北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

三十回目でございます ~ ツール・ド・北海道

2016-09-01 22:08:39 | Weblog

 いよいよ今日から始まった国際自転車レース「ツール・ド・北海道2016」。

 今年は、回を重ねること30回の節目を迎え、外国から6チーム、国内から15チームの合計21チームをお招きしての大会となりました。

 レースは道央を中心に三日間にわたるコースです。初日の今日は、朝からタイムトライアルを行い、午後一時に南区のアパホテル前を出発して倶知安町までの111kmのコース。

 国道230号線を南下して、定山渓方面の途中からは右折して小樽方面へ朝里峠(標高672m)越え。峠を越えて小樽市内に入り、外周を回ったかと思うとすぐに今度は赤井川村方面へ毛無峠(標高658m)越えという鬼のようにハードなコースです。

 私などはここを自転車で走れる人たちの気持ちがわかりません。皆超人に見えます。

       ◆

 

 レースのスタート地点は快晴で気温は30℃近い残暑。しかし風が結構強くて、向かい風になるとさぞ選手は大変だろうと思います。

 それぞれのチームユニホームはカラフルでこれが結構絵になるので、スタート地点にはカメラを構えた報道陣だけでなく、自転車ファンと思しき人もかなり集まっていました。

 午後一時ちょうどに号砲が鳴らされると選手が一斉に走り始めます。いよいよ三日間にわたる過酷なレースの始まりです。

 選手たちと同時に、各チームのサポートカーも順番にスタートしていきましたが、自転車を屋根に何台も載せて走るこのサポートカーもなかなかスタイリッシュでカッコいいんです。天気がいいから余計に絵になりますね。


       ◆


 ところで、こうした自転車レースですがカッコいいのとは別に、やはりチームレースとして勝つための作戦があります。

 強い向かい風からエースを守って最後に飛び出してもらうとか、わざと先行して相手をかく乱し体力を奪うとか、長いレースの間には様々な駆け引きがあるのです。

 そのあたりの解説が、配布されると同時にネットにアップされている公式ガイドブックに掲載されています。

 本場のツール・ド・フランスなどでは、ヘリコプターからずっと集団を追いかける映像が撮られていて、そうした駆け引きも視聴者に直接伝わるようですが、できればツール・ド・北海道でもドローン等を使って撮影・配信されるともっと臨場感が伝わるかもしれませんね。


【ツール・ド・北海道】
 http://www.tour-de-hokkaido.or.jp/2016/guide/GuideBook2016.pdf

 ちょうど今日、小樽地域の道路補修をしている舗装業者さんと会って話をしていました。

 「腕によりをかけて修繕しておきましたから(笑)」

 選手の皆さんの安全と無事をお祈りしています。選手全員、がんばれー!

コメント
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