高校時代の同期が集まってお酒を囲んで、楽しいひと時を過ごしました。
高校時代の思い出に花が咲きましたが、一人がこんな当時の思い出を語ってくれました。
「同期のなかでも5本の指に入る美人のA子さんがいただろう?彼女が席替えで俺の隣に座ったことがあったんだ。そうしたらある日、その子が英語の時間に先生から質問をされたんだけど、その子が答えられなかったんだ」
「へえ」
「その授業が終わった後に、周りの男たちからすごく文句を言われたよ。『なんで答えをささやいてやらなかったんだ!彼女に恥をかかせることはなかっただろう』ってね」
「はは、なるほど」
「でも、彼女にもプライドがあるだろうし、軽々しく答えを教えるのもどうかと思ってさ」
「青春だなあ(笑)」
高校にいた時には、一度も会ったことも話をしたこともない同期生ですが、それでもこうやって大人になれば、「あいつを覚えているかい?」ということが酒の肴になります。
当時はワルぶっていてちょっと怖かった奴が、今はにこやかな親父になっていたり、かわいらしかった女性が度胸あるおっ母さんになっていたりして、卒業以来40年と言う年月は人を確実に変えています。
来年は同期生が還暦になる年なので、11月に集まって記念に飲もうということになっています。
月日の経つのが早く感じられます。