北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

北前船寄港地フォーラムのエクスカーションは網走から始まる

2024-06-27 23:16:53 | Weblog

 昨日から道東方面に来ています。

 出張ですが、「北前船寄港地フォーラム」というイベントが土曜日に釧路で開催されることになっているのですが、木曜日から金曜日にかけてエクスカーションという形で網走~弟子屈・川湯温泉~釧路というルートで道東バス旅に参加しているのです。

 全国の北前船で栄えた自治体の関係者や観光関係者が集うて、新しい観光連携を探るという取り組みです。

 昨日は女満別空港に降り立って、そこから網走周辺観光で、まずはワサビで有名な金印さんが育成している青いバラの圃場を見学。

 青いバラはまだ咲いていなくて苗を育成中とのことですが、将来も苗として販売するのではなく、青い色素や香りを抽出して販売する予定だとのこと。

 ロザシアニンという青い色素があるのだそうで、今後が楽しみです。


      ◆


 続いては網走市内のモヨロ貝塚。

 網走には何度も来ていますが、モヨロ貝塚には初めてきました。

 このあたりには、北海道の歴史で縄文から続縄文という時代にさらに8世紀から13世紀にかけて独自の文化が息づいていたのだそう。

 サハリンから北海道のオホーツク海に面した海岸沿い、そして千島列島を股にかけて共通の土器や文化的な遺物が出ていて、アシカやトド、アザラシ、クジラなどを獲って暮らしていた人たちの文化があって、その中でも最も豊かな様子が分かるのがここモヨロ貝塚とのこと。

 北海道の歴史ももっと学ばないといけませんね。


      ◆


 夜は弟子屈の川湯温泉で地元の皆さんも参加してのウェルカムパーティが開かれました。

 地元弟子屈町の徳永町長も挨拶に立って、「ふるさと納税を活用して、古い廃ホテルを少しずつ解体してきれいになってきている。今後は星野リゾートの進出に希望をもっている」とのことでした。

 会場では昔懐かしい方にもお会いできたりして楽しいひと時でした。

 またお料理には、網走刑務所で技術を継承している木樽づくりを利用して始めたお酒も出されたり、また弟子屈町にもワイナリーができるとのことで、地元のお酒もいよいよ多種多様になってきますね。

 旅は新しい発見がありますね。

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