カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
幅広い分野の模型製作を詳しく解説!≫
(小さい写真はクリックで拡大)

「紫電11型(伍)」

2016年09月29日 | 製作日記 紫電11型

先日このDVDソフト買ってきました。
この所個人的にDVDを買う程の映画っていうとこの“ディズニー”、
“ピクサー”系のCGアニメが殆どで。…「カーズ」とか「マダガスカル」とか
だいぶ嵌りましたがこんどはマンマとこれに…。
動物キャラクターの擬人化がリアル過ぎて笑ってしまうのと
表面の毛並みが実写みたいでなんと言うか…手触りが伝わってくる…
もはや子供向けのアニメじゃないです(^^;。

↓えーと、機体外装の塗装をしました。
機体の下面は明灰白色ではなくて似たようなこの色を明るさ調整程度で塗装。

↓上から少し濃いめの色でボカシ汚しを。
大体はモールドに沿ってグラデだけど矢印の部分はマスキングテープを利用して
くっきりさせたりも。上手くやるとパネル毎に色を変えてるような凝った塗り方に
見えたりするのだ。

↓上面色を吹く前に、枠が同色のキャノピーを準備。今回は駐機状態なので
開いた状態にしたい。エッチングソーでご覧のように分離。

↓ほんでまた嫌いなこの作業(笑)。こんどはフライングパンケーキより棧が多いぞ。
直接キャノピーの部品にデザインナイフを当てるのが嫌なので自分はマスキングテープに
ペンでシルエットを写し取ってから切り取ってます。多少狂ったりするけども
そこらへんはトライアンドエラーで…。

↓上面色はクレオス15番の暗緑色にオリーブドラブを混ぜたもの。
15番は少し青みがきついと思ったのでもっと茶系に濁らせたのである。

↓毎度の如くモールド辺りから徐々に濃くしていく塗り重ね方。

↓その後少し明るい色で退色表現というか、色褪せの再現も。
主翼前部の黄色い帯はデカールが付いてるけど今回塗装で済ませてしまった。

↓着陸脚も着色~。

↓…おお。グッと帝国海軍機らしくなってきた(^^)。

↓しかしココで不具合に気がつく。
スケール的にやむなくキャノピー部品の厚みが大きいので
後部にずらしたやつが後ろのやつの上にきっちり被さらない!
うーん、ビミョーな干渉だけど(汗)、f(~~;上手く誤魔化せるかなー。
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「紫電11型(四)」

2016年09月20日 | 製作日記 紫電11型
↓これはカウルフラップの部品。
以前からレシプロ戦闘機を作るとしたらカウルフラップが開いている状態を
やってみたかった。1/72じゃちょっと小さいけどやってみる。
写真左は部品そのまま状態。右はフラップの境目で分離したもの。

↓開いたフラップを薄く見せる為に一部を残して0.3mm厚のプラ板に置き換えた。
しかしこの厚みだと接着代が不安なのでこのように0.5mm厚のプラ板で裏を補強。

↓…ちょっと壊れ易そうだけどなんとかなるもんだ。

↓着陸脚にもケーブルを再現しようと思う。
右はストックにあった鉛線。ちょっと太いかなと思いつつも、
これは形がつけ易いので便利なのだ。

↓写真の白い矢印部は1/32とか大っきいスケールの作例にはよく付けてある
のを見かける、多分これはブレーキチューブかな?…比較的太いケーブル。
これを鉛線で作った。で黄色い矢印は脚伸縮の油圧配管と思しきちょっと細いヤツ。
これは延ばしランナーで。まーそれでも全然ブットいけどな(^^A。

↓またココまでを仮組み。
おお、カウルが付くとグッと形になったように見える(^^。

↓塗装の段取りを考えて、両面テープで仮付けしたりしてるので
なんだか歪んでたりする部分があるけどあしからず。
増槽タンクは特にノーマルなものの、中にエポパテを仕込んで重くしてある。

↓着陸脚もケーブルが付くだけで結構精密になった気分になる。
カウルフラップの方は少し大げさに開き過ぎている感があるかな。


それにしても紫電の着陸脚ってヤタラ故障が多かったらしい。
主翼の位置が位置なだけに、翼からの飛び出しが長いのだ。
その対策で翼から起き上がって更に油圧で伸縮する複雑な構造になり、
整備も難儀だった。…じゃあ、そんな事するくらいなら根元の位置を
もっと外側に振って正味の脚長を長くすればいいんじゃないかと
素人考えで思ったりするけど、それはまた着陸時に主翼の付け根にかかる力も
増えそうだし、機銃との位置関係みたいなのも関係してるんだろうけどね。
紫電改に移行する要因の一つだったみたいだ。
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「紫電11型(参)」

2016年09月11日 | 製作日記 紫電11型
↓胴体を合わせてコックピットを嵌め込みました。

↓個人的に不安だったのでコックピットの床下と主翼の間に
プラ材をかませてコックピットが下に陥没しないようにしてしまいます。
エポキシパテは多少のウェイト代わり。

↓更に写真のように主翼下部の部品と胴体の間にプラ板をかませて
主翼のシナリに対する強度増しをしておいた。
プラ板の内側が胴体の部品に密着しているのがミソ。
勿論この部分は接着してあります。

↓これは主翼下に付く機銃のポッド。
後ろ側、主翼のラダーが動く範囲を避けた部分はスキマがあるので
ビミョーにこの肉盗みが見えてしまいます。
なのでプラ板とパテで埋めたのな(矢印部)。

↓エンジンの形が再現されているのでここでカウルストリップも
したいと考え始めた。
…が、このスケールではそれは想定していないらしく、
写真の部品は実際とかなり違う形をしているようだ(TT)。
この板状の形のせいでエキゾーストパイプがエンド部分しかないのだ。
しかしどうもこの板はカウルの支え的役目にはなっていないようなので
削って少しでも実物に近いイメージになるよう頑張ってみる。
エキパイの延長部分は延ばしランナー。

↓…う~ん、だいぶウソっぽい所もあるもののこんな雰囲気。
「このパイプは何番のシリンダーから来てるのでコレはこっち方向に
曲がっていないと…」とかはもう言いっこなし(笑)!
エキパイがエンジンから出てる、ってのだけ伝われば…^^;。

↓前部の9気筒分のみプラグコードも付けてみた。
素材は「氷川丸」の張り線にも使用した0.14mm径の銅線。

↓以上を機体に仮付けしてみるとこんな感じ。
アラは塗装でシレーっと誤魔化せるかと…^^。


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「紫電11型(弐)」

2016年09月05日 | 製作日記 紫電11型
内装部に色を塗りました。
胴体に封入してしまうとやりにくい為その前に完成状態にしておきたいので
チッピングというか、塗装が剥げた感じもココでやってしまう。

↓コックピットで使うデカールは計器板とシートベルト。

↓以前作った「フライングパンケーキ」の時は
デカールが馴染まないと思って計器板の凸凹を平らにヤスってしまったけど、
マークソフターを使えば結構計器板の形に密着するのな。あんまり気を
使いすぎてたみたいf(^^。
あと紫電の計器板は全体が黒いようなのでイマイチ計器の存在感薄し。
惜しむらくはデカール側でもう少し計器一個一個の周囲のリムが
白くはっきりしていたらなあ、と思った次第。

↓艶消しタイプのトップコートをかけてから
筆で計器の部分だけクリアーを載せるとぐっとリアルになる。

↓一応シートベルトもデカールを使ってみたけど、
やっぱりなんだか漫画の絵みたいで立体感はなし。

↓…結局またマスキングテープの切れ端とプラペーパーで自作。

↓コックピット部分だけ組むとこんな。
1/72にしてはわりと内容がある感じ。



というワケで未だコックピットをチンタラやってました^^;。
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