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まーくんの初めての発熱

(庭のアサガオ-女房撮影)

孫のまーくんが熱を出した。ちょうど家に来ているときに熱っぽくなって、最も高いときは39℃を越えたというから大変だったようだ。生まれて初めての発熱で、医者に行ったという。喉は腫れていないし、様子を見ましょうと、一応飲み薬をくれた。娘の云うには、その日の午前中、初めてプールに浸かったという。短くすれば良かったのだろうが、20分くらい入っていたらしい。女房は最初は5分くらいにしなければと注意していた。

冷たい水に初めて浸かると、抵抗力の無い赤子の身体は体温を下げてはならないと発熱という形で反応するのだろう。プールから上がってもその暴走が続いたのが、今回の発熱ではないかと思った。知恵熱というのも同じものだろう。こんな判った風なことを書いているが、医学的な根拠は何も無い、自分の勝手な想像である。

一度下がった熱がまた上がったので心配になり、医者へ電話をした。ぐったりしているようなことは無いかと聞いた後、

「お母さん、お子さんの様子をもっとしっかり観察してください。元気があるようなら心配ありません。水分をしっかり取らせて様子を見て下さい。熱を出しているのはお子さんですよ。体温計ではありません。」

けっこう医者も言うもんだ。かつて若い医者に、患者は自分なんでパソコンじゃないよと言ってやりたい思いをしたことがあった。同じことを医者に言われてしまった。

引きつけを起したときのために、娘は割り箸にガーゼを巻いて準備をしていたというが、その必要もなく、今朝平熱に下がった。女房と娘は携帯メールでやり取りしていて、状況が逐一報告される。

夕方、まーくん一家がやってきた。もう直ったよと、顔を見せに来たのだ。ひきつけのときに舌を噛まないように割り箸を噛ませる対処法は、今はあまり推奨しないらしいと娘が言う。かえって窒息させる原因になりかねないと聞いた。大人の場合と違って、歯が生え揃っている訳ではないから、舌を噛むこともないのかも知れない。冷静に観察していれば2分ほどで普通は収まる。5分経っても収まらないときは救急車を呼んで下さいと、医者は話していたという。息子が赤ん坊のとき一度引きつけを起したことがあるが、親としてとてもそんな冷静に観察できるものではないと思った。

夕食に急きょカレーを作った。いつもほど時間がないので、野菜の刻みも大雑把になった。前回作ったときにトマトを入れてみたいと考えたことを思い出し、中型の完熟したトマトを一個刻んで入れた。つまり、豚肉、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、マイタケ、コーン、トマトとカレールー(辛口、中辛のミックス)である。

何だか、ハヤシライスのような色になったが、おおむね好評であった。まーくん一家はまーくんが眠くなって、食事が終ったらすぐに帰って行った。
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