カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「オブイェークト279 《девятьヂェーヴィチ》」

2015年03月31日 | 製作日記 オブイェークト279
↓エクステリアの備品を塗装。

↓ワイヤーロープは金属製なので弾力があり、端の2点で接着するのに少し難儀。
その後備品に合わせて再度錆び塗装追加。

↓続いて透明部品関係。…実は本キットは全く透明部品が付属していない。
ライトレンズさえボディー色と同じなのであれこれ他のモノで繕ってみたんだ。
お助け部品をガサってたらちょうどいいのがあった。車模型を作ってたとき買った
モデラーズのレンズセット。

↓左はエンビ板から切り出してクリアーレッド+クリアーブラックで塗った
赤外線投射機のレンズ。右はレンズセットから選んだライトレンズ。

↓こんな感じ。…詳しくないのだけど赤外線投射機って別に見た目赤くはないのかな?
カバーがしてあってボディー色と同じ色にしてしまうテもありらしい。
ライトはちゃんと中にバルブの形があるので、これを隠してしまうのは惜しい。

↓ペリスコープ部もこんな部品になっている(写真21、23番)。
ボディー側でワザワザ穴が開けてあるのにコレを詰め込ませるところをみると
当初は透明部品にするつもりだったのが出来なくなった事を思わせる。
で、右はそれぞれの代替え品。素材はエンビ板、他キットの透明部品のランナーなど。

↓…まァ変なコダワリだけだけど(^^;。砲塔を車体にすえたら光も通らず
グロスブラックで塗りつぶしたのとそうも変わらない(笑)。

↓一応、仮に履帯を付けてみる。おー(^^Aやっぱ組み辛いわ。
もう一回外す予定なので他を壊す不安満々。

↓アンテナとか、極端に折れやすそうな部品を残しほぼ完成。
この後足周りを中心にウェザリングパステルで処理するワケだけど、
その前にデコパージュを作ることにします。


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「オブイェークト279 《восемьヴォースィミ》」

2015年03月25日 | 製作日記 オブイェークト279
↓機関銃はスライド機構を使って銃口が開けてある。…なかなかやるな。

↓う~ん、サイドから丸穴を加工してサーマルジャケットみたいにしようかと
思ったけど、よく考えるとロシアっぽくない気がするのでやめ。

↓かなり使い込んだような車体が狙いなので錆びそうなトコロは真っ茶っ茶に。
車輪の履帯との接触面も多分真っ茶っ茶になるかなあ。

↓当然履帯もベース色は真っ茶っ茶にしておく。

↓量産車らしく車体番号をマーキング。有りもののデカールを利用したので
砲塔の横のヤツなんかは少々大きめかな。マークセッターとマークフィットを
つけまくると心配していたシボ面への定着もなんとかなった(汗)。
こういう、シンボルや番号のマーキングは形状が増えるのと同じくらい視覚情報が
増えるのでやはり欲しいところ。

↓錆びサビな設定部分に筆で地図を描く。
塗膜が剥がれ落ちた部分がたちまち錆びたような表現のつもりなんだけど。

↓以前施したパテの凹凸が狙い通り塗膜の浮き上がりに見える。これは成功成功(^^。

↓…で上からブラシで薄っすらレッドブラウンを吹いて雨で流れた錆びの跡を
着けるといい感じになる。これでかなり鉄の隗っぽく見えてきた気が…。

↓自分は最近この錆び錆び攻撃に嵌っていて、装甲板というとスグこうしたくなる
のです(^^A。“雨ざらしウェザリング”だな。やりすぎ注意(…って既にやりすぎてるかも笑)。
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「オブイェークト279 《семьスイェーミ》」

2015年03月19日 | 製作日記 オブイェークト279
↓やっとこさ塗装に入る。
史実に従ったものを作ろうとすると試作したロシアングリーン単色の1輌に
ならざるをえないので、ココはやっぱり量産を想定して自由度を上げようと。
で T-72やT-90みたいなロシアっぽい迷彩にすることにしたぞ。
基本塗装に用意したカラーはこの3色。

↓今回は色調にメリハリをつける為の、モールドに沿って下地にブラックを
吹いておくやり方をやってみた。

↓0.4mm口径のハンドピースで徐々にロシアングリーン2を重ね塗り。
車輪周りとか、奥まった所まで着けようとするとけっこう時間がかかるのな。

↓ベース色完了。お、何となくモールド部にシャドーが残ってるね。

↓迷彩の時は自分はだいたい、先ず紙に色配分のマンガを描いてそれぞれの
色のバランスをエイヤーで決めてしまってから始める。実際は3次元になるので
形の状況によって都度細かい変更はしたりするけど。
二色目のへンプを吹き終わったところ。

↓コレは即興で作った車輪の為のマスキング紙(^^。

↓こんな風に使う。車輪は一個一個完全に一色に塗ってあるのがパターンだよな。

↓こんな具合。…でもなあ、この辺りは後で錆び塗装が激しい気がするので
他にも色が付いたところであんまり判らなくなってたかも(^^ゞ。

↓3色目は軍艦色を使ったけど、結局だいぶブラックを混ぜて暗めにした。
ブラックグレーくらいの方がよかったかも。
現在ロシアの博物館にあるらしい実車も後から迷彩塗装をしたみたいだけど、
かなり派手な感じになってるので参考にはしなかった。

↓更に上からブラックでグラデーション。
最初の下地ブラックは迷彩したら効果が殆ど目立たなくなってたし(^0^;。
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「ガンプラブーム」 ~プラモ買うのに店頭に並んだ思い出~

2015年03月16日 | 昔回想

自分が中学生から高校に上がって間もなくくらいかな、そんな時期に
ガンプラが流行り出した。その頃自分は“カウンタック”とか
“ポルシェ”とか、スーパーカーと呼ばれる部類のプラモをよく作って
いたので「機動戦士ガンダム」の番組も存在は知ってたもののあんまり観て
なかったんだ。なのでそのブームで初めて登場するモビルスーツのデザインを
意識し始めたくらいだった。

MSで初めに気に入ったのは“ズゴック”。ソレまでのスーパーロボットに
よくある人間に近い顔したのとは違い、頭が無くズングリした形に凄い
センスを感じたので。で、1/144のヤツを購入するワケだが、
そんときボディーに塗った色が「薄紫」(笑)。
…もろ「ガンダム」観てない奴の典型だな。
でも素組みじゃなく改造したゾ!  …え?何処かというと“爪”。
爪が本編の絵に対して長すぎないか?ってのには気がついて、
半分くらいの長さに切って丸くヤスった。短い方が本編画像の雰囲気に
近いと思ったんだ。これは後に同スケールでシャアズゴックを作った際にも
同じことをした。まそりゃどーでもいいかf(^^)。
ガンプラはアニメキャラクターでありながらゼンマイ動力とかが無い
ディスプレータイプの商品だったせいかその後ももの凄く流行った。

「モデリングサークルAPC」は実はこの頃に発足した模型サークルだ。
自分が馴染みのおもちゃ屋さんの店主から、プラモをやってる
連れと自分の2人で店の常連の子供に塗り方とか教えてやってくれないか、
という提案を受けたのが発端。…後で思うと店のプラモ販売の戦略だったんだけど。
でも呼びかけると5~6人集まった。初期の集会はおもちゃ屋さんの
ダイニングキッチンを借りてやったんだ。 …超アットホーム!(笑)。
テーブルクロスの上に持って集まった作品はやはり基本ガンプラだった。
APCはガンプラブームに乗って出来上がったサークルと云っても過言ではナイ訳だ。
そんな頃かな、巷では「ガンダムが買えずに泣いてる子供がいる」とか聞いたのは。

当時自分はスケールモデルが好きだったので1/100とか1/60とか、
でかいガンプラは買わなかったけど300円のはガンダム、ザク、etc買って
作った。で、アッガイが欲しくなった時にその常連の店とは違うところで
買おうとしたんだけど、その時店頭で整理券を渡された。
「わ、こんなシステムなの?」つまり新製品は取り合いになるので
こうしてるとのこと。整理券があたらなかった子は並んでも無駄ということだ。
そこで初めて“泣いてる子供がいる”実感がした。300円のプラモ買うのに
こんなタイソウな、とも思った。自分はもう高校生なので券持って並んでるのが
後ろめたくなるくらいだったのな(汗)。

でもそんなのはまだ序の口だった。
ある街のプラモ店では、1/144のガンプラに1000円くらいのレシプロ飛行機
やら戦車やら、一個づつ紐で縛って置いてあるのを見かけた。
なんでも、ガンダムばかりが売れて他のが全く売れないから、ガンダムと他の商品
とをくっ付けて「これが欲しけりゃコレも一緒に買え」みたいな暴利な事を
してるらしい。いわゆる“抱き合わせ”と云うやつだ。
ガンプラ1個に2個くらい大きなスケールモデルが付いたヤツも
見かけた気がする。ウソではないよ、本当に見たんだから。
いくら売れ行きが偏ったって、そんな事しちゃ駄目だよなあ…(^^A。

近頃のガンプラはほぼ設定の形にクリソツでおおよそ文句のつけようが
ないスタイルだけど、その頃のはみんななんとなく肩幅大きくて頭がでかいような
不自然な感じだった。そんな中ザクとかで流行った改造は決まって頭を左右方向で詰めて
小さくするのと胸のパーツの腕の付け根面を削り込んでハの字にし少しイカリ肩にするとか。
んでサークル会誌(定期的に会員に配るコピー誌)に投稿する製作記事に、
〈設定〉と〈キット〉の絵を並べて描いて得意気に修正箇所を説明するワケだ(^^)/。
あとはモノアイを左右に可動させたり。…その頃あそこは透明部品もなくて単なる
モールドだったもんな。足も完全に平行に前を向いてたので、大河原邦男氏のイラスト
みたいにガニマタにする改造で皆「おおーっ!」ってなってた時代だったのだ。
まー当時自分はそこまでしたこと無かったけど…。
最近は別売改造パーツとかも凄い充実してて、「当時こんなのあったら小躍りしてた」
って思ったりするよな。

(卓上のモデルは1/100「“赤い彗星”のザク」)
コメント (4)
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「オブイェークト279 《шестьシェースチ》」

2015年03月07日 | 製作日記 オブイェークト279
↓“ジムビーム”というウィスキーを買ってきた。
TVでローラが宣伝してたやつだ。たまたまコップ付きのが
あったのでお得かなと…。

↓上の箱を開けてみるとボトルと同じ柄のコップが入ってた。
ありゃ、も少し背の低いどっしりしたヤツを想像してたんだけど(^^)。
ま、これはこれでいい味のグラスだ。

↓…考えてみるとバーボンウィスキーって初めて飲むかも。
アメリカはケンタッキー州で作ったウィスキーという事だけど
国産との味の違いはあんまり判らん(^^ゞ。


↓実はここ数日風邪気味でしんどかったので、まだ塗装に入っていないf(..)。
で、細かい部分を突っつくようなDUをしてました。
あの、サイドのエッジ部分を下に折り曲げた断面に何も無くて不自然だった
ので資料がないか捜したものの写真も見当たらず。…でしょうが無しに
似たようなモデリングをした他の作例からイメージをぱくった(矢印4箇所)。
間違っててもいいや。これでなんとか固定出来るような感じに見える。

↓不明だったエッチングパーツ“PE4”の取り付け箇所判明(矢印)。
赤外線装置ブラケットのリブだったのだ。しかしこの部品は4つも
付いているので予備があるにしてもなんだか多い。他にも取り付け場所が
あるのかな?

↓コマンダーキューポラの前のライトっぽい部品も取り付け。
ケーブルは例の鉛線で再現。

↓更に備品を引っ掛けておく金具を0.3mm径真鍮線で工作。
各部品、1箇所だけの穴加工で差し込んである。
これも「モデスポ」のAFV講習で習った。

↓?なんか、こんな形の金具(矢印)もあるようなのでプラで自作。

↓砲身基部のリベット凸は伸ばしランナーのブツ切りで…。

↓なんだかんだやってると別売のエッチングパーツセットに
迫るディテールが揃ってきたような感じだよ(笑)。
コメント (2)
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