カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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(小さい写真はクリックで拡大)

「BRDM-2《Одинадцять (オディナイツェチ)⑪》」

2022年06月24日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
…暑いですね。6月からこんな気温だったら7月8月大変だろうな(^^A。

↓車体がひっくり返った珍しい実車写真から、ドライヴシャフト、ギアボックスは
黒いのが判明(白矢印)。あと補助輪のドライヴチェーンはそれらしく黒鉄色に塗った(黄矢印)。

↓後回しになってたランプ類いきますね。
こんな、灯体自体が全部透明パーツになってるヤツあり。
こういうのは先ずレンズの裏辺りにクロームシルバーを塗っといて
乾いたらレンズを残して上からボディー色を塗るよろし。
前から見るとレンズの中だけがクロームになるのな。

↓車体に付けたところ。上項目のランプは白矢印部。
後の4つのランプは通常よくあるレンズだけが透明パーツのタイプだった。
尚、実車の写真ではこの黄矢印のランプはレンズが黒く見えるので
スモークグレーで暗い色にした。

↓ランプガードはプラパーツなのでなんかブットい。
別売りのエッチングパーツがあるっぽいんだけどそんなに金掛けてられっか。
だいいち入手も困難だろうし。

↓頑張って削り込みとカンナ掛けで攻めてみる。
エッチングパーツ程じゃないけど結構細くなったぞ。
しかしめっちゃ強度が落ちてるのでソコんとこ注意(笑)。

↓これは屋根の上にあるサーチライトみたいなヤツ。
レンズの径がデカイので透明ランナーの切り出しを使って中にバルブっぽい形を作った。
この後レンズ部にマスキングして全体にボディー色を吹く。
灯体を支える金具はエッチングパーツなのでめっちゃ薄い(矢印)。
これもヨレヨレ過ぎて強度不足な感じ。

↓車体に付けるとこんな。…精密感はあるんだけどな。

↓制動灯は透明パーツじゃなかった(矢印)。
ま、別にいいんだけど。やや暗めのレッドを塗っとくと実感が出るぞ。

↓…えー、この辺で全体にウェザリングカラーをかける。
今回、車体の白い部分にはマルチブラックを流し、
シャシーやホイル等は泥汚れのイメージでグランドブラウンを使用。

↓「UN」以外のマーキングは適当にストックのデカールから
それっぽいのを選んで使う。写真の大きなシートは航空機のやつで、
小さいシートは以前本ブログで製作した「シュコダ PAⅡ」の余ったデカール。
矢印の破線で囲ったやつ辺りで数字とナンバープレートを繕ってみた。

↓車体番号“45”(白矢印)。
ハナシがそれるけど黄矢印のワイヤーは銅製のが付いてて、
メタルプライマー塗った上から塗装したのにもかかわらず車体に沿わせて
曲げる時に剥げるのなんのって…(><;。
タミヤさんみたいにプラ製のやつでいいのになあ。文句タラタラ…。

↓…かくして今はこんな具合だ。随分形が見えてきたね。



次回はチッピング、他の処理を予定
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「BRDM-2《Десять (デーセチ)⑩》」

2022年06月17日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
つい先日、とうとう自分も“スマホデビュー”させてもらいました。
…というか強制的にさせられた、みたいな。ガラケーのサービス終了で替えざるをえなかったのです。
スマホになると更に機能充実、アイコンが多すぎて今は氷山の一角しか理解できていません。
電話とメールさえ使えれば自分は大満足なのになあ(^^;。

《国連仕様の装甲車》

↓取り敢えずはサフブキーノ。
既に取り付け済みの透明部品にはマスキングしておいたので大丈夫。

↓例によって形のアクセントになるような場所に
薄っすらフラットブラックを吹き付ける。

↓以前に書いてたように国連仕様のボディーカラーにするんだけど、
多分車体下面は内装の下側に塗ったオリーブドラブみたいな色でいい筈。
実車はこの色の車体にあとからホワイトを吹きつけ塗装しているだろうと推測。

↓…ほいで、国連仕様のボディーは真っ白なんだろうけど、
ややクレオス97番(灰色9号)を混ぜ込んでトーンを落としている。

↓さっき吹いておいたブラックが完全に消えないよう、
ガンダムの塗装方法で有名な“マックス塗り”っぽいやり方で塗料を載せてゆく。
一応フェンダー内に吹き込まないようマスキングテープを写真のように貼ってます。

↓「UN」の文字はマスキングテープの切り抜き、つまり塗装で対応。
“UN”の大小多数のサイズ揃った別売りデカール売ってたらいいのにね。
国連のマークも付いたやつね。…結構使うと思うんだけど。

↓BRDM-2の国連仕様車は割りと実車写真がネット上にあり、
大体この配置に“UN”の文字あり。
先ず車体の横腹にでっかいのが一箇所づつ計2個、波除けパネルの真ん中に一箇所、
リアパネル(後面)のサイドに一箇所、計4箇所。
リアパネルには左右に2箇所あるヤツも居るみたいだけど、ヒツコイ感じなので一箇所にした。
幾つか実車写真を見たけど、文字のサイズも横腹の面いっぱいに書いてるのや
ちょこんと小さく書いてるのとか、同車種でもマチマチで適当っぽい(笑)。
だからサイズも自分のセンス。字体は大体ほぼこんな感じ。

↓…こんな具合。
文字も真っ黒ではなくブラックグレーっぽい色を吹いた。





ちょっと最近モデリングをサボり気味で、今回はこのくらい進んだだけf(^^。
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「BRDM-2《Дев'ять (デーヴィエチ)⑨》」

2022年06月08日 | 製作日記 BRDM-2装甲車
《溶接ビードの再現》

↓ボディーの出っ張りごと透明パーツになってる覗き窓部品は
裏からブラックグレーを塗って接着し、スキマに溶きパテを塗る。
基本色の塗装時はこの三つの窓のマスキングを忘れないようにしなくては。

↓ボディー上下パーツを接着~。

↓接合部のパテ処理が済んだら矢印部に細切りのプラペーパーを貼る。
実車の写真から、溶接ビードの凸があるみたいなので工作してみようと。
…よく観察すると他にもこの鉄板の折れ線部分は全て溶接してるみたいなんだけど、
グラインダーでならしてあったりなかったりで付けるのは任意の場所でもOKっぽい。

↓続いてデザインナイフで細かいピッチの切れ込みをつける。
写真のように先ずは上斜めからチュクチュク入れて、後で下斜めから入れると
“V”の字型に溝が出来たり出来なかったりでバラツキのあるギザギザが出来るのだ。

↓細かくて見辛いけどこんな。…溶接ビードっぽく見えないか?(^^

↓次に外装基本色と同じ色になる細かい部品を付けていくのな。
これは前部波除けパネルの支柱。こういう小さい部品はランナーから
外す前にパーティングラインを処理してしまうよろし。
…それにしてもこのキット、パーティングラインが肉眼で見難いくらい
小さいぞ。金型の精度がいいって事だよなあ。

↓残念ながら波除けパネルは可動ではない。
たたんだ状態にしようと思うけど接着するとスキマの塗装がし辛いので仮付けする。
支柱が細くてパネルと支柱間の接着代が無く位置が決まらないので、
車体に取り付けた状態で接着剤を固めるといいかな。
固まったあとでも支柱のタワミで本体から外せるのだ。

↓この後ろ側に付いてる大きな箱状の部品は旗のようなポールを多数保持する部品らしい。
タミヤのキットのように各部品の説明がないのでよく解らないんだけど
化学防護車特有の装備らしい。 …が、いいアクセントなので付けようと思う(笑)。
でも写真のようにポールを積載していない状態にしようと。

↓写真の4つの矢印はエッチングパーツ。
内、黄色矢印2つは多分ポールを運搬するときに束ねて載せておく受け金具。
パケの画ではポールは例の箱から下向きに垂れ下がってるんだけど、
運搬時はこの箱ごと後からクルッと回してこの金具の上にもたれ掛けさせる感じなのかな。
…まァこれも塗装時に壊れやすそうなので今は両面テープで仮接着なのだけど。

↓フロントウィンドーの装甲版と乗降ハッチも仮付け(白矢印)。
外装塗装時の塗料進入が防げるしね。
旋回砲座の穴(黄矢印)は砲塔と重なる部分があるので多分マスキングテープ処理する。

↓エクステリアのパーツはこんな具合かな。
つまりこの写真で見えてる部分はほぼ基本外装色になる。


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