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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

旨くなければ金いらぬ

2017-09-07 23:56:56 | Weblog

 

 もう30年くらい前のことですが、札幌市内の国道沿いに「旨くなければ金いらぬ」という看板を掲げたラーメン屋がありました。

「よほど自信があるんだな」と思って、妻と一緒に食べに入ったのですが、出てきたラーメンを一口すすって、(ん?)。二人して顔を見合わせました。

 札幌のラーメン屋って、その頃からもう群雄割拠時代が始まっていて、どこへ入っても最低限の味は出してくれるものと信じていたのですが、ここだけは本当にひどかった(笑)。

 途中で食べるのも嫌になって、「旨くなければ金いらぬ、だからお金を返してもらうか?」という会話までしたのですが、さすがにそこまではしない優しい客で終わりました。

 さすがにそのお店はいつの間にか消えてゆきましたが、あのときにどういう対応をすべきだったか未だに答えが出ません。

 ご主人を呼んで、「このスープをすすってみてください。これであなたは自信をもって旨いとおっしゃいますか?」と尋ねればよかったのでしょうか?

 まあ多くの心優しいお客さんは、二度と行かないという事を荒立てないような対応をするのでしょうけれど、その反面、「私の主観ですが」と前置きをしたうえで、ちゃんと言ってあげた方が良いのかなあ、とも思うのです。


 実は先日、久しぶりに口に合わない塩ラーメンのお店に出会って、この話を思い出したのです。

 皆さんはそんなお店に出会ったことってありませんか?

 そんなときはどうしますか?

コメント (2)
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