北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

3年見なければ変わっていてもおかしくない ~ 道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」の変身

2023-09-13 22:44:09 | Weblog

 

 今日から明日は道東の北見市方面への出張です。

 先週も屈斜路湖でのキャンプのために旭川紋別自動車道を通ったこともあり、風景にも見慣れてしまいました。

 ちなみに、札幌から屈斜路湖へ向かうには、二つのルートが考えられます。

 一つは、旭川を経由して紋別自動車道~遠軽~北見~美幌町~屈斜路湖という北回りルートで、もう一つは反都計方向に、道央道~道東道~足寄~阿寒湖畔~弟子屈町~屈斜路湖という南回りのルートです。

 先週の屈斜路湖へは北回りルートを使いましたがその理由は二つあります。

 一つは南回りのデメリットで、阿寒湖から弟子屈へ抜ける阿寒横断道路の峠とカーブがきついのを避けるのことと、もう一つは高速料金が北回りの方が2千円ほど安いということが挙げられます。

 到着時間にはほとんど差がないことを考えると、この二つのデメリット回避から北回りルートの方が有利だと考えました。

 時間とコストは両方を考慮しなくてはなりません。


     ◆


 さて、屈斜路湖でのキャンプを終えて帰りは美幌峠~石北峠経由で札幌まで帰ってきました。

 その際に、約3年ぶりに美幌峠の頂上にある道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」に立ち寄りました。

 以前はお土産売り場も(言葉を選びますが)あまりぱっとせずどこにでもありそうな商品ばかりだったのですが、今回も期待せずに訪問してびっくり!

 大変身を遂げていました。

 入り口を入ってすぐのところには、ラーメン、カレー、エゾシカのロースト丼などを提供する「青空のハル」という食事処があり、また揚げ芋に特化した売り場「DID&Merry」、さらには商品センスが格段に向上した商品陳列を超えると、カレーパンが売りのパン屋さん「小麦の奴隷」、そしてこだわりのコーヒーを提供する「Stag Coffee」さんなど個性的なお店がずらりです。

 しっかりしたプロデューサーかデザイナーが全体のコンセプトを作り上げたことを感じさせるような洒落た感じの空間になっていて度肝を抜かれました。

 以前は田舎らしい素朴さもあったのですが、一気に都会的なセンスの売り場になっています。

 諺に「男子三日会わざれば刮目して見よ」とありますが、道の駅も3年行かなければ目を見開かざるをえない変身を遂げることがあるのですね。

 道の駅は、トイレを借りればよかった第一世代から食の発展の第二世代、防災対策など社会的要請の機能を備えた第三世代と進化してきましたが、個別の道の駅も互いに切磋琢磨しながらデザイン性と商品力を向上させたバージョンのところが登場しているようです。

「一度行ったことがあるからもう行かない」などと言わずに、地域のデザイン力をもう一度味わい直すというのも良いかもしれません。

 いやはや、「ぐるっとパノラマ美幌峠」、おみそれしました。 

 

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