北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

確定申告で頭の体操

2024-02-26 22:14:16 | Weblog

 

 昨年分の確定申告を終えました。

 夫婦そろって病院通いと薬剤費が増えているので医療費還付を求めるのと、わずかながらふるさと納税をしているのでその分の寄付金控除を申請するものです。

 例年通りマイナンバーカードによる身分証明と、e-Taxを使っての資料作成と申請です。

 もう7~8年はe-Taxを使っていますが年々使い勝手がよくなっている印象を持ちます。

 私の場合は医療費還付と寄付金控除だけなので、用意する資料はたったの三つ。

 会社から発行される昨年の収入に関する①源泉徴収票と、国税サイトで提供されるエクセルの医療費フォームに医療費の領収書の数字を書き入れた②医療費データ、そしてふるさと納税で利用している「ふるさとチョイス」が発行する③寄付金証明書の三つです。

 源泉徴収票は、会社のホームページからダウンロードしてなかの数字を書き写すだけなので苦労知らず。

 医療費データも会社の健康保険のサイトから医療費通知をダウンロードして取得して、e-Taxと連動させることができます。

 しかし、2月20日時点では昨年の12月時点の医療費が反映されていないことと、これに登録される医療費に加えて薬局で購入する「セルフメディケーション」対象商品を加える必要があります。

 この手の薬を購入した際には、良くいく薬局では領収書に「◆」のマークがついているのでわかります。

 妻はこの手の薬を買ったときの領収書をちゃんと取ってあるので、それも足し上げたデータを作るので、職場からのダウンロードは参考にしながら自分でエクセルで資料を作りこんでいます。

 そして最後の寄付金証明書は、ふるさとチョイスのサイトで証明書交付を申請すれば、2~3日でメールで届きます。

 これを保存して読み込ませればOKです。

 ふるさと納税では納税先の自治体からの寄付金受領書も郵送で届くので、それも一応保管してあるのですが、このシステムを使えば実は受領書を保存しておかなくても良いくらいです。

 自治体も受領書をメールで送るようにすれば郵送の手間が省けて効率化されそうですが、最後のところで現物を郵送しなくてはいけないのが日本という国の効率化の限界なのでしょうかね。


     ◆


 これらの資料を用意して、あとはマイナンバーカードをカードリーダーに読ませて本人証明を行ったうえでネット上での資料作成を行います。

 本人証明のためにはマイナンバーカード作成時に登録した4桁の数字だけが必要で、それだけは分かるようにしておかないといけませんが、システムは安定しています。

 一つだけ不満なことがあります。

 それはe-Taxの申請に「e-Taxソフト」と「e-Taxソフト(web版)」という二種類があって、単語が似ているので非常に紛らわしいことです。

 「web版ではないソフト」でも、パソコンの推奨環境に適合しているかどうかの確認をすることと、「事前準備セットアップ」ツールと「拡張機能」をダウンロードしなくてはならないので、その手間が結構面倒くさいのです。

 このあたりがもう少し楽になってくれるとありがたいのですが、毎年の改善に期待したいところです。


      ◆  


 e-Taxでの確定申告は、時代の最先端についていこうと思って敢えてパソコンでやってみるという頭の体操のつもりではじめたことでした。

 しかし社会のDX化の流れを受けて、ネットでの申請がどんどん便利で使い勝手がよくなっていることを実感する場面でもあります。

 わからないことに敢えてチャレンジして頭の体操にするというのもなかなか良い経験です。

 今年も無事に頭の体操を一つクリアしました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エッセンシャルワーカーにも... | トップ | 蝦夷地にとっても大恩人、「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事