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嬉野温泉から帰って来た

(嬉野温泉、塩田川畔の温泉公園)

お昼に嬉野を発って帰路に着いた。バスで約30分で武雄温泉駅に着き、特急みどりで博多へ。乗ったのぞみは臨時列車(多分ゴールデンウィーク時期の)で、指定はがらがらだった。妙に疲れてのぞみで中国路をほとんどうつらうつらとしていた。温泉に浸かりすぎて疲れたのかもしれない。

嬉野温泉のシーボルトの湯は泊ったホテルの泉質と比べるとさらさらしていたと、午前中にお会いした銀行の支店長さんにお話したら、ホテルの温泉とシーボルトの湯では温泉が違うという。そんなことがあるのだろうか。自分は加水されているのが原因だと思っていたが、どうなんだろう。

昨日、少し書くことに困って、「今風の湯治場」などと書いたら、「大村屋」という署名で「いいかもしれません!アイディアありがとうございます。」とのコメントを頂いた。「大村屋」さんが、嬉野温泉の「大村屋」さんだったら、老舗の温泉旅館で、嬉野の街をうろうろしていた間に、名前を何度も見てきたような気がする。こんないい加減な感想がヒントになるならば、昨日の続きをもう少し書いてみようか。

長く逗留してもらえる今風の湯治場。ターケットにするのは仕事を終えた60代のご夫婦。昔の湯治場のように、ただ朝昼晩と温泉に入って湯治をし、食事は自炊で安く上げるというわけにはいかない。今風ではもう少し活動的になるし、自炊は嫌われるだろう。ホテルを拠点にして、ウォーキングシューズを履いて、半日ぐらいは表へ出る。軽く汗を流して、午後早めにホテルに戻って、温泉に入る。手の込んだ料理や満腹できる料理などは、60代のご夫婦には今さらいらない。温泉豆腐やだご汁のようなヘルシーな郷土料理の方が余程楽しい。

昼間、半日ほど汗を流すコースを出来るだけたくさん作って、その中から選んで、3日とか4日楽しめるようにしたい。嬉野の立地で思いつくものをあげてみようか。

   1.岩屋茶ロードの散策コース
   2.塩田川を溯り、轟の滝散策コース
   3.武雄巨樹見学コース
   4.有田焼見学買い物コース
   5.肥前街道散策と肥前夢街道見学コース
   6.元湯、シーボルトの湯など湯めぐりコース
   7.低山ハイキング登山コース

その位しか思い付かないが、地元の方ならまだまだたくさん思いつくだろう。テニスなど軽いスポーツもあってよいし、雨の日の美術館・博物館巡りなども面白い。それぞれに、交通機関、地図、食事処、立寄れる店や施設などの詳しい情報を提供し、自分たちで出かけてもらう。そして、歩くことと、温泉による湯治で元気になって帰ってもらう。旅に行って疲れて帰ってくるのではつまらない。

それを町として取り組んで、コースをどこの宿泊施設でも共通のものとして、整備充実したらどうかと思う。
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