稚内で一泊をしたのですが、ホテルは盛況の用で案外混んでいました。
夜に近くの飲み屋街へ出ましたが、開いているお店が以前よりは少なく感じます。
今日は定休日なのかな、とも思いましたがどうやら違ってやはり以前より減っているようです。
地元の友人に聞くと、「稚内の飲食店は水曜日と日曜日が定休日で、それも一斉に休むのでその日に当たると夜は飲食難民になりかねません」とのこと。
ホテルが盛況なのは観光客と言うよりは、このところ続いている発電用風車の工事が続いているためで、現場を何カ月も担当する工事業者さんが長逗留をしているおかげのようです。
しかしそうした人たちも飲食店の定休日にあたると夜の飲食を楽しめません。
さすがにコロナも落ち着いてきて、宗谷地域に入り込んでくる観光客も増えそうで、ホテルはますます予約が入ってきてもいるようです。
市役所を訪ねて情報収集をしていたところ、「おっしゃるとおり、飲食難民の問題は大変です。それで、夜に食べ物にありつけない人が利用するのはセイコーマートさんで、なんと飲食店街に近いセイコーマートさんのホットシェフが全道一の売り上げになったそうですよ(笑)」とのこと。
稚内に店舗展開してくれている唯一のコンビニチェーンがセイコーマートさんですが、そこのホットシェフとは、その店の中で調理したてで提供する暖かい料理が帰るコーナーのこと。
かつ丼やフライドポテト、フライドチキン、暖かいおにぎりなどのメニューが用意されていて、私も時々利用しますが、お値段の割に美味しいので人気です。
それにしてもこの広い北海道で一番の売り上げが稚内にあるお店と言うのは驚きです。
その話を聞いてから実際にお店を訪ねてみましたが、なるほど普通のセイコーマートさんよりも店内が広くてメニューも充実した規模の大きな商品展開をしているところでした。
本来ならばそのニーズは地元の飲食店街が受け止めるべきところですが、いろいろと事情があるのでしょうね。
港も発電用風車の資材が山の用に置かれていて活気がある感じ。
経済の活気が人口の増にはなかなかつながらないところが難しいところです。
これからも稚内には注目しておきたいところです。
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