カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「雷電21型《参》」

2023年09月05日 | 製作日記 雷電21型
↓主翼部品です。
張り合わせ線の処理をした後、機銃口をピンバイスで開けたりする(矢印部)。

↓で、このポッチリ(矢印部)は本当はもっと飛び出ているのだ。
何かというとココに着陸脚が下りてるかどうかを目視する為の棒が出るんだ。

↓それを真鍮線で再現する(白矢印)。径は0.3mm。
「紫電」でもやったけど鑑賞者があんまり気が付いてくれないようなので
こんどは出っ張りを大きめにした。ホントはこの半分くらいなんだけど(笑)。
尚、当然飛行状態にするなら無くてOKだ。
…で、忘れてた、黄矢印の部分にも穴を開けないと。
20mm機銃は4丁搭載で、ココに銃身が外に飛び出ていないヤツが入ってる。

↓裏側、というか下面。
着陸脚の袋の中は何もモールドが無い。
…まあ、1/72だし下から覗き込む人もいないだろうしなあ、
とかも思うけど自分はDUしておきたい。1/48の他作例を参考に適当に。

↓しっかり塗装指示があるのに部品に無い部分あり。
この“H12”とある部分はキットでは何も無い。

↓物的には尾輪を出した際に隙間を塞ぐ布である。
だらんと垂れて出てくる感じ。…プラ板の切れ端で適当に作っとくかな。

↓プロペラの根元に小さいファンが付いてる。これは「雷電」特有のものだ。
大径発動機で胴体が太くなり、空力特性が悪いのでプロペラを発動機から
遠ざけてカウルの形を絞った。そのせいでこんどは冷却効率が悪化。
このファンは小さくなった開口部から強制的に空気を入れる為の扇風機だ。
…色々苦労してるなあ(^^;。
今回は真鍮線にプロペラとファンを接着して同時に回る形にし、
尚且つ取り外し可能にしたのな(キット内容でもそうなってるが
こちらは一旦接着すると外せない)。
だから1/72の「雷電」の場合、外から発動機が全く見えないので
発動機の部品は無いワケだ。

《へたった紙ヤスリ》
↓余談だけど自分は使い古してへたった紙ヤスリを捨てずに置いておく方である。
特に400番くらいのへたった紙ヤスリは600番くらいのヤスリとして使用。
なんだか新品の600番ヤスリよりマイルドでいい感じの面出しが
出来る、(ような気がする)。紙もヘロヘロになってるから
指の柔らかさに沿う感じだし。 …え?気のせいだろって?
う~ん、でもなんか600番より“へたった400番”を使っちゃうんだよなあ(^^。


     【閑話休題】
↓着陸脚。
着陸状態では蓋は写真矢印の部分で3つに分断しろと。
ゲロゲロ、めんどくせー。飛行状態では一発で閉じた状態にできて楽なんだろうけど。
塗装してから切るべきか、切ってから塗装するべきか…。

↓タイヤの接地面辺りを“D”カット状に削って機体の重量感を出す(矢印)。
こんな小細工でも雰囲気は変わるもんだ。

↓以上をサフブキして仮組みして眺めてみる。 …おお、雷電。
やっぱりこの流線型がカッコイイ。 零戦より好きかもな。




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