北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ただいま屋根の塗装中

2024-06-20 22:59:10 | Weblog

 屋根の塗り直しをしています。

 塗装の仕事をしている友人がいたので、声を掛けたら「やりますよ」とのことでお願いしました。

 本当は昨年の秋に外壁を修理した時に業者さんから、「そろそろ屋根も塗り直しの時期ですね」と指摘されていました。

 そこで塗装の友人にやってもらおうと思ったのですが、その頃にはもう雪が降りかけていたので、「これは来春やったほうが仕上がりが良くなりますよ」とのことで一冬寝かせておいたのです。

 改めて一緒に屋根の上に上がってみてチェックをすると、「まさにちょうどやり頃ですね」とのこと。

「遅くはないですか?」
「ええ、まだ錆が浮いていないので、この段階で塗り直せばまたしばらく持ちますよ」

 塗料のメーカー保証は8年とのことで、いまやっておけば10年くらいはもたせられそうです。

 ボイラーなどの設備系機械もそうですが、何年かに一度の家のメンテナンスって、過去にはいつやったかの記録を取っておかないとつい忘れがちになってしまいます。

 日記も、日々のものだけではなく年間単位の記録があると良いですね。


      ◆


 物って、壊れてから注文したりしていては届くまでにかなり時間がかかってしまいます。

 インフラメンテナンスの世界では、壊れてから修繕するよりも壊れる直前に計画的に補修をしておくほうが結果的には安く済む、という「予防保全」という考え方があります。

 点検を計画的に行って劣化の度合いを把握して、次にどのような補修・修繕を行うかを計画しようという考え方です。

 しかし国の重要な構造物であればまだそれなりの予算が期待できますが、お金も技術力も不足する市町村などでは、そうした計画的な管理がだんだん難しくなってきています。

 先輩たちがより良いまちづくりのために営々と築き上げてきたインフラですが、人口減少と予算不足、役場の技術職員の高齢化と組織の縮小など、管理のための資源が潤沢にあるとは言えない状況になりつつあります。

 周りの環境や暮らしを守るには手間もお金もかかるし、なによりも今あるものをしっかり守ろうという強い意志が必要ですね。

 できれば家の小修繕などは自分の力でやれるくらいになっておくと良いですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする