、毎月受け取る金額がさらに上乗せされます」

 家族を養わなくてはいけないときは、一家の大黒柱にとって早く死ぬことが一番恐ろしいリスクで、そのリスクを少しでも回避するのが生命保険だ、と思っていましたが、今や新たなリスクは、長生きそのもの。

 年金だけでは不安で、少しでも資産形成を行っておきたいというニーズがあれば、それは商品になるのです。

 でも実際、何も考えずに銀行口座に眠らせているお金があるのだとしたら、上手な運用を図ることも、現代の暮らしのリテラシーの一つでもあることでしょう。

 金融教育を改めて見直すことも大事です。

 年に一度くらいは保険屋さんの話を聞くことも意義あることでした。

 はー、これもまた勉強なりね。 

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キャッシュレス時代のメリット・デメリット ~ あやういところだった

2019-01-15 23:54:54 | Weblog

 

 今回の箱根旅ですが、羽田空港から箱根の早雲山というところにあるお宿までの移動には様々な交通手段を使いました。

 京浜急行~JR東海道線~伊豆箱根バスと乗り継いでの移動でしたが、どこまでもSuica一枚で行くことができました。

 途中でのコインロッカーもこれ一枚で支払からロック、開錠もこれ一枚。

 帰路もまた似たようなもので、買い物をしても飲食の支払いも、カードの種類は違えど、クレジットカードやSuica、Pasmoなどを使い分けながら、ほとんど現金は使わずに済みました。

 日本がキャッシュレス社会にならないのは、いろいろなカードや支払い方法が乱立しているために統一できていないから、というような声がありますが、都会ではもうキャッシュレスで過ごしている人は多いはずです。

 ただ高齢者や、どうしてもカードやネット社会が信用ならん、という人、そしてネットへの移行に多大な経費が掛かる地方都市などがあって、どうしても現金の需要は残るでしょう。

 しかしそれにしても、多様な決済手段で次第にキャッシュレスの生活に近づいてゆくことは間違いありません。

 
     ◆


 ただ便利さの裏返しで、支払いをしているクレジットカードやスマホの管理がますます大事になってきて、一たび紛失や盗難の憂き目に合うと、大変な事態を招きます。

 実は今日帰りのバスに乗っていて、乗るときにはピッと操作した交通カードが、降りるときに見当たらなくなってしまいました。

 座っていた席の近くにも落ちていないし、降車の停留所についてしまったので、仕方なく「すみません、乗るときにはあったカードを見当たらなくしてしまいましたので現金で払います」と言ったところ、運転手さんが「あ、一枚届いています」と言ってくれました。

「ええと、お名前は…」というので、「コマツと申します」というと、本人確認ができて無事私の手元に戻ってきてくれました。

 拾ったうえに運転手さんに預けてくれた親切な見知らぬ乗客の方に感謝ですが、同時に、カードを記名式にして名前を書いてあったのも幸いしました。

 記名式にしておけば、落とした時に、執行停止にした上で、それまで入金されていた金額もちゃんと戻ってくるので、これも現代の暮らしの知恵だと思います。

 キャッシュレス時代の光と闇。

 さてどちらを重視するでしょうか。

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姉妹の家族の顔合わせ ~ 旅から無事に帰ってきました

2019-01-14 23:52:38 | Weblog

 

 連休を利用しての、箱根~次女の結婚両家ご挨拶の旅は、今日が最終日。

 お昼に、次女夫婦と、今回一緒に旅をした長女夫婦そして孫たちとの顔合わせ会を、品川のイタリア料理店で行いました。

 長女の旦那さんからは、「小松家の娘と結婚したあとがどれくらい大変か」を冗談めかして語ってもらいましたが、あまり脅かしすぎないように。

 実は、長女の旦那さんも次女の旦那さんも、三人兄弟の末っ子なのですが、それだけに長女の旦那さんは「これでようやく弟ができた」と、嬉しそうにテンションがやや高めでした。

 お互いに、親せきが増えるなど、新たな人間関係が急に増えたので、なかなか対応するのが大変だと思いますが、よろしくお願いしたいところです。

 普通の結婚プロセスならば、もっとゆっくりと時間をかけて関係性を育むところでしょうが、次女の場合は、彼氏が中国へ5年間くらい転勤になりそうだ、ということが前提でのお付き合いだったので、結婚式も含めて、いろいろな場面を端折って入籍というところまでやってきた次第。

 人生はいろいろあるので、親としても柔軟な対応が求められることもあるのだと理解しています。
 
 これからは、若い二人での生活なので、とにかく見守ってあげたいところです。

     ◆

 羽田からの飛行機も無事に飛んで家に帰ってみると、出発した金曜日に除雪しきれなかった雪が積もっていました。

 冬の間に長く家を空けるのは、天気と除雪が心配ですね。

 無事に旅を終えられたことで、改めて健康のありがたみが分かりました。

 健康に留意しながら、また旅に行けるように頑張りましょう。

 

 

 

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鶴のマティーニ ~ 娘の結婚を祝う会食

2019-01-13 23:33:33 | Weblog

 

 午前中に、箱根から山下りをして里へと戻ってきました。

 小田原行きのバスに乗って、終点手前の入生田で途中下車。

 神奈川県立生命の星・地球博物館へ立ち寄って、箱根の地形の成り立ちを改めておさらいしたほか、珍しい石や化石の数々を見て回りました。

 子供の時のような理科心を大いに掻き立てられました。


     ◆


 夜は横浜のホテルにて、次女の結婚祝いと共に、お相手のご両親と初めての顔合わせ。

 次女の旦那さんと会うのは、今回がまだ二回目というスピード婚ですが、結婚なんて、思い切ってしまわないと一線を越えられないことがあるものなので、まずは入籍までことが進んで良かったと思いましょう。

 それに、彼が来月の2月に中国へ赴任するということが決まっている中での、婚約と入籍ということで、二人にすると後で振り返った時に、激流の中にいたような思い出になることでしょう。

 初めてお会いした彼氏のご両親は、小柄で優しそうなお父さんお母さんで良かったです。

 会食が終わった後で、妻と二人でラウンジへ繰り出して、少しだけ娘の思い出話に花を咲かせました。

 バーテンダーに、「お祝い事があったので、おめでたいカクテルを二種類お願いします」と頼んだところ、「映画の007の中に出てくるマティーニですが、お祝い事ということで、レモンピールを鶴の形に
しておきました。おめでとうございます」と言いながら、透明な辛口のマティーニを出してくれました。

 横浜の海を眺めながら、良い時間が流れました。
   

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半径300mの箱根観光 ~ 岡田美術館で充実した一日過ごす

2019-01-12 22:39:50 | Weblog

 

 昨日は、宿泊先でのパソコンの調子が悪くて、スマホによる短文のアップとなり、失礼しました。

 さて今日は、一日箱根観光で過ごします。宿泊は昨日と同じところなので、余計な荷物は持たずに、軽装で箱根を見て回ります。

 箱根には何度か来ていますが、今回は婿さんのお母さんも一緒の三人旅。

 娘夫婦の親同士では、ときどき一緒に会食などをする気の置けない仲なので、今回も両方の親(先方はお母さん一人)と子供と孫という七人旅なのでした。

 今日は妻の「箱根の滝を見てみたい」というたっての希望で、最初の目的地を小涌園のすぐ近くにあるという、「千条(ちすじ)の滝」にしました。

 宿泊先からバスに乗って小涌園で降り、そこからは徒歩で15分足らずで行けるくらいの、ハイキングにもならないような滝への道です。

 千条の滝は、幅30メートルくらいで、小さな滴りが石の隙間から数多く見られる、文字通り水の筋がたくさんある滝でした。

 これは、近くにあった箱根ジオパークの説明看板によると、滝の岩盤が火山の噴出岩の軽石が固まってできた岩だからだそうで、軽石の隙間からしみ出した水が流れ落ちているのです。

 しかも水は上流から湯気を発していて、少しは温泉も流入しているのでしょう。これもまた箱根らしい雰囲気を醸し出しておりました。


     ◆


 滝の後は、ここまで来るときの道すがらに見えた、ユネッサンス向かいの岡田美術館で時間を過ごすことにしました。

 ここをちょっと見学して、それからまた次の滝へ移動するつもりで、行きあたりばったりの短時間美術館見学のつもり。

 ところがこれがその後に、大変な目論見違いであることに気が付きました。

 まず、美術館入り口までのエントランスを歩いている段階で、正面のガラス越しに、俵屋宗達の描いた風神雷神を、何枚もの陶板の組み合わせで作った巨大な作品に度肝を抜かれます。

 館内での撮影禁止はもちろんのこと、「スマホもロッカーに預けてください」という強気の指導と荷物も金属探知機で調べられるという、厳重な著作権管理のなされた入り口を過ぎて中へ入ってみると、5階建ての建物内の展示面積の広さと、展示されている美術品の内容に圧倒されました。

 収蔵品の中心は、近世・近代の日本画と、日本・中国・韓国の東アジアの陶磁器ですが、その他にも土偶、埴輪、蒔絵、ガラスなどの工芸品などが含まれる、主にアジア文化を発信する美術館です。

 まだオープンしてから5年目ということで、地元でも新しい美術館ですが、十分に見ごたえのある展示内容です。

 受付の女性に、オーナーがどんな方なのか、を尋ねてみたところ、「精密機械の特許によって一代で財を成した方で、まだご存命」なのだそう。

 しかし、一代で財を成した方も世にたくさんいるでしょうに、このように内外の貴重な絵画や美術工芸品を集めて、保存・展示をするというのは、その財産の使い方として実に見事と感じ入りました。

 結局、午前10時くらいから17時の閉館直前まで館内で作品を見て回り、これで今日一日を過ごすことができました。

 見学中には、5階のホールで午前と午後に各一回ずつ、学芸員さんによる展示内容のミニ説明会もあって、展示作品にまつわる小ネタをたくさん教えてもらって知的刺激も十分。

 作品の説明も丁寧で、特に陶器などの絵柄に用いられる多くの植物にまつわる古人の感性のなんと多様で豊かなことか!

 こうした植物の話題は、造園の勉強をしてきた自分の知識に関わることが多く、新たな知識も増えて、よもや今日がこんなに脳をフル回転させる一日になろうとは思いもしませんでした。
  
 結局朝バスを降りてから、半径300mくらいの中で一日を過ごしたことになり、「最初の滝のチョイスが良かった」と笑いました。

 箱根観光の際は、ぜひ一日をかけるつもりでここを選択肢の一つにされることをお勧めします。

 はー、眼福、眼福。

【岡田美術館】https://www.okada-museum.com/

 

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