北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

出雲の旅①~初日は美保神社

2008-08-01 23:10:27 | Weblog
 さて今日からは出雲地方の旅行記です。いろいろと面白い目に遭いましたよ。

 この日は朝一番に新千歳空港を出発した家族と羽田空港で合流。引き続いて出雲空港行きのJALに搭乗して島根県へと向かいました。今日からの4日間も暑そうです。

 今回の旅はちょっと複雑な宿泊の仕方になりました。今回の旅行のポイントを、島根県内の地理的配置でごく簡単に言うと、地図上の左から右つまり西から東へ向かって、



 温泉津(ゆのつ)温泉→石見銀山→(ちょっと距離)→出雲市(出雲大社)→松江市、ということになります。地理的感覚から言うと、東から西へと宿泊場所を移動させて真ん中から帰るというのが理想のように思います。

 しかし今回は、一泊目は真ん中の出雲市、二泊目が右の松江市、三日目が左の温泉津温泉という順番になりました。

 移動の効率が悪そうに思いますが、これはひとえに『出雲大社の本殿拝観を朝一番に並ばなくてはならない』というところからの制約によるものなのです。行けば見ることができる観光地ではないというのが大変。

 そんなわけで今日は一気に松江の市内ではない周辺部をドライブです。

    ※    ※    ※    ※

 出雲空港には昼過ぎに到着。レンタカーを借りると宍道湖のほとりを一路東へと向かい、松江周辺部の観光スポットを回ります。

 まず最初は足立美術館。足立美術館は松江観光の定番と言われるスポットで、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が毎年行っている「日本庭園ランキング」で、なんと5年連続で「庭園日本一」に選ばれているのだそう。

 確かにこちらの日本庭園は素晴らしく手入れをされて規模も大きくちょっと日本的と言うよりはもう少し派手な感じ。第2位の桂離宮を押さえての第1位ということなのですが、まあダイナミックなアメリカ人が好む日本庭園というところなのかも知れません。
 庭園を先に紹介しましたが、こちらの美術館には横山大観を始め、素晴らしい日本画も数多く置かれていて目の肥やしになりました。

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 続いては一気に車を走らせて、美保の美保神社へと向かいます。

  

近世ごろから「大社(出雲大社)だけでは片詣り」と言われるようになり、出雲大社とともに参拝者が増えるようになったのがこちらの美保神社。出雲大社の御祭神が大国主命であることから『大国』と七福神の『大黒様』とがしばしば混同されるようになります。
 
 おまけに美保神社は海からやってくる貴人の蛭子信仰が結びつきとあわせて「出雲のえびすだいこく」と言われるようになった模様。ペアで合わせる事でワンセットになり、さらにありがたみが増すというところなのでしょう。

 まずはこちらを先にお参りしてから明日はいよいよ出雲大社です。

 ここから見る日本海はとってもきれいでしたよ。 

  

  
コメント
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