北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

スピリチュアルなエピソード

2008-08-05 23:19:21 | Weblog
 今回は出雲大社を中心に島根県の旅をしてきましたが、いろいろと不思議なこともありました。そんな出雲のスピリチュアルなエピソードのご紹介です。

【デジカメ水没事件】
 初日に出雲空港へ降り立ち、早速ドライブ観光を楽しみました。写真もたくさん撮って、ブログ用素材もたっぷり。

 ところがホテルへ帰ってユニットバスのトイレに立ったところ、腰につけていたデジカメがカバーごとするするとベルトからはずれてトイレにポッチャン!

「あ・あ・あ!」慌てて拾い上げましたが、カバーはもちろん、中身もびっちょり。電池をはずして拭ける限りの水気を拭き取りましたが、数時間後に電池を入れなおしてみたところ、液晶は写らないし、レンズの動作も不安定に・・・orz。

「あちゃー」デジカメが使えない旅となってちょっとガッカリです。仕方がないのでデジタルビデオの静止画モードで写真を撮ってきましたが、やっぱり色合いやピントに難ありです。

 旅を終えて川崎の自宅へ戻り、(修理が効くのかなあ・・・)と思いながら改めて電池を入れて動作を確認してみたところ、なんと直ってる!レンズも動くし液晶も写り写真も撮れます。

 下手をすると買い替えの3万円を覚悟していただけに助かりました。濡れてしまったせいでしょうが、SDカードの映像は一部しか取り出せなくて、最初の足立美術館などの映像はなくなってしまいましたが、まあ良しとしましょう。

 そんなわけで旅の全般を通じてデジカメが使えなかったのですが、これって写されたくないものを撮ってしまったのでしょうか?

 それとも、その瞬間は同じく腰につけていた携帯電話が水没してもおかしくなかったので、携帯電話に気をつけろという警告だったのでしょうか?いずれにしても『警告』で済んだ事件でした。
 

【天気も味方の旅】
 今回の島根県の3泊4日の旅は、場所が西日本だけにたしかに暑かったものの、総じて天気に恵まれました。

 中でも三日目の石見銀山の周辺見学では屋外をずっと歩くことになります。前日の天気予報は「晴れ後曇り夜に雨」というものでした。「日中は猛暑だとつらいなあ」と思いましたが、石見銀山では雨は降らないものと思い傘も持参せずに11時からのガイドツアーに参加しました。

 ところが龍源寺間歩のガイドツアーを楽しんで帰路につき掛けた昼過ぎ頃から急にポツポツ雨粒が落ちてきて、あっという間に土砂降りに。

「わー!」
 全員慌てて道沿いの樹の下で雨宿りをしましたが膝あたりまで濡れるほどの強い雨です。

 雨が小止みになるたびに早足で移動をしますが、雨脚が強まるとまた樹の下やお寺の山門で雨宿り。「バス停まではあと15分くらいなんだけど・・・。もっともそこからバスに乗ってもバスはガイドセンターまでしかいかないし、傘は遠くの駐車場の車の中。雨が降り続けば大森地区はどうしようか・・・」と急な天気の変化に戸惑っていました。

 しかし30分も経った頃には通り雨も上がり、再び空が明るくなってきました。どうやら天気回復の兆しです。

 雨が降らないのならば、満員のバスに乗らなくても、ガイドさんと一緒に歩きながらでも楽しい散策道です。降った雨もちょうど打ち水のようで、涼やかな道をさらにガイドしていただきながら楽しむことが出来ました。

 間歩のガイドツアーの後も、五百羅漢や大森地区をゆったりと散策出来てとっても快適。暑い夏の旅に、ちょっと打ち水までしてださるとはありがたい。ちなみに、その夜には豪雨が宿を襲ってきたのですが、朝にはまたからっと快晴になっていました。

 まさに天気も味方の旅でした。お稲荷さんへのお参りは欠かせません。


【『おい、もう帰るのか』事件】
 ハプニングは最終日の飛行場で起きました。

 16時40分出雲空港発羽田行きの便に登場すれば、羽田から新千歳空港行きの20時55分発には楽々間に合うはずでした。ところがなんと我々が乗る飛行機に雷がおちて修理をするために出発時間を延期するとのこと。

「まあちょっとくらいなら」と気楽に思っていたところ、修理に時間を要するためについには機材を変更するとのこと。そして代わりの飛行機をこちらの空港にもってくるため、出発時間が19時15分に変更になりました。

「19時15分!これじゃ、羽田での札幌乗り継ぎは間に合わないかも・・・」

 羽田の到着は第1ターミナルですが、そこから預けてある荷物を取り出してからエア・ドゥで出発の第2ターミナルまで移動しなくてはならないのです。

 こんなときはパニックにならずに、とにかく係員に事情を話すのが先決です。羽田での地上係員の方を通じて飛行機会社同士でも連絡をしてくれることでしょう。

 運を天に任せてのフライトでしたが、結局羽田へ着いたのが20時55分では乗り継ぎ飛行機に待ってもらうには無理がありました。J●Lさんも精一杯対応してくれましたがまあ無理なものは無理と言うこと。問題はではこれからどうするか、ということ。

 J●Lさんからのお申し出で、今日は第2ターミナルに隣接するホテルへ宿泊させてくれること、そして明日の朝一番のエア・ドゥの予約を取ってくれる、ということなので、当方としても納得の交渉成立です。結果として家族は高級ホテルでの一泊二食付きのボーナスを得たことになりました。

  *    *    *    *    *

 我々は翌朝に大切なビジネスがあるわけでもないので、帰りを保証してくれるならばお気楽に楽しめばよいのでそれほどの損失でもありません。私も一緒だったので、航空会社との話し合いもできました。

 思うに、出雲空港からのストップなので出雲の神様たちが「おいおい、もう帰っちゃうのか~?そんなに急がずにもう少しこっちにいたらどうだ、食事くらいさせてあげるから」といういたずら心を起こされたのではないか、というのが私の解釈。

 そう考えると決してトラブルとは思えず、却ってありがたい気持ちにすらなるというものです。

 どこまでも神様に見守られたスピリチュアルな旅となりました。

 出雲は実に良かった~。日本人が一度は行っておきたい場所です。 
コメント
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