北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

昨今のタクシー事情~外国人客が増えまして

2015-10-31 23:28:00 | Weblog

 昨夜から札幌へ戻って今日は都市計画学会での研究発表会に参加していました。

 様々な分野での最前線での研究や実践活動報告にインスピレーションと元気をもらいました。

 さてその前後でタクシーを二回利用することになり、運転手さんと車内で最近のタクシー事情についてリサーチをすることに。

「最近は外国人のお客さんを乗せることが多いんじゃないですか~?」
「いやあ、結構多いんですがなかでもやはり中国人は多いですね。さっきもね、”チャイニーズ?”と訊いたら"イェース"って返してきましたよ」

「行く先を指示するのに言葉の壁ってありませんか?」
「はい、最近はスマホを見せて、『ここへ行ってくれ』っていう方が多いです。ところがその表記が中国語でホテル名が漢字なものですから、"イングリッシュ・オア・ジャパニーズ・プリーズ"って言うと、"オー"とかいってスマホの表記を英語化日本語に変えてくれるんです。そうするとどこかはわかりますね」

 なるほど、帰るホテルなんて伝える側もふんぞり返って「俺の言うことが分からないのか」なんて態度ではなく必死なわけで、こちらも分かろうと必死になっているのですから、スマホの翻訳機能や表記の言語を変えることで意思疎通はそれほど難しいことではないのかもしれません。


「先日はねえ、日本に一年くらいいたという中国人がカップルで乗ってきましてね。その男性の方が"キツネドオリへ行ってください"と言うんですよ」
「キツネドオリってどこですか?」

「それが書いてある漢字を見せてもらったら"狸小路"って書いてありました(笑)」
「なるほど、うろ覚えだとそうなるんですね(笑)」

 それ以外にもスペイン語やポルトガル語のお客さんも増えてきているようで、タクシー業界も外国語対応が忙しいようです。

 タクシーに乗るときは運転手さんに話しかけて最近の話題を聞くようにしているのですが、ちょっとした最前線の世相が垣間見れて楽しいですよ。

 

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