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亀山震度5強、携帯で受信

(震度5強、亀山城の石垣崩れる-読売新聞4月16日朝刊より)

日曜日、勝間田城跡から降り始めたところで、長男から携帯へ電話があった。三重県中部で震度5強の地震があったとニュースでやっているという。様子が判ったら電話をくれるように話して電話を切った。三の曲輪あたりで再度電話があり、震度5強は三重県の亀山だと情報をくれた。

亀山なら会社の営業所がある。子会社のKソフト会社が茶時期に備えて日直を置いているのを思い出し、折り返し電話をしてみた。日直だったO氏は少しゆれたがニュースは見ていなかったという。何か情報がつかめたら携帯に電話がほしいというと、早速テレビを付けますと電話を切った。

親会社も今日はK氏が日直だったことを思い出し、電話してみた。所長に電話したがゆれたけれど被害は無いという。所長の自宅は亀山から離れているから、近い所員から営業所の様子の情報を取ってほしいと言って電話を切った。

下り斜面の茶畑の新芽の写真を撮っているところに、K氏から電話が来た。自宅が営業所に近いIさんは神棚のものが落ちたぐらいで被害は無いとの話だったが、営業所の様子はまだわからない。そのうち電話が通じにくくなってしまったという。車で走り出したところにO氏から電話で、車を停めて聞いたところ、営業所には電話が通じないという。K氏へ電話した話をして、その情報を逆に伝えた。

女房とレストランに入ったところでK氏からは再び電話が来た。Iさんが休みの営業所に出向いたところ、机の引き出しが飛び出していた以外は、被害は無さそうだとの連絡があったという。まずはほっとした。

この間の携帯の受発信が7件であった。携帯をこんな風に利用したのはおそらく初めてであった。便利だけれども皆がこんな風に使ってしまうとパンクするのは目に見えている。

帰宅後、テレビでは亀山城跡の石垣の一部が崩れたと報道していた。その後の報道で、今回の地震は強い揺れが瞬間的で、長く続かなかったため、石造物のような硬いものに被害が集中していた。石燈籠、墓石、石の鳥居、玉垣などや、お倉のような建物に被害が集中していたようで、それらの壊れた映像が多く見られた。反面、住宅など柔構造のものにはほとんど被害は無かった。ただ名阪国道の関ドライブインで、昼食中の客の上から天井の一部が落下して、食卓を直撃している映像にはびっくりしただろうと同情を禁じえなかった。亀山宿や関宿の旧東海道筋の歴史的建造物には大きな被害が無かったようで何よりであった。

地震が新潟から能登を経て三重へと左回りに段々近づいてくるようで気になる。

先ほどのテレビで、亀山城の石垣、壊れたのは後世に補修した部分だけであったことが解ったという。
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