カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「ファイター1《6》」

2021年05月20日 | 製作日記 ファイター1
↓背面と腹面にあるスリットはもうガンダムマーカー(スミいれ用)でやっつける。
筆でチマチマ入れてて「!あ、はみ出たー…」とかやってるよりよっぽど早い。

↓スジ彫りはウェザリングカラーを流して、キツメに入れたいトコは
水性のPIGMAペンで描き込む感じ。

↓…と、遂に来た。このデカール、多分死んでるだろうなあ。

↓お!! …いけてしまった(笑)。20年以上経ってる筈なのに!
嬉しいのか残念なのかフクザツ…。というのも、この“1”はなんか小さいし、
“J”の縦棒の傾きが甘いと思っていたので「ダメだったら自分で好きな形に
マスキングして書こう」と腹つもっていたからである。
だから使えてしまったのが返って意外だったf(^^;。…でも折角使えたのでこれでいこう。

↓市販の注意書きデカールをカットしてパイロット名が
書いてあるような雰囲気のマーキングも追加(矢印)。

↓デカールを固める為にトップコートを吹きつけ。
このアイテムはもう光沢のテカ仕上げでいきますわ。

↓例の噴射炎のアクリル棒はクリアーオレンジと
フラットホワイトでグラデーション吹きする。

↓作っておいた台座にニスを塗り、PCで出力したネームプレートを
両面テープで貼り付け。いやネームプレートとは云いつつ、
ただのペーパークラフト用の厚紙だけどな。

↓これが完成形。観覧お疲れ様でした。
…上向きに立てたせいで当時100円のキットにしては物々しいボリューム。
スピード感も多少アリ。



↓今回はレジンで複製とまでしなかったけど、
もし“ファイター2”と2機あったらアクリル棒の長さで高さを変え、
もう少し大き目の台座に並べるとイイ感じだったのかもなあ。


アテにして“ZIMA”飲んでます。
ジーマ、よくBARの光電管ネオンとかにこの名があるのを見かけた気がする。
飲んでみると第一印象はアルコールのサイダー割り。しかも度数4%。
…うーん、自分は濃い目の酒が好きなのでちょっとパンチが足らないかも。
最近は発泡酒でも6%あるので4%だと「…ン?もしかしてノンアル?」と
思ってしまった。ZIMA好きな人スミマセンf(^^。

「クラッシャージョウ」は80年代当時、「マクロス 愛・おぼえていますか」と
並んで劇場版アニメーションとしては注目の作品だった。
当時モノのプラキット、「ミネルバ」とか「コルドバ」とかも作りましたよ~。
ビデオも持ってたんだけどベータマックスなのでもう観れない(泣)。

登場メカは山ほどあって、かなりキット化されてましたよね。
面白いのはもの凄い未来なので“ベンツ”とか“BMW”とかの自動車が
全て反重力というかエア・カーになって出てくる。それはいいんだけど
フロントグリルとかのデザインだけがもろ1980年代のイメージのままで、
後ろの方だけエア・カーらしくなってるというセンスが素晴らしい。
だからちゃんと誰が見てもベンツやBMWに見えるんだ。
これもキットがあったんだけどこの100円シリーズだったので
形がどれも不恰好で残念だったのが悔しい。
ホントはもっと平たくてカッコイイのだ。
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「ファイター1《5》」

2021年05月12日 | 製作日記 ファイター1
↓着色していきます。
ファイター1はブルーとホワイトの2トーン。
色合い的に自分はファイター2の方が好みなんだけど、
一機しか作らないのでやっぱりファイター1にする。
最初は明るい方のホワイトから吹く。例によって若干アイボリーに振った白を調合。

↓ブルーの方はクレオス80番コバルトブルーをベースに、
ミディアムブルーで少し濁らせてからスカイブルーで明るくしたイメージ。
セル画を見ても、真っ青ってワケじゃないよなー。ちょっとグレー系に濁らせて
明るくした色の方がオモチャ臭さは無くなる。

↓キャノピーフレームは“ブラックグレー”みたいな色してるけど、そんな暗い色を
先に塗ったら窓の発色がさせ難くなるので先に窓から塗る。
窓は濃いピンク色のスモークがかかった感じだけど、コックピット内が
透けた感じを考慮して“赤紫”みたいな色を作った。

↓続いてそれを明るくした色でハイライトを付ける。
この透明じゃないのに透明っぽく見せるのって難しいよなあf(^^;。
バンダイの“メカコレ”なんかには必要な技術である(笑)。

↓そして窓とボディーにマスキングしてブラックグレー。

↓噴射ノズル周囲の色はセル画では水色とグレーの間みたいな色を
塗ってあるけど、これはメタリック色を表現しているのではないかと。
某雑誌に掲載のちょうぎ氏のハセガワ製の作例でもメタリック色なのでそれに倣おう。
メタリック色を青色に振るにはクリアーブルーを混ぜるのがいいようだ。

↓設定画のエアーインテイク孔の部分は物々しい黒なので
まんまその通りに着色。これは多分、影の表現なんだろうけど、
こうすると視覚的にグッと設定画に近くなる。

↓ノーズ横のバルジにオレンジを筆塗り(矢印部)。
あと、さっきのキャノピー窓にクリアーレッドを重ね吹きした。

↓以上でこんな状態。



…次回は詳細塗装っス。
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「ファイター1《4》」

2021年04月26日 | 製作日記 ファイター1

…(つд`)はぁ~、可愛がってた猫がいなくなってからどうも寂しくていけない。
スーパーからの帰り道、猫を見かけるとつい立ち止まって眺めてしまったり。
人懐こいのに出会うと和んでしまう。…んー、またウチのゴミ箱あさる猫が
現れないかなあ…(苦笑)。

↓機首周りの膨らみにスラスター等の細かい彫りこみを追加(矢印部)。

↓主翼を両面テープで仮組みしてたのがだんだん
面倒になってきて、もう真鍮線での連結構造にした(白矢印)。
ついでに外側に傾いていたピトー管みたいな突起も真鍮線に置き換え(黄矢印)。

↓続いてディスプレイ関連の工作。
東急ハンズでこんなデコパージュと角材木を買ってきた。
木工ボンドでくっつけて2層構造の飾り台にするコンタン。
…でもちょっとこの下の板、でっかいんだよな。

↓こんな風にカットして真ん中を抜いて貼り合わせたら
小さく出来るゾ。これでモクロミ通りの形だ。

↓また出ました!…アクリル丸棒。
これをエンジンノズルを介して胴体に真鍮線で連結。
最初の過程で胴体の中に仕込んでおいたプラ角棒までしっかり通す。

↓こういう見せ方。 航空機なんかを上向けに立てて飾るのが
クセになってきた自分。ついに斜めではなく垂直パターンに至る。

↓コックピット後ろのサブ噴射口の径が小さめに思えたので
0.3mm厚プラ板を巻きつけてサイズアップ(白矢印)。
メインノズルの少し突っ込んだモールドも再現(黄矢印)。

↓んでサフブキーノ。

↓以上で形は出来上がり。 サイズがサイズだし、
今回はスジ彫りもほぼ設定画と同じくらいしか付けてない。


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「ファイター1《3》」

2021年04月16日 | 製作日記 ファイター1
↓機首両サイドの膨らみを追加(矢印)。
設定画に準じて作るとコレくらいのボリュームがある感じ。
ハセガワ製のはもう少し控えめに作ってあるなと思っていたら、
本編画像の画(セル画)を見ても結構小さい。自分はあえて設定画重視でいきますね。

↓主翼を付けてみる。
……うーーーーん、設定画に比べてなんとなく鈍重に見えるのはなんでか。
…後退角が甘いせいかなー。

↓翼の取付け面を削って3~5度くらい更に後退させた(破線が元の角度)。
更に翼端の跳ね上がった部分をプラ板で延長、スマートな印象に変えた(矢印部)。
お、イメージ的に近くなったゾ。
なんかピトー管みたいな突起が外側向いちゃったけど
これは後で真鍮線に置き換えてしまおっと。

↓垂直翼、というか安定翼みたいなハネも少し低い印象(矢印部)。

↓1.0mm厚のプラ板から切り出してみた。
(左写真の)左が自作、右がキットオリジナルパーツ。
まービミョーな違いだけど2mmくらい背が高くなったかな。

↓ここでランディングギアの凹をプラ板で埋める(矢印部)。
最終、飛行状態でディスプレイするつもりなのな。

↓出来たとこまでを仮組みするとこんな。
自分的に満足なレベルまで設定画に近付いた(^^。
フォルム修正はこれにて終了。




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「ファイター1《2》」

2021年04月09日 | 製作日記 ファイター1

…ひゃー、新型コロナ感染が大阪でも1000人/1日に迫る勢いで増えてしまっている(TT)。
ま予想はついてたけど。この間サクラを写真に撮りたくて近所のサクラ名所に
出かけたら、レジャーシートをひいて5人以上で飲食してるグループをいくつも見かけた。
「わーこりゃダメだ、増えるわ」 …そこから一週間、思ったとおりの結果になりつつある。

↓プラ板貼った機首の下のスキマにはエポキシパテを詰め込んでしまう。
この真ん中のバルジは小さいし位置が狂ってしまったので一緒に削り飛ばす。

↓機首両サイドのインテイク前をプラ板で延長(矢印部)。
前縁の角度をキット部品よりなだらかにする。

↓続いてインテイク内側にこんな段差を設ける(矢印部)。
機首の幅が広がった分、インテイクは狭くなった形だ。

↓下面もしかり(矢印部)。
機首の幅に合わせてインテイクを詰める。

↓ノーズ下のバルジをこの時点で作った(矢印)。勿論キットオリジナルより大きい。
左右両サイドにもあるけど、今付けると窓その他のスジ彫り加工がやり辛いのだ(~~b。

↓プラ丸棒のカットを使ってコックピット後部のノズル基部のバルジも大きくした(矢印)。

↓機首の形は先へ行く程上にしゃくれたような、
俗に云う“河森ノーズ”をちょっと大胆めに再現。
…モケイメーカーさんはあんまりやらないんだよな、こういうの。

↓コックピット後部のリブの間をパテで整えようとしたら
すんげーヤスり難いんでやんの(^^A。
で、こんな鋭角の奥に差し込めるヤスリを作ってみたりと。

↓今はこんな状態だ。


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「ファイター1《1》」

2021年04月04日 | 製作日記 ファイター1

劇場版「クラッシャージョウ」に登場の宇宙戦闘機、“ファイター1”です。
最近ハセガワからいいキットが発売されましたが、これは当時モノであります。
しかもニットーのヤツ。 …だからちっこいです、1/144。
当時は100円で売ってたんだけど何年か前に中古屋で見つけ、
たしか500円で買いました。

手直しする部分があるキットの方が好きな自分にはこの方が楽しいのです。

↓メインパーツの上下を重ねて形をチェック。
…うーんと、先ず受ける印象は後ろの平たい部分に対して機首が小さい。
コックピット周りのボリュームが足らない感じ。
並列複座型なので特に幅方向はかなり拡大しないと。
最大の手直しポイントはコレになりそう。

↓上下を接着する前にやっておいた方がいいのがこの後ろのラダー状の
パーツの薄々攻撃(矢印部4ヶ所)。
厚みが2mmくらいあるので真ん中辺りで1mm、
縁の方は0.5mmくらいに削るといい雰囲気になる。

↓ディスプレイの方法を企んでいるので中にプラ角棒を仕込む(白矢印)。
最終的に穴が開きっぱなしの部分は裏からプラ板で塞いでしまう(黄矢印)。

↓メインパーツ上下を接着後、機首の改造に移ります。
取り敢えずはコックピット後ろの“リブ”部分を電動ルーターで削り飛ばす。

↓1.2mm厚のプラ板で現状の機首の周囲をこんな具合に囲ってしまう。
機首はプラ板の厚み分膨らんでボリュームが増す。
この時さっき削り飛ばしたリブを再生。

↓仮に少し形を整えて鉛筆で窓等の線を描き込んでみる。
…かなり設定資料の画に近くなったね。因みに機首の先端はキットパーツに
比べ8mm前方へ伸びた形だ。
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