北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

緊急地震速報

2009-08-25 23:30:06 | Weblog


 朝6時37分に枕元の携帯電話から「ヒュイ!ヒュイ!ヒュイ!」というけたたましい音が聞こえてきました。

 すぐに目が覚めて、サービス登録をしてあった緊急地震速報と気づきました。しかしとりあえず何をしたらよいかが浮かびません。うすぼんやりと(あ~、パソコンのモニターを押さえた方がよいのかな~)と思うくらいで、実際には何一つ出来ないものでした。

 来るか、来るか、と布団の上で待ちかまえていたものの…、結局は誤報で済みました。テレビをつけるとやはり緊急地震速報を流しています。

 今のは一体なんだったのか…。


---------- 【ここから引用】 ----------

緊急地震速報:誤報原因は地震計ソフトの改修ミス 気象庁 毎日新聞 2009年8月25日 23時35分
 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20090826k0000m040134000c.html

 25日朝に千葉県東方沖を震源とする地震が起きた際、同県南房総市の地震計から過大なデータが送信され緊急地震速報が誤って発表された問題で、気象庁は同日午後、この地震計のソフトの改修ミスが原因と発表した。

 同庁によると、この地震計は設置した「明星電気」(群馬県伊勢崎市)が24日に改修を実施。その際、委託された震度情報送信に関するソフトだけでなく、緊急地震速報にかかわるソフトも無断で改修した。その過程でミスをし、過大な観測データが速報システムに送られる設定になった。同社はこの改修を同庁に報告せず、同庁も気付かなかったという。

 同社は大阪市など他の3カ所の地震計も同様の改修をしていたため、いずれも改修前の状態に戻した。同社の役員らが25日に同庁を訪れて謝罪し、作業態勢などを見直すことを約束した。同庁は改修を引き続き委託するという。

 同庁の伊藤秀美地震火山部長は「気象庁にも監督責任はある。改修などを外部委託する際は、どんな作業がどのように実施されたのかをしっかり確認できるようチェック態勢を見直したい」と述べた。【福永方人】

---------- 【引用ここまで】 ----------

 どうやら地震計のソフトの改修ミスだったようで、とりあえずはほっと胸をなで下ろしました。

 いざというときに役立つシステムも、数多くの段階の一つで何かが狂うとちょっとした騒動になりますね。

 昼のニュースでは、最初に「ちゃんとしてくれないと迷惑ですね」とやや憮然とした男性に続いて、「困りますけれど、原因を究明して本当の時はしっかり働くようにして欲しいですね」というコメントが流されていました。

 とりあえずマスコミの姿勢は、二人目のコメントに代表されるのでしょうか。

 どんなシステムだって、失敗を繰り返しながらより良いものに改善されるプロセスがあるわけで、振り返ればまあ良い訓練になったのではないかと思えます。本当の地震が来る時もこういう音がするのだとわかりましたしね。

 これが逆に、震度を過小評価するようなソフトのミスだったら地震が来ても作動しないということもあったわけですから、反省を踏まえて担当者のさらなる精進を期待したいと思います。

 緊急速報「エリアメール」に登録していない方はこの機会に登録してみてはいかがでしょう?
 →http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/
 でも本当に数秒後、といわれると動けないものですね。こちらは精進が足りん!うーむ。 

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