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女房、名古屋へ出掛ける

(開いたクロッカス)

4月に幼稚園入園を控えている、名古屋のかなくんが右手を怪我して、女房は一晩泊りで今朝早く名古屋へ出掛けた。今日明日と家事とムサシの世話を引き受けることになった。

朝、8時前に起きて、お茶漬けで朝食を済ませ、ムサシの朝の散歩に出る。日差しが少しあって暖かい。朝の散歩へ出るのはめったにない。平日の朝は、夕方と違って犬の散歩で出会う人は少ない。ムサシは庭に出しておいた。石のベンチの上に壊れたクッションの座卓を伸ばして置き、その上にバスタオルを広げて、ムサシの冬のお気に入り場所である。日当たり抜群で、女房は蛇も来ないというが、今は冬眠中だからどこにいても出会うことは無い。それより何より、蛇は恐いものと教えてしまったのは女房である。

ムサシは午後の散歩までは用がないから、お茶問屋にコピーをとらせてもらいに行く。「古文書に親しむ」の展示発表のためのコピーである。次の土曜日に提出しなければならないが、お袋の四十九日に当たるので帰郷するので欠席になる。それで、M氏へ預けようと思い電話をすると、取りに来てくれるという。

明日の駿河古文書会の予習をしているうち、10時35分に、女房から聞いていた時間より5分遅れで、生協の荷が届いた。冷凍、冷蔵、野菜ものは冷蔵庫のそれぞれの場所に入れた。M氏がコピーを取りに来てくれて玄関口で少し話す。

近所の農家のMさんが来て、新種の野菜を頂いた。日本名「ふだん菜」という。野沢菜のような丈の高い菜で、茎が赤白緑とカラフルである。Mさんは娘がアメリカに嫁に行き、最近娘のところへ行ってきた。この野菜を葉っぱだけが切って売っていた。茎が美味しいと思うのに、もったいないことだと話す。

昼食は冷凍うどんを戻して食べる。モヤシ、ネギ、卵を加えた。モヤシはうどんと混じると、違った食感でけっこういける。お昼にディナーさんが食材を届けに来ると聞いていたが、来たのは1時をかなり回っていた。すぐに、酷くムサシに吠えられて、隣のSさんが自家製の沢庵と白菜の漬物を届けてくれた。

掛川のスポーツ店に頼んでおいたウォーキングシューズ2足を引取りに行く。春のお遍路では靴は1足半ほど必要である。同じウォーキングシューズを連続して5足履くことになる。値段は約五千円だが、大変に足に優しく、このシューズが無ければお遍路はもっと辛いものになっていただろうと思う。

帰りにマーケットに寄りカレー肉を買う。いつもは豚の肩ロースとモモ肉を半々に入れるが、ホタテを衝動買いしていたので、モモ肉よりパッケージの量が少ない、細切れを買った。昔、故郷で購入した牛の細切れは硬くてなかなか噛み切れないものがあった。ブタの細切れは、カレー用、焼肉用など用途別に分けて商品を作り、用途が決まらないその他の肉と言ったイメージである。

戻ったらすぐに夕食の準備になる。細かく刻んだタマネギをカレー鍋でバターを入れてひたすら炒め、あめ色になったところで火を止める。そこで夕方のムサシの散歩に出た。散歩から戻り、フライパンで肉を炒めておいて、タマネギの入ったカレー鍋にジャガイモ、ニンジン、ホタテ、豚肉を順次炒めながら入れ、水、ローリエを入れ、煮えたら灰汁を取り、マイタケとコーンを入れ、30分ほど弱火で煮て、火を止めてカレールーを入れて混ぜる。ローリエを出しておくのを忘れて外すのに苦労した。

買って来たトンカツを切って、御飯に乗せ、カレーをかけると、カツカレーの出来上がりである。外に何も作れなかったが、栄養はカレーだけで足りている。今日は上手に出来た方である。途中で御飯の無いのに気付き、急遽炊く。

その間にも、ムサシを中に入れて餌をくれたり、雨戸を閉めたりの仕事をこなす。ムサシは普通のようにダイニングの自分の寝床に寝てしまった。後は風呂を洗って入れて入る。おっと、ブログを書くことが残っていた。忙しい一日がもう少しで終わる。
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